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【社員紹介】スキルは縦にも横にも広がる!仕事を通じて成長し続ける私の成長記録

こんにちは!あさのっちです。
私は2016年6月にUGに入社し、現在は人材採用部で中途採用を中心に、新卒採用や採用広報にも携わっています。すでに複数回インタビューしてもらっているのですが、今回は私の成長記録を兼ねてインタビュイーに立候補しました!

今回はUG入社後のエピソードを中心に語ります。この6年間さまざまな部署を渡り歩いていて、入社当初にまったく思い描いていなかったキャリアを歩んでいます。

なぜこんなにさまざまな部署を渡り歩いてきているのか。私の成長記録を振り返りますのでどうぞお付き合いください。

入社してすぐUGのコーポレートエンジニアに立候補。二刀流スタート!

前職でもコーポレートITの仕事をしていました。未熟なりに一人でがんばっていましたが、切磋琢磨できる仲間とともにコーポレートエンジニアとしてもっと成長したくてUGへ入社しました。シェアード社員の特徴のひとつである「複数のお客様先を同時にご支援できる働き方」については、採用面談で聞いておもしろそうと思ってはいたものの、私にとってはオプションのような感覚でした。

ちょうど入社したタイミングで、次年度の自社(UG)のコーポレートITを担当するメンバーを募っていました。担当したら①社内システムを知る(管理者権限で詳細までわかる)、②UGの社員を知る、③自分を知ってもらう(問い合わせに対応して覚えてもらう)、の3点を一気に推進できるんじゃないかとイメージでき、入社してまもない自分がやるのにちょうどいいと思って立候補しました。

実際に担当してみて「会社によって求められる役割は違うんだ」ということに気づきました。とくに役職者との関わり方でかなりギャップを感じましたね。これまで勤めてきた会社は、役員への対応は必ず二人以上で担当しないといけなくて毎回秘書に確認するのが大変だったり、役員からの相談や問い合わせにはすべて部長が対応すると決まっていたり、いわゆる"VIP対応"をするのが当たり前でした。でもUGは全然違ったんです。取締役の岡さんに複合機の設定について説明しにいく機会があり、「VIP対応しないといけない!」と思って、こちらで丁寧にすべて対応しようとしたら「いいよ!自分でやるから!」と言われたんです。その瞬間、入社して間もなかった私は「自分でやると言わせてしまった、まずい・・・」と思ったんですが、その後の会話で本当にそれでいいんだということがわかって、会社によって全然違うんだなと実感しました。

「対応の仕方ひとつとっても会社によって全然違うんだ」と気づくことができたおかげで、シェアード社員としてお客様先にいくときに「この会社はどうだろう?」「この会社独自の”当たり前”はなんだろう?」と考えながら動けるようになりました。まさに"社員よりも社員らしく"ですよね。

あとUG社内コーポレートITメンバーを担当してよかったことは、社員同士のつながりに頼れる経験ができたことですね。お客様先の業務でわからないことがあったとき、週1の稼働時間で、ともに働くメンバーにちょこちょこ相談させてもらっていました。社員同士で知識や経験を出しあって、シェアード社員のつながりを活かしてお客様の支援ができることを実践できたいい経験でした。

UGは社内の役割を定期的に交代しており、2年間で当初の目的が達成できたため次のメンバーに交代して卒業しました。

★2017年頃の写真:右上は同期入社のナウシカです!

好奇心から「営業」の道へ

入社3年目は【UG社内コーポレートIT 兼 シェアード社員】から【営業推進部 兼 シェアード社員】となりました。シェアード社員1本でがんばろうとしていた矢先、「営業推進部の業務もやってみないか」と声をかけられました。営業推進部がUGのなかでどのような役割を担っているか正直わからなかったし、「営業」にまつわることを何も知らなかったので「知りたい!」という好奇心でやってみることにしました。

営業推進部の業務は多岐にわたるのですが、とくにおどろいたのは基本契約書の内容変更(バージョンアップ)に自分が携わったことですね。社外の監査役の方も監修してくれてはいるものの、お客様からの覚書対応や、次のアップデートの際にどの内容を盛り込む必要があるか検討することなどを経験できました。

何におどろいたかというと「自分はIT職種で入社したのにこんなことまで携われるんだ!」というところです。正直、こういった業務は法務専門の方々にしかできない仕事だと思っていました。新卒で入社した会社で、親会社で働く人々のために働いていたこともあって、仕事の担当がしっかり区別されているのが当たり前だと思っていたんです。でもUGでは完全分業されている仕事ってほとんどなくて、いろんな人がいろんなことを担当しているんですよね。「自分で働き方を決める」「仕事の範囲を広げていく」「チャレンジしていい」といったUGの感覚が徐々にわかってきました。

この経験をきっかけに、ITに関わらない仕事にも手を広げていきました。新規でお問い合わせいただいたお客様との商談でサービス説明したり、AM(※)にもチャレンジしてみたりと、経験を積む名目でいろいろやってみました。そこで、いかに自分がビジネススキルが足りないかを痛感しました。「お客様のお困りごとを聞いてUGでできることを提案する」って頭ではわかっていても、その場に立つと緊張して全然できなくて。周りに支えてもらいながらなんとか商談を進めることもありました。いろいろ経験させてもらって、ビジネスパーソンとして全然できていないのを実感する場面が何度もあり、UGで働くには「IT知識・技術」と「ビジネス」の両面のスキルが必要だということがどれだけ重要なのかがわかりました。

営業推進部の経験のおかげで自分の"殻"を破ることができたんですよね。求職者との採用面談で「UGに慣れるまでどのくらいかかりますか?」という質問に対して、高井さんが「1年くらいはかかるんじゃない?」と話しているのを聞いたことがありますが、私は営業推進部の経験がなかったら、7年目の現在もまだ慣れていなかったかもしれない、なんて思います(笑)大切なことにいろいろ気づかせてもらい、めちゃめちゃいい経験ができたので満足してしまい、営業推進部はもうお腹いっぱいと思って2年間務めて卒業しました。

※AM:顧客責任者。準委任契約における指揮命令者であり、現場メンバーとは別にお客様やメンバーの状態を把握し支援する

★2019年頃の写真:(右上)みなしずーちゃんと!(左下)にーにーさんへ仕事の極意を聞いています!

視野をもっと広げたくて「採用」にもチャレンジ

今度こそ、シェアード社員1本でがんばってみようと思っていた矢先に、次は「営業推進部に割いていた時間で人材採用部の業務をやってみないか」と声をかけられました。「採用」の具体的な業務内容がわからなかったのでまたまた好奇心が刺激されたのと、これまでの経験とつなげることで【採用した人材が→営業で契約締結したお客様先で→シェアード社員としてご支援する】という一連の流れを体験できて自社事業の理解が深まりそうだし、ビジネスパーソンとしても視野が広がり成長できるんじゃないかなと思い、やることにしました。あと、営業推進部で働いたことで「新しいことにチャレンジしたら視野が広がるんだ」という成功体験ができたのも、採用にもチャレンジしたくなった理由かもしれません。

そしてこのときにさらなるチャレンジをしました。それは”採用業務に専念する”こと。入社してからずっと複数の部署を兼務していたので、一つのことに集中して仕事をしたいなと思っていました。だから、シェアード社員稼働か人材採用か、今回はどちらかだけに専念したい思いがあり「人材採用にチャレンジしてみたい!そして、シェアード社員はいったん卒業して、人材採用業務に専念したい。」とお願いし、人材採用部に専属となり、160時間すべてを使って採用業務に取り組むことになりました。

★2020年の写真:人材採用部でZOOM対談&ドラゴンさんに宣材写真を撮影してもらいました!

当時の人材採用部は新卒採用・中途採用・採用広報を3名で分担しながら推進していました。新卒採用はきょんきょん、採用広報立ち上げ&人材採用部リーダーはドラゴンさん、中途採用は私という感じで、それぞれ本気で推進しながらお互いに助け合って動きました。最初は「採用実務ってこんなにたくさんあるんだ!」とおどろきましたが、やっていくうちにその重要性をひしひしと感じて「吸収するのも大事だけど成果も出さなきゃいけない!」と、とにかく試行錯誤しつづけました。

まず、求職者に向けて会社を語るには会社を知らないといけないのでそのインプットに時間を費やしました。おかげでUGのことは社内コーポレートIT担当、営業推進のときとはまた違った観点で知ることができました。とくに会社における各職種の理解が深まりましたね。そのインプットしたことを採用面談でアウトプットするわけなんですが、求職者の状況や志向をふまえてお伝えしないとなかなか伝わらないんですよね。会社のためにも求職者のためにも、双方の納得度を上げるために超重要だなと思って意識しています。1年やってみて、採用に関わるということの重要性を身を持って実感できた気がします。採用担当もコーポレートエンジニアに似ていて"(会社にとって)縁の下の力持ちだな"と。


★2021年の写真:本社のいろんな場所で撮影会!withどんちゃんきょんきょん

会社としてさらに採用に力を入れていくために体制強化をすることになり、2021~2022年にメンバーが増えました。中途採用の実務は一通り理解して自分なりにできるようになったんですが、個人で進めることとチームで進めることの違いを実感し、相乗効果を生み出しながら物事をよりよくすることのむずかしさを感じました。

特に今年(2022年)はカオスだったと思います。正直いっぱいいっぱいで、つい半年前くらいのはずなのに何も覚えていないんですよね(笑)記憶が蘇らないくらいハードでした。採用についての知識や経験の差をどうバランスとっていけばいいかわからず、毎日わちゃわちゃしていました。ぐちゃぐちゃになった糸を各々が解こうとしていてなかなか解けないような感覚で、相乗効果の出し方がまったく見えてきませんでした。当時の自分は混沌としていたと思います。

数か月たって、「こういうことを頼んだらその人が思う一番いい方法でやってもらえる」という信頼関係がようやくできてきました。やっと人数分の馬力が出てきたような、そんな感覚を持てるようになりました。自分が気づいていないところを推進してくれるメンバーもいたり、新しい視点で物事を進めてくれているメンバーもいたり、それぞれがいいと思っている行動が表面化してきたんです。「もう大丈夫、このチームでやっていける」と思えました。ほかにも、この2年で採用の新しいサービスを利用する機会がたくさんあり、決裁者に自分で説明して承認を得るという経験も何度かすることができました。いろんな経験のおかげでビジネススキル面でとてもいい修行ができたと感じています。

そして、引き続き中途採用に専念してパワーアップしていこうと思っていた矢先に、「部の人数が増えたことで担当ごとに分断されてきた気がするから"つなぎ役"になってみないか」と声をかけてもらいました。一瞬、「中途採用担当から外される?」という不安があったけど、ひとつの部署としてつながりを強めていくことは必要なことだと思ったし、視野を確実に広げるチャンスかもと思ったのでやってみることにしました。今は「中途採用をもっともっと盛り上げていくこと、中途採用をもっとアップデートするのことが私の使命だ!」と気合いを入れて、そのために自分の視野を広げたり、視座を高めたりしてパワーアップしようと日々精進しています!

★2022年の写真:初めて動画撮影に臨むなど、新しいことにもチャレンジ中です!

そして忘れてはいけないのが、取締役兼採用責任者の高井さんについて。冒頭でもUGでの役職者との関係について触れましたが、今一番お世話になっている高井さんともいい関係性を築かせてもらっています。採用面談が終わって会議室から戻ってくるといつもニヤニヤしながら「良い人に出会えた?」なんて聞いてくれたり、自分がやってみようと思っていることを伝えると足りない観点をくれて、私が考える過程を伴走してくれたりして、上下関係がきっちりしている記憶ってほとんどないんですよね。過去の自分が見たら"ありえない!"って驚くような関係性で仕事ができているんじゃないかなと思います。

未来の自分へ「見える世界が広がっている」ことを期待したい

コーポレートエンジニアとして成長したくてUGに入社したけど、結局半分くらいしかやっていないんですよね(笑)もう半分は全然違う職種にチャレンジしてきて、"ビジネスパーソンとして何が必要なのか”という考え方に変わってきたんです。成長って、IT知識・技術(ハード面)だけじゃなくてビジネススキル(ソフト面)も必要だと。しかも、上に伸ばすだけじゃなくて横に広げることも成長なんだなと。採用をはじめとする複数の部署を渡り歩いたおかげで気づくことができました。

またコーポレートエンジニアという仕事に対する考えもアップデートされたように思います。現場での視点に加えて、企業が必要としているコーポレートITとは?企業に求められているコーポレートエンジニアとは?という視点でも考えられるようになりました。これは間違いなく採用や営業を経験したおかげです。

あと、さまざまな部署、役割をやってきたことで、UGのいろんな人と関わりながら働くことが多く、自分ができるようになったというより、みんなに引っ張り上げてもらってここまで成長できた気がします。コーポレートエンジニアじゃなくても、切磋琢磨できる関係で仕事できることが私のモチベーションにつながっているんですよね。

まだ知らない世界、見えていない世界があるはずなので、UGにいながら未知のことをどんどん経験してみたいです。その結果、今と違う世界が見えている状態になっていたいなと思っています。視野が横に広がって、視座が高まっている状態になっていれば、見える世界が広がっているんじゃないかと思うんです。今後の自分にはそうなることを期待しています。採用をやっているとポジティブになりますね!求職者と一緒によりよい未来を考えて語っていくので、それを何回も繰り返してきたことで自分自身もポジティブ思考になりました。採用をやる前に比べてだいぶ変わったと思います。

採用活動を通じて、会社のことを語る機会が格段に増えました。会社について理解して自分の言葉で語ることを続けていると「お客様のためには、共に切磋琢磨していく仲間がますます必要だな」と感じます。今は採用活動=自分のやったことでお客様の役に立てることが働くモチベーションになっています。でも、今と違う世界が見えてきたら変わっていくかもしれません。「人に貢献する」「社会に貢献する」のがやりがいになっていることを自覚していて、採用でそれが実現できているのがありがたいです。まだまだ貢献していきたいです!そして、仕事を通じて成長することをこれからも体現し続けていきたいです。

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