こんにちは。三上蒼太と申します。NPO法人Trellisのインターンコーディネーターを勤めています。
自己紹介を書きました、ぜひ読んでみてください。

NPO法人Trellisに入る前

約２年間、沖縄発の教育系ベンチャー企業にて事業統括マネージャーと言う肩書きをいただき毎日ワクwork(ワクワクするお仕事)していました。そんな中、会社の海外展開(特に私の好きなベトナムに焦点をあて)を目指し、その調査というミッションを持ちベトナムにて４ヶ月半駐在員をしていました。2016年下半期のことです。ベトナムの教育事情を調査するべく、自らも日本語教師として現場の教育に携わりながら、いろんな方からのお話を聞いたり、自らの体験を積み上げていったりと、知見を高めていきました。
悲しい言い方ではありますが、もともと日本語教師をしたいと思って現場に入ったわけではありません。ただただ偶然繋がったご縁でしかありませんでした。しかしそこで働く中で、日本語教育のやりがいや魅力を知りました。また同時に、業界の課題だったり、現場で苦労されている方々のこともたくさん知ることができました。もともとは手段としての日本語教師でしたが、そこにハマっていく自分がいました。
「この業界の課題をこれだけ知って、そのまま沖縄の生活に戻りたくない」と、帰国後、会社を辞めることを決めました。

辞めた後、「日本語教育でこんなことがしたい！」のアイデアを持って東京に行きました。日本語教育業界の方、教育系の会社さん、EdTechベンチャーの方、ベンチャーキャピタルさんなどを回り相談させていただき、様々なフィードバックをいただきました。

「仮説が多すぎる」
いただいたフィードバックの中で、一番苦しく、一番ありがたかったものがこれでした。
もっと詰めないといけないし、もっと検証を重ねないといけない。
そこで路頭に迷いかけていたとき、このフィードバックをくださった方がTrellis代表の田中と繋いでくださったんです。

Trellisのやろうとしていることは、日本語教育に関する人材育成です。
私のやろうとしていたアプローチとは異なりますが、目指す先は一緒。とっても惹かれ、一緒に作らせていただくことになりました。

現在

インターン生のコーディネートをしています。私が実際にベトナムで日本語教師としてインターンシップに近い経験をしていたため、次にそこへいく方々が活動に集中できるよう、成長できるよう、支える役割をさせていただいております。と言っても、今はインターン生の募集の段階です。現在はWantedlyの運用だったり、面談だったりを主にしています。
※なのでWantedlyの更新がないと私がサボっています。。。ここで自分に喝を入れたいと思います。

NPO法人Trellisについて

前職は株式会社だったのに対し、TrellisはNPO法人です。事業を作る上で大事にする考え方だったり、社会的意義を考える姿勢なんかは変わりません。しかし、事業資金の計画についての考え方やそもそもの前提にある違い、またNPOだからこその強みだったりも感じていて、その変化を面白く感じています。

また、経験豊富で頼れる代表と、ベトナム事務所にて様々な業務を行ってくれているカナダ人の共同代表をはじめ、いろんな能力や専門性を持ったメンバーと、それをみんなリモートで働いているところがとっても面白いです。
今まで経験していたのとはまた違う形の刺激が多く、自分のエッジが広がっている感覚を覚えます。

今後どういうことをしていきたいか

Trellisの活動を通じ、日本語教育を人材育成の切り口で良くすることに貢献したいです。しかしやはりやりたいことはそれだけではありません。自分なりのアプローチによるものも、是非とも立ち上げたく思っています。
40日のプログラミングスクールも先日無事卒業し、アイデアを検証し、これから形にしていくところです。

私は、「日本語教育を良くすることは、日本や社会を良くすることに繋がる」と信じています。その信念でただやっていくだけです。

将来の夢や、将来設計を聞かれたとき、私はいつも少し困ってしまいます。
あまりしっかり考えられていません。
ただ漠然と、「好きなベトナムに家が欲しいなー。だけど子育て考えると日本かシンガポールの方が良いんだろうか・・・」とか、その程度です。
また、現在大学3年生なので、NPOで働いているし自分の事業を立ち上げたいとも思いながら、「就活」という言葉が周囲ではちらついています。
自分のやりたい方向を進めながらも、そのうちぼんやりと今後のことが繋がって見えてくると良いな、とふわっと感じています。流れに身を任せます。