ボンボンTV
おもしろくて、ためになる情報バラエティ【ボンボンTV】毎日更新中!https://www.youtube.com/bom2tv人気のYouTuber(ユーチューバー)たちが「まずは見てみる、やってみる!」を合言葉に日々チャレンジ! そんな「やってみた動画」を毎日ボンボン発信するネット放送局です。ボンボン関連情報が...
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主な役割は、YouTubeチャンネルやその他SNSアカウントの運営などの活動を通じて、クライアントのブランドやIPの価値を上げたり認知を広げたり収益化を推進したりすることです。クライアントとUUUMの共創事業だと捉えています。それに、宮崎オフィスにある編集代行グループを加えて、「メディアユニット」と総称しています。
以前は「チャンネル運営」と呼ばれていましたが、 今期から「メディア運営」に呼び名が変わりました。
現在はYouTube チャンネルだけでなく TikTokや Instagram、Twitterや LINE VOOMなど、色々なプラットフォームを運用しています。それらのメディアをターゲットに合うように縦横無尽に使いながら、ブランドやIPの価値をトータルで上げていく業務が主流になったためです。
チャンネルごとに「運営」「MC」「編集」でチームを編成するのですが、役割はシームレスですね。「編集」担当が撮影現場に同行することもありますし、メインパーソナリティーとなる「MC」も運営部門や制作・編集部門と一緒に企画を考えたりしています。
今もMCを募集していますが、応募してきてくれる方の多くが「MC=出演者」をイメージしています。ですがUUUMのMCは、企画や運営、編集など幅広い業務にトライしていただきます。職種の垣根をなるべく作らずに、お互いに協力し合いながらチームとして成り立っています。
YouTubeチャンネルで言えば、企画・構成・準備・撮影・編集・投稿管理・動画公開後の分析、タイアップ周りの調整などをチームで進めていきます。
それ以外にも他のプラットフォームのアカウント運営や、イベント企画やグッズ展開の調整なども行っています。チャンネルや、チャンネルに紐づくアカウントを大きくしていくために「できることは全部やる」という感じでしょうか。
動画によって大きく違ってきますね。YouTubeのショート動画や TikTokのようなものは非常に速く短いスパンで制作します。
一方、他のクリエイターさんとのコラボ企画や、タイアップ案件、大勢が参加する大型企画だと、準備だけでもかなりの時間をかけます。オリジナル楽曲のMVであれば、数ヶ月間かけて準備します。振り付けなどもしっかり覚えてもらってから撮影するためです。
他のチャンネルやYouTube以外のコンテンツの動向を分析したり、SNS周りなどを常にチェックしています。トレンドを素早くキャッチして、その要素を動画にどう活かせるかなど、職種に限らずメンバー全員で考えて企画を立てています。
一番の違いはクライアントとの関係性でしょうか。UUUMのメディア運営では、いわゆる下請けの制作会社のような形ではなく、あくまでパートナーとして協業する形でメンバーが関わっています。
メディアユニットに限らずUUUMが得意とするのは、クライアントがPRしたいことだけを訴求する純広告ではなく、あくまでコンテンツマーケティングです。一方的なPRではなく、ユーザーの方々に「積極的に見てもらってナンボ」の世界です。他の名だたるクリエイターのコンテンツと同じ土俵に立って勝負しなくてはならないのです。
ユーザーに能動的に見てもらえるコンテンツにするには、自由な発想力やエンタメ力を発揮し、パートナーとしてクライアントに積極的に提案していくことが私たちの役割だと思っています。このような考え方に理解のあるクライアントに恵まれていることもあり、他企業とは異なる関係値がクライアントと築けているのではないでしょうか。
クライアントのパートナーとして、一緒に模索して、一緒に汗をかいて、一緒に失敗を積み重ねて、その先で一緒に成功し喜び合えるような形でメディア運営ができるのが、UUUMならではだと思います。
株式会社講談社と共同で運営する「ボンボンTV」や、株式会社ポケモンと運営している「ポケるんTV」、日本コカ・コーラ株式会社との「TEAM Coca-Cola_RedLinX」などは、その代表的なものだといえます。
▼ボンボンTV
▼ポケるんTV
─それぞれのメディアを運営する上で目指している方向性を教えてください。
コンセプトや方向性は、それぞれのチャンネルごとにクライアントとの話し合いの上で決めています。ブランドの育成やIP の認知、ファン作りなど様々ですが、要素の優先順位やバランスが異なっています。
ビジネスとして収益を上げていくことはもちろん、最終的にはパートナーである企業がより幸せな状態になることがビジョンです。その結果として、関わったメンバーもやりがいを感じるような状況を実現していけるといいなと思います。
自分たちで企画した動画の再生回数がバーンと跳ね上がったときは最高にやりがいを感じますね。
私たちがつくる動画は、通常の個人チャンネルとは異なり、クライアントの意向という制約もあります。あくまで企業のチャンネルですので、守るべきブランドイメージや伝えるべきメッセージ、表現の一貫性も含めて、守るべきところは守らないといけません。
このような制約がある中で、パートナー企業や仲間と一緒にメディアを育てていく楽しさというのは、個人チャンネルにはない魅力でもあります。サッカーだって手を使えない制約があるからこそ、プレイの工夫やゴールの喜びが生まれます。それと似ているでしょうか。
再生回数が跳ね上がれば、当然嬉しいわけですが、そのための明確な道筋があるわけではありません。中には、かなり苦労して制作したのに、再生回数が全然伸びないなんてこともあります。
頑張ってる時期と数字が上がる時期がずれることも少なくないですし、そのようなときはトンネルの中にいて出口の明かりが見えないような苦しさがあります。
ですが、そうした中で、ふっと肩の力を抜いたら、いきなりボンと数字が上がったりもします。最終的に成果は伴いますが、タイミングがずれるときもあるため、我慢して踏ん張る力も必要な仕事だと思います。不確実だけれど、そこがまた楽しさであったりもします。
元々テレビなどの映像メディアで制作や編集を経験したメンバーもいれば、全く違う畑のメンバーもいます。MCにしてもYouTubeや舞台などで表現活動をしてきていたメンバーもいれば、表現活動と無縁だった人もいます。ただそれぞれの経験がうまく混ざり合ってチームとしての総合力になっていると思います。
共通しているのは、みんな個性的だと言うことでしょうか。変わり者ともいえますが。(笑)
不確定な要素も含めてコンテンツ作りを丸ごと楽しめる人です。「こうすれば、必ずこうなる」といったマニュアルのある仕事ではないのです。
また、チームで協力して仕事ができる人も向いていると思います。メディア運営の仕事は、メンバー同士が四六時中顔を突き合わせて、話し合ったり、笑い合ったり、ときには意見を戦わせながら業務を遂行しています。そのため、チームワークが本当に大切です。自分に対しても他人に対しても「厳しさと寛容さのバランス」を持っている人が必要不可欠です。
大事なのは、やはりコンテンツをつくることが好きで、熱量を持って取り組めることです。
個人チャンネルと違い、企業のチャンネルには制約もありますが、それを乗り越えて登録者数や再生回数を伸ばしてチャンネルを育てていくことにやりがいや楽しさを感じられる人が向いているのではないでしょうか。