究極の売り手市場?はぁ?目を覚ませ!昔も今も学生のショボさは変わってないぞ。
株式会社わたしは、CEOの竹之内です。
※上の写真は先日弊社オフィスに遊びに来てくれたスーパー・ササダンゴ・マシンさんとの記念写真です(注意:記事の内容とは関係ありません)
今日は、新卒学生の就職活動について思うことを少しだけ。
時期の関係か、NewsPicksが特集で就活の連載をやっていますね。
●“【新】「新・バブル世代」誕生。究極の売り手市場がやって来た”(2018/2/19)
https://newspicks.com/news/2824453
他のスタートアップと同様に、僕らの会社も、いわゆる新卒採用みたいなプロセスはありません。
ただ、「機械学習をやりたいです!」「AIに興味があります!」的なことを言って、インターンを希望してくる学生さんは山ほどやってきます。
そういう学生さんとはとりあえず会って話をしてみますが、大概は根性が無さそうなのでお帰りいただきます。
ただ、「少しは根性あるのかな?」と思う学生さんには、課題(2~3週間の期限)をやってもらうことにしていて、その出来を見て、インターンをしてもらうかどうかを判断しています。
その課題のアウトプットを大きく分類するとこんな感じです。
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1位:何かしらの言い訳を付けて、「出来ませんでした」という人 50%
2位:トンズラする人(連絡が付かなくなる) 40%
3位:能力不足を認めて、出来た事・出来なかった事を報告してくれる人 9%
4位:(僕らの合格の水準には達していないが)それなりに出来た人 1%
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当然、1位と2位は不合格。
3位はケースバイケースで合格。
4位は合格です。
この結果で思うことは、
トンズラは論外ですが、
「言い訳」というアウトプットしかしない学生さんたちが多すぎるという事実です。
出来なかったなら「出来なかった」と、正直に自分の力不足を申告することの方が100万倍カッコイイし、そういうやつの方がはるかに僕らは信じられる。
これは完全に僕個人の意見ですが、
日本では、「学生から社会人になる」ための「新入社員」という時間・コストを企業が負担している、という謎の構造的悪癖があります。
僕らの会社は、能力と気合いさえ備わっていれば、学生だろうが社会人だろうが関係ありません。
ただ、僕らは「学生だから・インターンだから半人前でいい」とは思っていなくて、本気のモノ作りをする仲間として、対等のプロとして接しています。
開発や企画の仕事をお願いした時に、
・エクセレントな人は、見積もりが僕らの想定とほぼ同じで、スケジュール通りに100%作ってくる人。
・GOODな人は、スケジュールをオーバーするんだけど100%まで作りきってくれる人。
でも、僕らが本当に信じられて、「コイツなら失敗してもいいから任せよう」と思えるのは、
・見積もりが僕らの想定より圧倒的に短い納期を申告してきて、結局それが自分の首を絞めることになるのだけれど、なんだかんだ言って70~80%のものを必死こいて作ってきて、不完全なのに自信満々で得意気に自分の作ったものを話してくるヤツ。
なんですよね。
学生さんたちの奮起に期待します。