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音声AIスタートアップの1人目インターン生から、音響リサーチャーとして新卒入社へ: Empath Acoustic Researcher 山岡 大志さんインタビュー

今回は、Empath立ち上げ期よりインターン生としてジョインしてくれた山岡大志さんにインタビューをしました。山岡さんは、早稲田大学で数学応用数理専攻を専攻。学生時代より音響モデルを活用して、音響学の側面から社会貢献したいと考えたため、2021年4月にEmpath初の新卒入社を決断してくれました。山岡さんには、進路としてEmpathというスタートアップを選択した理由を主軸においてお話を聞いてみました。

大学での数学専攻過程での音響学との出会い

山岡さん、お時間いただきありがとうございます!まずは山岡さんの専攻である音響学を専攻したきっかけを教えていただけますか?

音響は、大学3年生から興味を持ち始めました。元々ミュージカルなど、音楽が好きだったので、音についての興味は昔からあったと思います。大学は数学を専攻していたのですが、大学3年生の時に音を数学的に捉える音響学の授業を受けたことがきっかけで、音響についてより深く勉強したいと考えるようになりました。

大学の授業がきっかけで、より深く学びたい領域に出会ったのですね。山岡さんは、Empath設立の初期メンバー時代からインターン生としてジョインしてくれましたが、Empathを知ったのはどんなきっかけがあったんですか?

Empathは大学4年の時にWantedly経由で知りました。確か「音響」「音声」「AI」などのキーワードで検索してヒットしたしたのがEmpathでした。当時は、事務系の募集しかなく、現在のEmpathのようにインターン採用のページがあったわけではかったのですが、Empathがやっていることはとても興味深いものだと感じていました。すでに音響の勉強を始めていましたが、研究自体は統計の分野に近い音の分析をしていました。まだまだ音の世界を知らずもっと詳しくなりたいと考え、事務職の募集でしたが応募してみたんです。

事務での応募をしてくれてたんですね!面接のときはどのような印象でしたか?

面接はCTOの茶圓さんとお話をしました。話を進めていく内に話の流れが変わってきて(笑)。僕が音響を研究しているということと、興味の分野を考慮していただいて「音響チームでお仕事をしませんか?」と言っていただきました。事務でエクセルを使ったり、メールの返信をしたりするインターンをするのかなと考えていたので、最終的に自分のやりたい領域でインターンを経験できることになって有難かったですね。

音響学への興味からインターン生へ。研究領域とビジネス領域の両者から得た視点

晴れて興味のある分野でのインターンが始まったんですね!インターン生時代はどのような業務に取り組んでいましたか?

1年半くらいは、音響チームに所属し、音響の分析、および研究を行っていました。1年販後くらいに他のインターン生が続々と入社し、コンサルティング・チームのお手伝いもしていました。新卒入社が決まってからは、正式に音響チームへの配属が決まったという流れです。

実際に音響チームとコンサルティングチームという2つのチームを横断して業務に携わってみて、感じたことはありますか?

どちらのチームでの業務も興味深いものだと思っていました。

音響チームでは、論文を読んだ上で役に立ちそうな情報を得て、実験を進めていきます。一方でコンサルティング・チームでは、社会実装まで考慮した上で、論文で得た知見がどこまで社会での課題に役立てるのかを実証する場であるということを学びました。

二つのチームで業務に携わったことで、両者の視点を考えられるようになったことはとても良い気付きになりました。

インターン生時代に得た視点から新卒入社までの道のり

他のインターン生も参加したことで、社員だけではなくインターン生同士の交流も増えてきた時期でしたね。そして、Empath初の新卒入社に至るわけですが、新卒で入社する企業としてEmpathを選んだ理由を教えてもらってもいいですか?

そうですね、理由は二つあります。1つ目は、音響についての知識をより深めていきたいと感じたからです。就職活動中は、「音響の領域」を軸に様々な企業と出会いましたが、音響を業務として携わるにはEmpathに入社することが1番だと感じました。

2つ目は、僕の個人的な視点になりますが、1つの組織に最低3年はいないと、その組織から本当に学べることが学べないと考えています。もちろん、よっぽど合わないとか、健康に害を及ぼすなどがあれば、その組織から自分の身を守ることも大切だと思ってはいるのですが。実際僕がインターン生としてEmpathに携わったのは、2年間でした。インターン生の視点だけではみられない部分があるとも感じていましたし、「会社」「社員」としてのEmpathというより責任感のある立ち位置の視点からみたEmpathを知りたいと思ったのです。

山岡さんは、インターン時代から頼もしい存在でしたね。新卒でスタートアップであるEmpathに入社をしてくれましたが、気持ちの変化などはありましたか?

今携わっていることは面白くやっていて、日々の業務でもスタートアップならではの体験ができていると感じています。よく大学の研究室の同期とも話すのですが、日本の大手企業に就職した友人はまだ研修の段階と聞いています。一方で、Empathでは研修というよりは、実務で発生する仕事をこなしながら、仕事を学んでいっている印象があります。もちろん、どちらの方法が良い悪いというのはないですし、僕はEmpathでの環境がチャレンジングで、やりがいがある仕事だと感じているので現状には満足しています。

本当いつもお世話になっています(笑)

心強いコメントありがとうございます!みんな山岡さんに助けられてますよ!インターン生から社員になって3カ月目に突入しましたが、何か感じている変化はありますか?

業務内容としては変わっていないのですが、社員として責任は増えたと感じています。今まで以上にしっかりしなきゃという気持ちです。

現在音響チームは、CTOの茶圓さんをはじめ、外部で音響を研究していらっしゃる先生方にアドバイスをいただきながら業務を遂行しています。また音響チームには頼もしいインターン生もいるので、インターン生にもアイディアを聞きながらチームづくりに励んでいます。

音響チームにおけるチームづくり

インターンを経験している山岡さんだからこそ、他のインターンのメンバーへの配慮をしながら、チームを作り上げているんですね。実際に音響チームではどういったことをしているのですか?

実務的にはプログラミングを書いたり、実験をしたりするというのがメインになっています。音響は、数式では見えないところも文系でも知恵を出しあえるという利点があり、インターンのメンバーの存在に助けられています。

外部顧問の水町先生にもアドバイスをいただきましたが、音響界隈で課題があるとすれば、日常では雑音などが当たり前にある中で、完全に綺麗な音声データはないということがあるかと思います。つまり、論文では実験用に綺麗な音声データを準備しますが、実社会においてはどこまで論文が役に立つかというのがあまり見えてこないということも課題の一つだと感じています。

もちろん論文については学問としても価値があるし、会社としても必要なことだと思っているので論文を実業務に連携していくことを続けていきたいと考えています。

写真: 山岡さんは、音響チームをはじめチームを横断してのコミュニケーションを大切にしている。

アカデミック領域とビジネス領域の両立で音響技術の社会実装へ

最初の方にも「社会実装」というキーワードが出てきたと思いますが、「社会実装」について興味をもったきかっけはありますか?

副次的に大学の研究を始めた時から興味を持っていました。当時から研究する立場であっても、社会に役立つことをしていきたいと思っていた。

僕の中で、課題が2つは残っていましたが、研究は一区切りがついたと思っています。

もちろん、アカデミックに興味がないわけではなく、抱えながら生活していると感じています。

「社会実装」に関する考えがまとまってきたのは、インターン生時代にコンサルティング・チームと一緒に業務を進めたことだと思っています。

研究領域とは見ている視点が違って、コンサルティング・チームと業務をしなければ見えなかったこともあると思います。

特に、ビジネスでは明確にゴールがあることも多く、そのゴールに向かってどういった研究が貢献できるのかを考えられるようになりました。これは、コンサルティング・チームと話さなければ知らないままだったと思います。社会にとって、どのようなニーズがあるのかを把握できたことは大きな収穫だと感じています。

あとがき

山岡さんは、インターン生時代から明るい人柄、かつ業務においても頼もしい存在でメンバーの一部からは「師匠」と呼ばれています。また、研究開発チームに所属している者の、ビジネス領域の視点を取り入れるなど、柔軟な姿勢で業務に取り組んでくれています。

今回、山岡さんのインタビューを通してアカデミック領域の視点についてのお話はもちろん、ビジネス領域との両立についての考えを聞くことができました。また、インターン生の経験があることからインターン生という仲間とチームで働くことについてもヒントを得られたインタビューでした。新卒メンバーが入社したことで、Empathメンバーもより新鮮な気持ちでより気の引き締まる思いでいます!インターンメンバーも随時募集していますので、ご興味がある方は、ぜひ応募してみてくださいね!

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