- WEBディレクター
- Web Engineer
- ビジネス職
- Other occupations (3)
- Development
- Business
「『Hibana』があって本当に良かった。」コロナ禍に会社を支えた全社横断プロジェクトとその未来。【イベントレポート】
先日、全社営業職の合同プロジェクト「Hibana」※の発足1周年を記念した社内イベントを行いました。
イベントについて
2021年4月に発足1周年を迎える「Hibana」。「Hibanaの1年とこれからの10年」と題した各部署の部門長3人によるトークイベントです。「Hibanaの誕生秘話」「1年を振り返ってみて思う事」「10年後のHibanaとは」などのテーマで1年を振り返り、未来について語り合いました。内容ももちろんですが、在宅勤務が始まってからはなかなか見られなかった、部門長3人が揃ったざっくばらんな会話や参加者からの質問が出来るところもポイントとなりました。
当社が大切にしている想いや考え方を感じていただけるトーク内容の一部をご紹介いたします。
※Hibanaとは、
フロントに立つすべての営業職メンバーが、全社員の想いを背負いお客様に価値を届ける瞬間を最大化するためにスタートした全社横断プロジェクト。
詳しくはこちら
左:取締役(元・メディアソリューション本部 本部長)/房 紘士
2006年にウエディングパークに中途入社。営業担当として全国の結婚式場のWebマーケティングをサポート。2009年に海外ウエディングサイト「Felicita(現・Wedding Park海外)の営業責任者を経て、2015年、取締役に就任。2015年~2021年3月まで営業本部(現・メディアソリューション本部)の本部長兼任。
中央:デジタルマーケティング本部 本部長/大竹 淳介
2007年株式会社サイバーエージェントに新卒入社。インターネット広告事業の営業マネージャー、グループ会社の営業責任者を経て2013年ウエディングパーク入社。広告商品開発を経験した後、現在は2017年に新設されたアドテク本部(現デジタルマーケティング本部)の責任者としてブライダル業界のデジタルマーケティング支援に従事。Hibana総合プロデューサー。
右:社長室 室長/小林 司忠
2008年ウエディングパークに中途入社。営業本部に配属となり、関西エリアを中心に営業活動に従事。その後、西日本エリア責任者に。2015年の社内新規事業コンテスト(N1)から生まれたPhotorait事業の営業責任者を務め、2017年より同事業の責任者に着任。2018年からは新規事業を管轄する社長室室長に従事。
▲イベントの様子。自社の動画スタジオで撮影をし、社員に向けてzoomを使って生中継を行いました。
Hibana誕生の背景は「21世紀を代表するブライダル会社を創る」ため
ーHibana誕生の背景を教えて下さい。ー
房:ウエディングパークは、成長していく中で提供できるサービスも増え、組織が大きくなってきました。それに伴い営業職はサービスごとに3つの部署に分かれ、それぞれの組織を確立していました。しかし、業界に大きく貢献するためには会社が掲げる「21世紀を代表するブライダル会社を創る」というビジョンを目指さなければいけない、と考えた時、「それぞれが協力して良いところを生かし合った方がよりシナジーが生まれて強い組織となりビジョンに近づけるのではないか?」という話になったのがきっかけですね。
※当社の営業職は、提供するサービスごとのチームに所属しています。
大竹:それから、2019年12月に本格的に3部署のシナジーを生み出せるようなプロジェクトを検討しようという事になりました。まずはとにかく多くの社員にインタビューをしましたね。自分の所属するデジタルマーケティング本部だけではなく、メディアソリューション本部や社長室の社員ともランチなどをし、今の営業現場の実態や課題などをヒアリングしました。どんなプロジェクトになると価値を発揮できるか、丸一カ月構想しました。そこから3カ月かけて各部署の部門長で話し合いを重ね、晴れて2020年4月に全社員にむけてリリースできたというわけです。
1年を振り返って思う事は「Hibanaがあって本当に良かった。」
▲(左)モデレーターはHibana運営活性化チームリーダーの栗山愛が担当
ーHibanaプロジェクトを始動して1年が経ちましたが、振り返るといかがでしたか?ー
房:始めて本当に良かったと思います!Hibanaが始まったのは2020年4月。ちょうど新型コロナウイルスの影響でフルリモートワークになって物理的に部署間で繋がることがより困難になってきたタイミングで、もしHibanaがなかったら各部署が孤立し競争力が低下していたかもしれない。そう考えると、Hibanaがあったからこそコロナ禍でも互いに手を取り合い協力し、切磋琢磨出来ていたんだなと感じます。
小林:社長室は新規事業を扱う部署で、部署内に営業や開発メンバーもいてコミュニケーションが部署内だけで完結することも多く、他部署との関わりが正直薄かったと思います。Hibanaが始まって他部署との繋がりが出来たことで、Hibanaや他部署の情報が飛び交うようになりました。根本の意識が変わり、以前よりも会社のビジョンを自分ゴト化して考えられる組織となったように感じています。
10年後、ウエディングパークの営業職を社内外からの「憧れの存在」へ
ーHibanaはこれから何年も続いていくプロジェクトだと思いますが、10年後のウエディングパークの営業はどうなっていると思いますか?ー
大竹:「21世紀を代表するブライダル会社を創る」というビジョンに向けて、Hibanaがみんなの当たり前の文化になっているといいなと思っています。具体的に言うと「ウエディングパークの営業職」として10年後に実現したいことは3つ。1つ目は、ブライダル業界で最も信頼できて頼れる存在であると思っていただけること。2つ目は、集客の一部を担う営業担当ではなく、お客様のビジネスを成功に導くパートナーとなること。3つ目は、社内からも“営業職ってかっこいい”と憧れの存在となる事。10年後にはそんな組織になっていたいと思います。
ウエディングパークの強みは、社員同士の距離が近くチームを大切にするカルチャー。会社として成長するためには、個の力を伸ばしつつもチームで強くなっていくことが大事だと思っています。
房:私たちが大切にしている行動規範「TRUTH」の中にも「憧れになる」という言葉ありますが、社内外問わずウエディングパークの営業職を憧れられる存在にしたいですね。イメージとしては、「将来なりたい職業ランキング」にウエディングパークの営業職が入る、というくらい(笑)。コロナ禍で業界が直面している課題は大きく、私たち営業職も集客の一部を担うだけではなくビジネス全体を考えるコンサルティング要素も重要になって、より価値のある存在になっていくと思います。
10年後の未来は”みんな”で創っていく
ー10年後に思い描く未来を創るために、今考えていることはありますか?ー
大竹:基礎となる方針や土壌となる風土は運営側で創っていきますが、それをどう具現化していくかはトップダウンではなく、みんなで創っていきたいと思っています。競争力になる文化にするためには、みんなが当事者意識をもって関わっていくことが重要です。これまでもいろいろな施策が走ってきましたが、メンバーから発案して取り組んできた施策も大いに盛り上がっています。そうやってHibanaのコンセプトが一人ひとりの魂に宿っているといいですね。
小林:もし「実はこんな取り組みをやってみたい」とか、「こんなことを課題に感じているけどみんなはどう思っているんだろう」とか、ビジョンを実現するために必要だと感じる事や課題に感じている事があれば何でも言ってほしいです。Hibanaというプラットフォームを使って何をしたいかという考えを全員が持っておくと良いですね。
房:Hibanaの趣旨は、全社営業職を統合する事で顧客に価値を届ける瞬間を最大化することです。その先には、会社のビジョンの実現やブライダル業界で働く人々や結婚するおふたりの幸せ、社会への貢献があります。なので、営業職だけではなく、全社員が積極的に関わってくれると良いなと思っています。
イベント終了後、社員からはアツいコメントが!
参加者へのアンケートでは、
「Hibana結成秘話や背景などを伺えたことによって、よりプロジェクトへの参加意欲を高められました!」
「Hibana誕生秘話とお三方の熱いお話しは胸が熱くなりました! 」
「『営業を憧れにしたい』に関してはまさにそうで、自分自身がMGRになりたいと思ったのもそういった考えがあったので、Hibanaを通してもっとレベルの高い営業に、憧れられる存在になれるよう一枚岩でやっていきたいと思いました。」
「Hibanaについての内容を再認識でき、また先々の展望から期待感が持てました。一人ひとりが意識して取り組むべきことと改めて感じました。」
など、社員からのアツいコメントがたくさん集まりました。
私たちは「21世紀を代表するブライダル会社」になる事で、お客様やその先の結婚するおふたりに貢献できると考えています。ウエディングパークの営業職はお客様に価値を届ける瞬間を最大化できるよう、これからも成長していきます。