こんにちは!WAmazing採用担当の青木です。Wantedlyのストーリーでは働く人にフォーカスを当て、WAmazingのリアルをお伝えしています。
今回はカナダでの勤務経験など、ユニークな経験をお持ちのデザインリード、古瀬さんにお話を聞きました。
学生時代にデザインの道へ、高みを目指しカナダへ
ー古瀬さん、今日はよろしくお願いします。まずは今までのキャリアについて教えてください。もともとデザイナーになるおつもりだったのでしょうか?
ーよろしくお願いします。最初はそんなことはなくて、大学は文学部史学科でした。「先人に学ぼう」と考えて選んだ学部でしたね(笑)
デザイナーを志したきっかけは、大学に入ってからデザイナーズ家具に興味を持つようになり「家具デザイン研究所」に通い、そのなかでファニチャーデザイナーになりたいと考えるようになったことです。
ただ、ファニチャーデザイナーについて知っていくうちに稼ぐのが難しいということがわかり、Webデザインに目を向けるようになりました。当時は実績もなかったので自分で作品を作ってWebデザイン会社に直接持ち込んで、バイトとして雇ってもらいました。
ーすごい行動力ですね…。そこからデザインの道に入ったんですね。
ーそうです。学生時代は先ほどの会社でアルバイトをし、社会人になるタイミングで小さなECサイト制作会社に入りました。トータル6年ほど在籍していたのでデザインはもちろん、コーディング、ECサイト運営など色々やらせてもらいましたね。自分の中でだいぶ経験を積んだという実感も付いてきて、ネクストステップを考えるようになりました。
ーそこからカナダへ行くわけですね。
ーはい。独立してフリーになる選択肢も考えましたが、デザインに集中して働きたいという思いがあったので転職することにしました。
就業場所については、もともと海外で働こうと思っていたわけではなかったのですが、転職にあたってデザイナーの給与帯を調べていくと、当時北米は日本と比べて1.5〜3倍も高いということがわかったんです。びっくりですよね。それならば行く先は北米だ!とカナダで働くことを決意しました。
ーやっぱり行動力がすごいです!そこからどういった経緯でWAmazingにジョインしたのでしょうか?
ーもともとカナダでずっと就業するつもりはなくて、いずれ日本に帰るつもりでいました。5年ほどカナダで働き自分の中で立てていた目標をクリアしたので、そのタイミングでWAmazingの面接を受けました。他の会社も受けていましたが、海外経験やカナダの会社で培った予約システムの経験が活かせそうだ、ということと、新しい会社なので社風もフラットそうなことが入社の決め手になりました。UIデザインもコーディングもやりたかったのですが、自分のやりたいことを大事にしてくれそうな会社だなと面接のときに思ったんですよね。
個からチームへ、デザイナー&デザインリードとしての役割
ーすでにWAmazingには4年ほど在籍されているかと思いますが、その間どんな業務を担当されて来たのでしょうか?
ー最初はデザイナーとしてジョインしました。入社してからはWAmazing Snow、日本版WAmazing Play、WAmazingTOP、アプリと多くのプロダクトに携わってきました。
現在はアプリのデザイナーとしてPM(プロダクトマネージャー)、ディレクターと並走して「数字を上げるために何をやっていくべきか?」を精査しながら進めています。ユーザーリサーチを行ったり、ユーザーフローを作成して課題の解決方法を検討したりなど、サービスの上流から設計・デザインを行っています。
デザインリードの役割も兼任していて、こちらではこれからのWAmazingに必要なデザイナー組織を作ることをミッションとしています。今までのWAmazingは、デザイナーは個人がそれぞれで仕事をするような進め方だったのですが、組織が大きくなり関わるメンバーも増え、チームとしての方向性や戦略が必要になってきました。今後さらに会社としてステップアップしていくために【個人からチームへ】をテーマに組織作りに取り組んでいます。
まずは今期(2023/8-2024/1)にCTOとともにデザイン戦略を策定しました。ほかにも担当サービスが異なるデザイナー間で情報共有をしやすいようにしたり、デザイン批評の練習を相互に行える仕組み作りなど、横のつながりを強化するための取り組みを行っています。今までは担当サービスが違うとデザイナー同士でも相手が何をしているかよく知らない、ということがあったので、そこを解消してチームとしてパワーアップしていきたいなと思ってます。
ー働かれるなかで、WAmazingのここが面白い、というポイントはありますか?
ー何でも新しいことにチャレンジしやすいところですね。新しく出てきた技術などは試しやすい環境だと思います。デザイナーはスキルドワーカーなので、常に新しいものを取り入れて自分自身をアップデートしていく必要がありますが、なにか新しいものを見つけて、試して、というサイクルを仕事を通じて回していける感じがします。そのサイクルも早いと感じますし、会社全体もスピード感があるので退屈しないです。
ーこれから先、どんな方と一緒に働いてみたいですか?
ー意見やデザインを自分の言葉で筋道立てて説明ができて、かつその意見に固執しないで周りからの意見にも耳を傾けられる方と一緒に働けたらと思っています。周りの意見を受け入れるのは難しい面もあると思うのですが、自分の意見と周囲の意見を合わせて昇華させて、みんなでいいものを作っていきたいです。
ーありがとうございます。最後に今後の展望について教えてください。
ー先ほどのお話と被ってしまうのですが、いまはデザイナー組織の過渡期だと思っていて個人プレーから組織としてパワーアップしていかなければならない段階です。まずはデザイナーチームを引っ張っていけるように在りたいと思います。
ー古瀬さん、ありがとうございました!