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iOS一筋13年。SwiftUIを採用しカウカモ史上最大の転換に挑むiOSテックリード

田中 潤(たなか じゅん)

cowcamoプラットフォーム事業部エンジニアリング統括室 iOSテックリード

日本でiPhoneが発売された当時からのiOSアプリ開発者。指でつまむだけで複数のiOSデバイスをマルチデイスプレイ化する「Pinch」を手がけ、経済産業省Innovative Technologies採択。制作会社でのiOS専用360°動画ビュワーの開発等を経て、2017年よりツクルバに参画。現在は、cowcamoプラットフォーム事業部iOSテックリードとして、iOSアプリ開発の技術的意思決定を行っている。

Appleの設計思想の美しさに感銘を受け、iOSエンジニアへ

13年前。iPhoneが日本に初上陸して間もなく、私はiOSアプリの開発を始めました。それ以前は、プログラミングでweb系の制作をしていました。制作を進める中で、各ウェブサイトに統一性がなく、情報のフォーマットがバラバラなことに、強い違和感を感じていたんですね。共通のフォーマットで自分に必要な情報をピックアップできればいいなって思っていました。そんな中、2008年にiPhoneが日本で発売され、当時大学生だった私は、その使い心地とアプリの設計思想の統一性に衝撃を受けました。

iPhoneは全てのアプリのUIが同じルールで統一されているため、膨大な情報を共通のフォーマットに集約することが可能だと感じたんです。Appleの開発言語の名前の付け方1つとっても、なるべく誤解がないようにするための厳密なルールがあり、きっちり整理されています。このようなAppleの設計思想の美しさに感銘を受け、iPhoneと同じルールの下でアプリを作ることに可能性を感じ、iOSエンジニアになることを決めました。

iOS一筋の私がツクルバに入社した理由は、建築家と共に働きたいと思ったからです。ソフトウェアと建築のデザインは通ずるところがあって、テクノロジーとアートの掛け合わせだと思っています。この掛け合わせを1番古くから体現している職業が建築家なのではないかと。素晴らしい建物を設計するには、綺麗な図面を引けるだけでなく、建築技術に精通している必要があります。建築家と共に働くことで、テクノロジーとアートの構造的な思考に磨きをかけたいと思い、ツクルバに入社しました。

13年間の知見があるからこそできる技術選択で、カウカモの大幅リニューアルを手掛ける

現在は、cowcamoプラットフォーム事業部にて、不動産売買のストレスを取り払い、自分らしい暮らしを選択するためのアプリを開発しています。私はiOSテックリードとして、iOSアプリ開発の技術的な意思決定の役割を担っています。カウカモのアプリは今年でリリースから4年を迎えました。事業的にも、iOSアプリとしても、過去から未来への分岐点として今が1番大きな転換期だと思っています。現在は、この先10年のカウカモを創る最初の基礎固めとして、全体を整理する大幅リニューアル行っています。今後、更にユーザーが増え、新しい機能が増えてアプリが拡大しても、スムーズに開発を続けられるようにするためです。

今回のリニューアルにあたって、技術の観点でこだわったのは”SwiftUI”を採用したことです。この技術は、コード量を削減して難しいUIコーディングをシンプルにできる点はもちろん、これから新しくiOSの開発を始める人にとって、取り組みやすいという面で採用しました。若手のエンジニアを採用した際に育成の手助けにもなりますし、カウカモの拡大を加速させることもできます。とはいえ、現時点ではSwiftUIだけでは開発は成り立たないため、SwiftUIと今までの技術を併用する必要があります。

SwiftUIのような新しい技術も、昔からあるのiOSの技術基盤の上に成り立っています。私はiOSに最低限の機能しかない頃も経験しているので、新しい技術が登場した際に、”これはあの技術の上に成り立っているのかな”とある程度の見立てがつきます。その知見を活用しながら、新しい技術と従来の技術のどちらを使うべきかを判断しています。この地層のように積み上がった知見を事業やチームに還元できたとき、長くiOS開発をやっていた甲斐があったと思えますね。

私はテックリードとして、もちろん事業のことも考えますが、それ以前にAppleのエコシステムの中のエンジニアの1人なので、時にはビジネス側の意向に沿えないこともあります。カウカモが他のアプリと全く異なるものになってしまうと、ユーザーの学習コストが跳ね上がるため、Appleソフトウェアの慣習に合わせて設計します。それがビジネス側の要求と相反するときは、ギリギリまで調整はしますが最終的にはユーザー側の味方に立って開発をするようにしています。

エンジニアが開発しやすい環境を創り、人生に新しい選択肢を

カウカモは、アプリとして技術的にトリッキーなわけではなく、身近にあるアプリケーションと変わらないものだと思っています。だからこそエンジニアにとって作りやすいアプリでありたいです。これから新しい機能・表示したい情報ができたときに、エンジニアがつまづくことなく開発できる環境を長期的に維持し続けたいですね。

初めてiPhoneに触れてiOSエンジニアになろうと決める前から、変わらず「その人にとっての新しい選択肢を作ること」が私の奥底にある想いです。13年間の知見を活用しながら、SwiftUIなどの新しい技術も採用して一緒に働くエンジニアの選択肢を広げることはもちろん、今後は理想の空間をお客様と一緒に考える際に、ARを活用して臨場感のある快適な設計体験を作れるようなエンジニアリングもしていきたい思っています。

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iOSエンジニア
数年先を見据えた大幅リニューアルを実施!UIを意識したiOSエンジニア
2011年8月、村上浩輝(代表取締役CEO)、中村真広(取締役・共同創業者)の共同創業によりスタートしたツクルバ。 「人と人、人と情報が交差する『場』をつくりたい」という2人の想いから社名を「ツクルバ」と名付けました。 「場の発明を通じて欲しい未来をつくる」というミッションのもと、デザイン・ビジネス・テクノロジーをかけあわせた場のデザインを行っています。 主な事業として、ITを活用したリノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」事業、シェアードワークプレイス事業を展開。
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