TOWN株式会社に入る前
小さい頃の夢は、お医者さんになることでした。父が医者ということもあり、命を助ける仕事に感銘を受けて、ずっと目指してきました。ただ、残念ながら受験には上手くいかず(涙)、別の道を選ぶことになりました。初めての大きな挫折だったんだと思います。 ただ、別の道を選ぶ以上、今まで目指してきたものより、大きな人生の目標をたてやろうと。漠然となのですが、いつか会社をつくって成長させたい、起業してみたい。そんな想いが芽生えるようになってきました。今思うと安直な動機ですね、、 そんな中、創業メンバーとの出逢いは、大学1年生のときです。同じ学部、同じ学科、同じサークル、同じ研究室で、長い時間共に過ごしてきました。学生時代に卒論テーマで共同開発したシステムを、ベンチャー企業に売り込みにいったり、卒業後も、共同でアプリケーションの開発をしたりしていました。 大手メーカーに就職したのですが、半年くらい経った頃でしたかね。 改めて社長の永井から招集がかかり、一緒に会社を立ち上げよう!と。 当時の心境はどうだったかというと、自分自身の目標とハマるところもあり、 このメンバーとなら成し遂げられるんじゃないかという自信もあったので、葛藤や迷いは不思議となかったと思います。 ただ、前職で出逢った大切な仲間や、今まで築いてきた人間関係など、 すべてを失ってしまいそうな恐さはありました。 オフィスを構える前は、社長の実家の部屋をお借りして、みんなで合宿のように寝泊まりしながら、ウェブアプリケーションの開発や受託のお仕事をやっていました。 そう、ここでつくっていたのが Aipo です。ここから始まりました。 なぜ、最初につくったサービスがグループウェアだったのか。私たちが会社を営んで行く上で必要不可欠なツールがグループウェアだったからなんです。つまり、最初の顧客は私たち自身、まずは自分たちが使い易いのもを作り上げよう。会社や私たちの成長と共に Aipo も成長させていこう、育てていこう。そんな想いを込めて開発を進めてきたのです。 意志の強いな創業メンバーに恵まれ、大切な仲間を集めることができ、優秀な学生さんにも来て頂けている。 人との巡り合わせについては、TOWNの成長の奇跡を強く感じています。
現在
現在は、クラウドアプリケーション事業に従事し、グループウェア「Aipo」の開発・運営を行っています。 若い学生さんにパワーをもらいながら、一緒に作り上げています。 「現在は」という話をしましたが、実は、ずっと Aipo に携わってきたわけでもないのです。 創業当時は、受託も行っていたので、営業やディレクション、受託開発など、多岐にわたる仕事をやってきました。 また、新たなサービスや仕組みづくりの度に、リベロのようにいろんなポジションを動き回っていたのをよく覚えています。 最近は、クラウドアプリケーション事業に長い期間集中できるようになってきました。 これは、きっとTOWNの組織が成長してきた証だと思っています。
TOWN株式会社について
TOWNの特徴としては、各メンバーそれぞれが、自分の強みを活かして組織にコミットする意識を持っているということ。 カタチではわかっていたとしても、それを実践するのはなかなか難しいですよね。 具体的に、TOWNではどのようにやっているのか。 その一つとして、Aipo の「タイムライン」があります。 「タイムライン」は Facebook のように、近況やお知らせ、有益な情報を社内のメンバーにシェアをすることができる仕組みになっています。社内のコミュニケーションの活性化を目的としています。 社内で「タイムライン」を活用するようになってから、それぞれが内に秘めている個性や強みなどを、自然と社内のメンバーに浸透させることができるようになり、普段の仕事に良い影響を与えています。 このように、TOWNでは目指していきたい文化や仕組みを、自社サービスに落とし込んで自ら活用していく。ということを創業当時からずっと続けています。いわば、Aipo はTOWNの写し鏡になっていて、成長の軌跡そのものなのではと感じています。
今後どういうことをしていきたいか
もっと「失敗」をしていきたいですね。 あれ?って、感じる方も多いと思います(笑)。 いろんな経験を積んでくると、これからやろうとしていることが、上手くいくのか、上手くいかないのか、想像できてしまうということがよくあります。ただ、今はない新しいサービスをつくろうとしたとき、これからどうなるかなんて自分の手のひらの中で想像できものではありませんよね。時に失敗することもあるでしょう。 だからこそ、すべてが上手くいきすぎている時は、きちんとチャレンジできているか自分に問いただすようにしています。 その先に新しい未来が待っているのではないかと、そう信じています。 そして実現のためには「人」がすべてです。 これからは更なる飛躍のために、仲間が集まる環境を構築し、強靭な開発組織をつくっていきたいと考えています。 これからの出逢い、一期一会だと思って大切にしていきたいですね。