2021年当時、私は世界最大級の生命保険会社の日本拠点にて、カスタマーバリューマネジメントチームのマネージャーをしていました。難易度マックスの全社横断プロジェクトの旗振り役と考えていただければイメージが捗ります。
とあるプロジェクトを担当していた時、法律、 実務基準、他社事例、慣習、社内知見、などなど...気が遠くなるほどの情報収集で武装をして資料を何十ページも作ってCFO(現在はフランス本社のChief Investment Officer)にプレゼンしたときのことを鮮明に覚えています。
「よくまとめてあるね。ただ、できない理由はどうでもいいんだ。さぁ、どうやったら実現できるかを議論しよう」
それまでの私は、問題の難しさやリスクを特定、評価して保守的かつ合理的なものの見方をすることに慣れていました。(私はアクチュアリーとして、この特性自体は誇らしく思っています。)
しかし、彼の一言で私の焦点は「現在の法律や慣習を基準にして現実的な落としどころを見つけるのではなく、理想を徹底的に追求するんだ」という方向にシフトしました。
この変化は、仕事の質だけでなく、私の人生そのものにも影響を与えました。常に前向きな考え方を持ち、障害や問題に直面しても、それを乗り越える方法を考えるようになりました。
プロジェクトの進行中、多くの難題に直面することは避けられません。しかし、それらを「できない理由」として受け入れるのではなく、「どうすれば乗り越えられるか」という視点で脳がちぎれるほど考えて実行することでのみ、我々の取り組みは前進するのです。
彼のこの言葉は時間にしては数秒でしたが、計り知れないインパクトがありました。人生のすべての局面での指針となり、私の考え方や行動を大きく変えてくれました。
私たちが直面する難題は、それ自体が終点ではありません。それをどう乗り越え、どう実現するかを考えることで、真の成功と成長を手に入れることができるのです。
わたしたちと一緒に成長をエンジョイしませんか?