技術的な発展が著しく、トレンドの変化も激しいフロントエンド領域。そのような中、FLATは若手エンジニアを中心に、「フロントエンドのスペシャリストチーム」として高い技術力が評価されています。未経験からリードエンジニアとして活躍するスタッフもいるFLATは、エンジニアとしてどのような魅力やメリットがあるのでしょうか? 今回は、FLATの起業当初から業務に携わる、技術顧問の塚口に話を聞きました。
塚口祐司 :技術顧問/テクニカルディレクター/エンジニア
フロントエンドエンジニアのスペシャリストを育成する環境
ーー塚口さんには技術顧問として、少し客観的な立場からお話をお聞きしたいと思います。最近では技術顧問が参画する企業は多いですが、塚口さんはFLATとはどのように携わっているのでしょうか?
私の場合は、私は外部顧問として携わっているので、毎日顔を合わせるわけではありません。毎週火曜日にオフィスに出勤するようにしているので、その際にスタッフから相談を受けることが多いです。
技術顧問の業務としては、スタッフが進行しているプロジェクトであがった技術や進行面での相談事項を、実際に一緒にやりながら「こうした方がいいんじゃないか」とアドバイスしています。
ーー法人化前からサトウさんとともにお仕事をされていたようですが、塚口さんから見て、FLATの成長をどのように捉えていますか?
FLATは、代表のサトウがフリーランスとして一人で起業したところから始まりました。そこからスタッフが入り、少人数で一緒に手を動かしながら業務を進めていくものでした。
そこから人が増えていく中で、現在ではサトウがマネジメントに専念するようになりつつ、現場を任せられる現場のリーダーも現れています。
FLATは企業としてはまだ若い会社ですが、組織として体制が整いつつあります。そういった意味では、今後より成長していくような企業に変化してきていると思いますね。
ーーFLATは平均年齢も低く、若手エンジニアが活躍していることが特徴です。スタッフにはどのような特徴があると思いますか?
FLATのスタッフはフロントエンドだけでなく、IT業界が未経験で入社する方も多いです。しかし、おっしゃる通りでFLATでは若手のエンジニアが活躍し、現場がお客さまに評価されて長期的なお付き合いが生まれている状況です。
これは、FLATが人間性やカルチャーマッチを重視しているためで、今の経験や技術力よりも、「素直でまじめであること」が採用の必須条件です。以前は経験を重視した採用もおこなっていましたが、カルチャーや仕事の進め方、取り組み方がマッチしないため定着率が悪い傾向にありました。
逆の見方をすれば、未経験でもモチベーションや技術への興味があれば、1年ほどでできることが格段に増えるのがWeb業界だと思います。FLATではフロントエンドエンジニアのスペシャリストを育成する環境が整っていますが、採用でもまさに素直でまじめな人材を採用するようにしています。FLATの人材面は、まさにそこに尽きると思います。
新しい技術にチャレンジし、学び合うカルチャーが強み
ーー技術顧問の視点から、FLATの強みや魅力について教えてください。
フロントエンド領域は、新しい技術が常に出てきています。それに対して、FLATはスタッフ全員が技術に興味を持っていて、率先して対応していて、チーム間でコミュニケーションを取りながら、わかんないところをお互いに補いあうカルチャーを作ろうとしています。これがFLATの技術的な強みをつくっていると思います。
「チャレンジ精神」というのは、多くの企業が掲げているものだと思いますが、やはり重要になるのは個人の意思によると考えています。人によって技術に対するモチベーションには少なからず差があると思うんですよね。
先ほどのスタッフの特徴にも通じますが、FLATはモチベーションの高いスタッフが揃っています。現状のスキルに満足せずに、新しいものを吸収しながら技術力を高めあう環境ができていること自体が、FLATの強みになっていると思います。
ーーエンジニアの需要が高まっている現在、フロントエンドエンジニアがFLATで働くことにどのようなメリットがあるとお考えでしょうか?
現在のフロントエンドは非常に幅広いことができ、実際のプロジェクトでもいろいろな課題やニーズを技術で解決しています。技術やスキルを磨いていきながら、幅広いことにチャレンジしていきたいと思う方にとって、FLATはそれが適う環境です。
仕事の進め方や業種・業態なども含め、フロントエンドにかかわる網羅的な実績を積めることは、フロントエンドエンジニアのキャリアにとって大きなメリットだと思います。
企業のポテンシャルがエンジニアの成長につながる環境
ーー技術顧問の視点から、現在FLATにはどのようなポテンシャルがあると思いますか?
今、FLATは事業を拡大しているフェーズにあります。技術的な進歩が著しい中で、それを積極的に取り入れて、新しいことにチャレンジしていきたいというマインドがあることは、企業として高いポテンシャルがありますね。
今後、新しい人材がFLATにジョインしていくことによって、その流れはより加速していくと考えています。現在でもフロントエンド領域に特化した技術力で評価いただいていますが、これからは新しい技術を使いこなしながら、より高い品質の成果物をつくる会社としてさらに成長していくと考えています。
ーー最後に、塚口さんから見てFLATで活躍できる/向いている人材像についてお聞かせください。
もちろんフロントエンド領域の技術についての興味や主体的に学んでいく姿勢は非常に重要だと思いますが、それに加えて、FLATではオープンコミュニケーションを志向しています。必要以上の雑談をする必要はありませんが、業務について話し合ったり、技術について情報交換を積極的にしていけるほうがFLATのカルチャーに合うと思います。
FLATでは勉強会やLTなど、エンジニア同士でスキルを交換したり、学び合ったりする機会が多いです。また、実務上でもプロジェクトが始まると、エンジニアが窓口となり、お客さまに直接技術的な提案や相談などをおこなうので、エンジニアとして上流工程に入っていきたい方や、チームで開発をしていきたいタイプの方は、FLATで活躍していけると思いますね。