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【社員紹介】お客様のオフィス内を歩いていると「カタラさん助けて〜」と気軽に頼っていただけることが増えました

こんにちは!採用広報のねぇさんです。
今回は2022年新卒入社「カタラ」のインタビューです。ぜひ、ご覧ください!

働いている人たちの手助けになる仕事がしたい

ーー今日はよろしくお願いします!はじめに、自己紹介をお願いできますか。

よろしくお願いします!2022年新卒入社のカタラです。私は中国出身でオーストラリアの大学を卒業後、2019年に来日して九州大学大学院に進学しました。専攻は心理学です。UGに就職するタイミングで上京し、入社から今まで1社のお客様を担当しています。

ーーありがとうございます。中国からオーストラリア、日本にたどり着いたお話から聞かせてください。

高校生のときに通っていたインターナショナルスクールのカリキュラムはオーストラリアの大学に進学することが前提になっていました。子どものころからおもちゃや電子製品の原理や構造に興味があって、入学当初は通信工学系のエンジニアになろうと考えていました。そうして最初の1年を過ごすうち「人」に対して興味が湧き、心理学に方向転換しました。

ーー心理学を学んでみて、いかがでしたか?

オーストラリアの大学では、課題に取り組むときは学生同士でチームを組み、最後に各自でレポートを書くという進め方が一般的でした。チームには心理学専攻ではない他学科の学生もいるし、課題に対する熱量もそれぞれ。入学当時の私はまだ専門知識が浅く、英語もうまく話せずスムーズにコミュニケーションが取れないことにモヤモヤしていました。

ところが、メンバー同士うまく連携をとって課題を進めているチームが1つだけあったんです。うまくいった理由を聞いてみると、チームリーダーが率先して役割分担や適切なルールを設定して、メンバー同士が迷いなく連携していけるよう舵取りをしていたんです。そのときの経験から、心理学そのものというよりも、リーダーシップやチームワークへの関心が高まりました。それで、リーダーシップやチームワークに関連する心理学の勉強を続けたいと思い大学院へ進学することにしました。

オーストラリアの大学生時代

ーー日本に来たのはどんなきっかけがあったのですか?

子どものころから日本のアニメやマンガに親しんできて、「就職する前に日本で暮らしてみたい」と思っていました。日本でリーダーシップやチームワークに関連する心理学を学べる大学があるか探してみたところ、九州大学で組織産業心理学を学べることがわかりました。

多様で柔軟な働き方が存在する海外に比べて日本の働き方は未開拓な側面が多く、日本で学ぶ組織産業心理学にものすごく好奇心をかき立てられました!

ーー日本の大学院で学んでみて、いかがでしたか?

大学院では、日本企業の職場におけるリーダーシップを研究しました。博士課程に進まないかという誘いもあったのですが、「今の自分のままではこれ以上研究を続けても新しい成果を出すことが難しい。それよりも、就職して働く現場を知りたい」と思うようになりました。

就職は日本に残るかオーストラリアに戻るか、悩みました。しかし当時はコロナ禍だったこともあり、日本から他の国へ行くのは容易ではありませんでした。オーストラリアでも別の国でも「将来、違う国に行きたくなったらそのとき行けばいい!」そう思って、日本で就職活動をすることにしました。

ーー就職活動はいかがでしたか? 

始めはうまくいきませんでした。当初見ていた業界はウェディングや観光・ホテルなどサービス業、エンターテインメント業界です。
私の想いは、就職した会社で、実際にそこで働いている人たちの手助けになる仕事がしたい、というものでした。しかし、面接では営業職など「企業の顧客に対して役立つ人物かどうか」という点でしか自分を見てもらえない。そのことにとても違和感を感じ、「新卒でバックオフィス系の職種に就くのは志がないの?」と思われてしまうような感覚でした。
UGと出会ったのは、日本での就職をあきらめかけていたときです。唯一アカウントを消さずに残していたWantedlyでUGを知り、調べてみると私が実現したい仕事ができそうな希望を持てました。実際にカジュアル面談で会った採用メンバーもすごく印象がよく、「ここだったら私は楽しく働けるんじゃないか」「この会社がダメだったら、一度帰国しよう」そう思ってUGの選考に進みました!

ーーUG入社の決め手を教えてください。 

「システムの利活用を通してお客様企業の成長を支える仕事」は、私が実現したい「働いている人たちの手助けになる仕事」だと感じました。大学入学時は技術系の仕事に就くことも視野に入れていたので、「働く人々の日常にある小さな"イライラ"をITの側面から改善していけるかもしれない!」と考えたらワクワクして仕方ありませんでした。
もう一つの決め手は面談で出会ったUGメンバーが自分に興味を持って接してくれて、私からの質問にたくさん答えてくれたことです。就職活動を始めたばかりのころは、面接で自分をよく見せようとばかりしていましたが、UGの面談では最初から最後まで自然体でいることができました。
「何でも質問していいんだよ」と言ってもらえて、私があまりにもたくさん質問するので、答えてくれたUGメンバーは大変だったかもしれません(笑)

ひとつ学んだその先に広がる世界

ーーお客様先の仕事について聞かせてください。

入社して最初に担当したお客様先で、コーポレートIT部門のメンバーとして稼働しています。最初はヘルプデスク対応やPCのキッティングなど、定常業務を覚えるところからスタートしました。
最近はコーポレートIT部門で別の業務を担当するスクラム(※)メンバーとの関わりが増えたことで、自分の仕事の範囲がどんどん広がっています。例えば、自分の業務の手順を見直すときに別の観点でアドバイスをもらったり、私が詳しくないインフラ関連のことで困ったときに、経験豊富なメンバーに教えてもらったりしています。スクラムメンバーでもそれ以外のUGメンバーでも、すぐに連絡を取り合って解決に向かえることでお客様に貢献できている実感があります。

※スクラム=お客様ごとに、その企業を支援するメンバーで構成されたグループ

ーーどんどん経験値が上がっているんですね!3年目ともなるとカタラなりに工夫していることがたくさんあるのではないですか?

お客様先は毎月多くの新入社員が入社しています。最近は入社時にお渡しするログイン情報の案内書作成を効率化しました。これまでは一項目ずつ手入力したりバラバラのスプレッドシートから一行一行コピー&ペーストしていたのですが、あるとき一度に数十名の入社があり「このやり方では入社の日に間にあわない!」という状況になりました。そこで、自動化するプログラムを自分なりに書いてスクラムメンバーにレビューしてもらったところ、ボタン1つで案内書をプリントアウトできる仕組みが完成しました。今は自動化プログラムを応用して案内書作成以外の業務も効率化できるようになりました!

ーーすごい!!カタラの学ぶ姿勢、素敵ですね。

今では人事の方から「数日後に入社する人がいるんですけど、PCやアカウントの準備間に合いますか?」と聞かれると、「いけます!!」と自信を持って即答できるようになりました。UGに入社してから担当しているお客様はまだ1社ですが、ひとつのお客様でも改善できることはたくさんあって、次々に新たな領域にもチャレンジできる。こうした積み重ねが急な事態にも対応でき、お客様に喜んでいただけるのがうれしいですね。

ーーカタラが生き生きと働いている姿が目に浮かびます!

お客様はとてもユニークな企業カルチャーをお持ちで、私自身も毎日の仕事がとても充実しています。経営層の意思決定のスピードが速く、各チームの連携が見事で次々と新しいプロジェクトが立ち上がり、あっという間にサービスがリリースされる。私が想像していた”日本の企業像”からはほど遠く、「日本にもこんな生き生きとしている会社組織が存在するんだ!」と驚いています。2年以上担当していますが、お客様組織が生き生きと円滑に回っている秘訣をまだ解明できていません(笑)

ーー秘訣が解明できたときはぜひ教えてくださいね(笑)他にはどのような業務をしていますか?

毎週決まった曜日のランチタイムに社内向けのラジオ番組を配信していて、私も最近番組の運営に携わりはじめました。当日の機材の設置以外にも進行台本やタイムテーブルの作成、ゲストとのスケジュール調整。本番中はリアルタイムで飛んでくる質問をパーソナリティーの方に渡して、本番後はゲストに記念品を渡して記念撮影をして・・・配信後はリアルタイムで聴けなかった社員の方たちのために、その日の内容を記事にまとめてSlackに投稿しています。

ーーえ、待ってw完全に番組ディレクターじゃないですか!一体どんなきっかけがあったのですか!?

もともとはコーポレートIT部門の部門長の方が担当されていて、産休に入られるタイミングで「カタラさんならできるんじゃない?」と推薦してくれたんです(笑)外から来た業務委託の私がやっていいのかな?と思いつつも、「社員より社員らしく」をモットーに社内広報をさせていただいています!
ラジオ番組の記事は自分らしさをストレートに出して書いています。「配信は聞けなかったけど、毎週カタラさんの記事楽しみにしてます」と言ってもらえるのもうれしいです。みなさん、読んでる途中で「フッ(笑)」と笑ったあと「カタラさん、今週の記事もおもしろいよ」と言ってくれるんです。そういうちょっとした楽しみもシェアード社員の醍醐味ですね。

ーーとっても楽しそう!そのお客様でカタラのことを知らない人はいないんですね!!

ラジオ番組のおかげですね。私がオフィス内を歩いていると「カタラさん助けて〜」と気軽に頼っていただけることが増えました。私が海外から日本に来ているということや、心理学を学んでいたという背景を知ってくれた人たちが声をかけてくれて、コーポレートITのこともそうでないことも、いろいろな話題を話せるのが楽しいですね。

どんなきっかけも自分次第

ーーコーポレートエンジニアとして、今後チャレンジしてみたいことはありますか?

たくさんあります!その会社で働く人が効率的に業務を進められるよう、開発の流れをひと通りマスターしたいですし、会社全体のインフラを構築する技術も身につけたいです。
これまではヘルプデスク業務を中心としてユーザーと直接接する機会が多かったのですが、ひとつのことに没頭して黙々と作業することも、仕事でコミュニケーションをとることも、どちらも好きなのだと気がつきました。今後は一つひとつの業務の専門性を高めていって、ひとりでも多くの働く人々に貢献できるようになりたいですね。
この先、もしかするとコーポレートエンジニア以外のことがやりたくなるかもしれませんが、まだまだこの仕事でやってみたいことがたくさんありますし、やりたいことができている手応えもあります。

ーーそれでは最後の質問です。カタラにとってUGとは?

たくさんの”きっかけ”を得られる場所です。
そもそも私が日本にとどまる”きっかけ”になりましたし、お客様と向き合うことで常に新たなことに取り組める”きっかけ”をいただけます。
常に成長を刺激し合えるUGメンバー同士のつながりも成長の”きっかけ”になります。
今取り組んでいることがどこで輝くか、未来にどうつながっていくかはわからないけど、自分次第でその”きっかけ”をチャレンジに変えられる。そんな、”きっかけ"集めができる会社です。

ーーカタラがどんな”きっかけ”と出会うのかこれからも楽しみにしています。本日はありがとうございました!!

 

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