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「技術のウエディングパーク」これまでとこれから(システム統括:西)

なぜウエディングパークに興味を持ったのか

―まずは、ウエディングパークに興味を持ったきっかけを教えてください。

"結婚式にはWebサービスがあればもっと便利になるのに"と思ったのがきっかけでした。自分の結婚式準備が「何だこれ?(笑)」と思うくらい不便だったんです。 結婚式を挙げたのが2003年。当時僕はSIとしてwebシステムを開発していました。そんな自分にとって、ブライダル業界はインターネットどころかそもそもITの普及があまりにも進んでいなかったんです。やりとりは電話か対面で時間の制約やタイムラグがあり、式場のサイトを見ても“詳細は雑誌の何月号何ページに載っています!”など情報を集められず、もう21世紀なのに…と思っていました。

2003年、親会社であるサイバーエージェントに入社しました。受託開発ではなくインターネットサービスで事業をつくりたいという想いがあったからです。サイバーエージェントにいた頃は広告分析関連のシステム開発に携わっていて、裏側のシステムを作っている中で様々な業界のネット広告や販促を知っていきました。その時にブライダル業界の広告費がなぜネットへシフトしないのか理由も見えてきました。

既に式場に足を運んだ後に“このツール便利だな”というのは式場選択の決定打にはならないんです。ハイスピードで様々な業界がwebにシフトしていく中でも、当時web上で完結しないサービスは、シフトにあたっての課題が多かったんです。それなら、アプローチは「広告」だと思いました。そこに対して広告効果をテクノロジーで上げていく面白さがあって、インターネット広告が当たり前になってきた時にはそれがないと使っていない事がマイナスの意味での決定打にはなりますよね。

入社してからのウエディングパークについて

―入社してからのウエディングパークについて教えてください。

僕が社長に声をかけられ入社した2010年。事業が伸び始めた時期だったのですが、正直システムがつぎはぎでエンジニアも少なく全体のシステム設計を舵取りする人もいませんでした。事業を伸ばしていくにあたって、システム部門がボトルネックになってしまうことは何としても避けたい事だったので、どうやったら不安定なシステムを設計し直し安定した物にして提供できるのかを考えて開発していきました。 インターネットが当たり前になって来たのを実感したのは、一人あたりの下見件数が減ったことから。足を運ばないとわからなかった事が、インターネット上で知りたい人が知りたい情報・判断材料が集められる様になった賜物ではないかと思っています。結婚式が多様化している中でもニーズを満たせようになってきているんだとも実感しています。

今ではシステム部門の社員も数十名にまで増え、新卒入社組のメンバーからリーダーになって活躍してくれている事や、1年目から大規模案件の中心メンバーとして活躍してくれた事は、技術部門としてのレベルアップを感じてとても感慨深いです。

インターネットサービスを開発する上で、ブライダルならではの面白さ

―インターネットサービスが数多くある中、エンジニアとしてブライダルに特化しているからこその面白さを教えてください。

ひとつは、「結婚」は国ごとに伝統や文化の差が大きく、流行っている技術・トレンドをそのままは導入できずその国ごとに変化させる必要がある事。業界のスケールだけでいうと例えば車などの様に大きくはないけど、各国・各地方で変化が大きいので、それぞれのマーケットでの普及の仕方を考えるのが面白いですね。 そして、ライフイベントに関わる事でハッピーなシーンを盛り上げられる事。世の中の生活者の方々に、便利だな、面白いな、素敵だな、と思ってもらえるサービスを作れて、ものづくりをしているエンジニアのイメージが実現しやすい業界だとも思っています。 一方で「結婚」というライフイベントには格式・常識などの制約がある中で、人の価値観や社会をどう変えていけるのかを考えてアクション出来る事も面白さです。

ブライダルのメディアは、「インターネット」の時流や速さは保ちつつも「結婚」という面ではじっくりと向き合うことが出来る、新しい技術やトレンドと慣習の両方を意識して一気に楽しめます。

今後の「技術のウエディングパーク」

―最後に、今後の「技術のウエディングパーク」についてを教えてください。

現在は何でも手に入る分、情報過多になりがち。逆にあれこれ検索しなくても手早く必要な情報を得られたり、どう探せば良いのか解らなくて困っている人向けにチャット対応やAIの活用を始めたり強化しています。 会社としても式場探しだけでなく周辺領域にサービスや機能が増える分、エンジニアとしての技術の幅や質も拡がっていく。時代×技術をクリエイティブに考えていきたいと思っています。望まれて作る物だけではなく、自分たちからも新しい物を提案するスタイルを目指して、まずは2020年に向けて時流を汲みながら技術を進化させていきたいと思っています。組織としては、ウエディングパークには強いカルチャーがありその中で技術部門としてのDNAをつくり根付かせる事です。まずは事業を伸ばす為の取り組みから、技術力を強みにしていきたいと思っています。

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