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ツクルバの人と文化を伝える「Yearbook」の制作秘話を大公開!

初めまして、カウカモ編集部のコンテンツディレクターをしている外山です。

突然ですが、みなさんの会社の文化を知ることができるもの、そして就活生の方であればその会社の文化や人がわかるもの、と聞いてなにを思い浮かべますか?

ツクルバには、ツクルバのカルチャーをまとめたYearbookがあり、それを読むことでツクルバの文化や人が理解できるようになっています。

そもそもツクルバYearbookとは?

Yearbookは一昨年からスタートした、1年に一回発行しているツクルバのカルチャーブック。名前の通り、ツクルバの文化を伝える冊子です。一番大きい役割は、社内報としてメンバー間の相互理解を促進すること。そのほか採用選考にお越しいただいた方や、お客さまなど社外の方にもお渡ししています。

今年のYearBookは、入社して2年未満の若手3名が中心となって作成しました。編集長は新卒2年目の多久、デザイナーは新卒1年目の後藤、そして昨年転職をしてきた私。普段の業務で所属しているチームは異なります。

Yearbookは、「ツクルバのカルチャーを伝えるもの」という軸は変えずに、伝え方や切り口はその年ごとに再検討し、毎年アップデートしています。昨年は2017年度に起こったプロジェクトを軸にした内容でしたが、今年のテーマを「ツクルバの人と文化」としました。

なぜ「ツクルバの人と文化」なのか?


作成し始めたのは昨年の10月頃。当時の社員は約70名、現在は約100名。ちょうど社員数が急激に増え始めたころで、組織拡大の真っ只中でした。

メンバーが勢いよく増えている今だからこそ、個人がツクルバやツクルバで働くことに対して何を考えているかを言葉にすること、それを多くのメンバーに伝えることが必要なのではと考えました。

人が増えていくと組織の中は多様になり、その分今まで大切にしてきたツクルバの文化が薄まってしまうかもしれない。でも、ずっと大切にしているものだけを守り続けるのもツクルバらしくない。であれば、今まで大切にしてきたものをしっかり形にすることで、それを土壌に新しい種を受け入れれば、よりツクルバらしく多様になっていけるのではないだろうか。

そして、その「大切にしているもの」と「土壌」を一番象徴しているものを考えたときにたどり着いたのが『クレド』。ツクルバのクレドとはいわゆる行動指針のことで、下記5つで構成されています。

Fever ……仕事に熱狂できる環境を自らつくり、成果をあげることに一切の妥協をしない。
Creation in diversity ……多様な視点やノイズを積極的に吸収し、新たな価値を創造しつづける。
Philosophy and business ……哲学と経済活動を両立させる。
Invention ……誰もやらなかったことに挑戦し、発明の種を生み出す。
Change ……変わり続けることをやめない。

年一回、7月に行われる期末の締め会でその年で最も各クレドを体現した人が、クレド賞を受賞します。受賞者にインタビューをすれば、ツクルバのカルチャーとは何なのかがより明確になるのではと、クレドを軸にした内容にすることになりました。

そして受賞者には、話してみたい人や自分が思うクレドを体現している人を選んでいただき、共通点などを踏まえ、編集部でそれぞれのトークテーマを設定。

Fever:『仕事とプライベートと。』

Creation in diversity:『これからつくりたいモノ、コト、セカイ』

Invention&Philosophy and business:『僕らがツクルバを選ぶ理由』

Change:『変えていくこと、変わらないこと』

すべてテーマは異なりますが、一貫して伝えたいことはツクルバメンバーに通じている価値観。個々が持っている価値観が重なり合っているからこそ、ツクルバの文化が生まれている。そこで人に焦点をあて、それぞれが何を大切にしているのかを中心に編集をしました。

余談ですが、今回のYearbookは前編と後編に分けて発行しています。伝えたい内容があまりにも多くなってしまい、私たちが伝えたいことをどうすれば読者に届けられるか考えた結果2冊に分けたという経緯があります(笑)

私がYearbookの編集を通じてやりたかったこと

端的に言うなれば、「なんだかよくわからないけどみんなが楽しく働けるツクルバの謎」を言葉にしたかったからです。

当時、転職してきて約半年。私は前職を1年でやめ、2社目ということもあり、その “不思議な楽しさ” をひしひしと感じていました。明確に伝えあっているわけではないけど、みんな近しい価値観を持っている。みんな忙しく働いているけれど、全然つらそうじゃない。なんだかよくわからないけど、仕事が、ツクルバが好きでみんな楽しく働いている。

人が増えている今、ちゃんとその謎を誰かに伝えられるような言葉にして、今のツクルバのよさはそのままに、ツクルバらしく多様にしていきたい、そう思い、Yearbookに関わることに。そして、内容を詰める中で他のふたりともYearbookで伝えたいことが一致し、形にすることができました。

私は「みんな何を考えて働いているんだろう」ということに興味を持ちがちな人間なので、普段なかなかそういう話をすることのないメンバーの話をしっかり聞いてみたかったり、紙の編集をしてみたいといった個人的な興味関心もありました。

普段はWebメディアの編集に携わっているので、紙の編集を実際やってみると、文字数に決まりがある大変さや、印刷してしまうとずっと残り続けてしまう緊張感もありましたが、冊子ができて手元に届いたときの感動も忘れられないものとなりました。

Yearbookを読んだ社外取締役の方から「作り上げる過程で紆余曲折を経たチームのアウトプットだということが読んだ瞬間にわかった」「コンテンツごとのテーマは異なるけど伝えたいことがすっと入ってくる」という感想をいただき、編集メンバーでとても喜んだのもよい思い出となりました。

あと、おまけ(だけどおまけじゃない)の『占いの館』や『大人のお悩み相談室』もとてもお気に入りコンテンツなので、そちらもじっくりと読んでみてください。

Yearbookでツクルバらしさとはなんなのか、ちょっとでも知っていただけたらうれしいです。Yearbookを読みたい方は、オフィスに来ていただくか、お近くのツクルバメンバーに頼んでみてくださいね◎

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