「社長、突然なんですが世界一周行ってきます。」

こんにちは！現在、Trim株式会社でデザイナーインターン中の誠也です！バックパッカー旅から無事生きて帰ってくることができたので、今回は旅に出発するときのことについて書かせていただきます。

これから何回かに分けて、
旅に関する記事を書こうと思っているのでよろしくお願いします！

インターンと「世界一周の夢」

大学三年生の春から、初心者ながらデザイナーとしてインターンをさせていただいています。クリエイティブな仕事が多く、いつも楽しく働ける環境があって楽しいです。一緒に働く人もいい人ばかりで、ずっと続けたいと思えるインターンです。こんな環境あるのか！と感動していました。

でも、その年の夏、僕はあることをしたいと決めていました。
それは、

『人類起源を巡る旅』

です。

人類は昔アフリカで誕生し、その子孫が世界中に散らばって現在に至ると言われています。環境の変化に適応するため、人類はアフリカには留まらず、紅海を渡りアラビア半島へ、そのままユーラシア大陸の海沿いを辿りインドや東南アジアへ向かい、その子孫が日本に辿り着いた、と言われています(色々な説がありますが)。

というわけで、今回の旅の簡単な説明としては、

人間のルーツがあると言うタンザニアまで久しぶり(3,600,000年ぶり)に人類の道筋を辿って帰ろう

と言うものです。
ただし、基本的に危険地帯のみ飛行機OK。それ以外は、バスや電車などでの陸路移動。というルール。

これにこだわる理由としては、飛行機でビュンビュン移動してしまうと、やっぱり文化と文化の狭間のようなところが見られないんです。文化は常に受け継がれているもので、その文化の道筋をしっかり辿りたいという気持ちがありました。
長い時間をかけてでもバスなどで移動し、途中の観光客なんて来ないような街を訪問することで貴重な出会いがあったり、思わぬ発見があったりするものだろう、という仮説もありました。

高校生のときに「海外」に興味を持ってから、「大学三年生ごろになったらお金を貯めて世界一周の旅したい」という思いはずっとありました。そして、ついにその大学三年生の夏を迎え、その軍資金は確保できていました。

問題は、「時間」

インターンで長期休暇をもらうなんて聞いたことが無かったし、

僕はデザイナー初心者にも関わらずインターンさせてもらっているので、もっともっとデザインソフトを使えるようにならなきゃいけなかったし、

デザイナー枠を１つ埋めて、僕が入っていたので、そこにまた誰か新しい人を雇わなければいけないかもしれないと思ったし、

代わりになる人は他にもいると思ったので最悪の場合、辞めなければならない
かもしれない。

もちろん辞めたくない。でも旅に行けるタイミングは今だけ。うーん。

色々考えた末、ついに社長に旅に行く話をするとこにしました。

どんな反応されるだろうか...。