【創業ストーリー】始まりは北海道浦幌町と東京の企業人との地域活性化プロジェクト
始まりはワークキャンプ
北海道十勝にある浦幌町という町で始まった地域活性化の取り組み「浦幌ワークキャンプ」は、ヤフー株式会社・ロート製薬株式会社で働く社員と、地元でまちづくりや事業を行う人との共同プロジェクトです。
今回はそのワークキャンプから、新会社BATON+ができるまでの創業のストーリーを紹介したいと思います。
ヤフーとロート製薬は、それぞれ東北での復興支援を行っておりますが、過去に東北で一緒に活動していた両社社員の「課題を抱えた地域の力になりたい」という想いが一致したことから、このワークキャンプがスタートしました。
浦幌町は地域活性化の行政支援が手厚い地域ということも後押しとなり、町と東京企業人の協働が実現したのです。
この東京の有志社員 16名と地元の事業者が、林業・観光・食など5つのテーマに沿った混合チームを結成し、定期的に浦幌の地にも集いながら、地域の課題解決に向けた知恵を約1年間に渡って出し合ってきました。
2018年2月に行われた活動の集大成でもある「浦幌フォーラム2018」では、町長や町民に対して成果(提案内容)をチーム毎に発表。
その中で私達のチームは、浦幌にある豊かな資源である森林に着目し、林業が抱える課題解決のための新規事業を提案、その事業性を町長に認めていただくことができ、ついに今年6月、新会社として創業することとなりました。
今後の展開
事業内容は、浦幌でとれた木材を商品化し販売を行います。
その為に、商品デザインを行ったり、木材加工を行っていきます。
メンバーは、実際に浦幌で林業の第一線で活躍している者から、東京の民間企業ヤフーとロート製薬で働く主にマーケティング・販売に携わる者で構成されており、川上から川下まで一気通貫での事業を起こせることが強みです。
また、ヤフーもロート製薬も副業が認められている会社だからこそできた、他に類を見ない副業メンバー体制で運営していくことも、働き方改革が注目されるこの時代には非常に面白いポイントです。
これからこのチームでどんな良い化学反応と、未だ見ぬ新たな価値が生み出されていくのか、皆さんどうぞご期待下さい!!