こんにちは!トモノカイ学生スタッフのいこまです。
今回はトモノカイで学生インターン生として活躍中のゆっきーさんにインタビューをしました!
ゆっきーさんの基本プロフィール
大学:国際基督教大学4年(取材当時)
主な仕事内容:東大家庭教師友の会のマーケティング戦略策定・実行からチームマネジメントまで、様々なことに取り組んでいます。また、全社学生リーダーとして、学生インターン生約50名のマネジメントにも携わっています。
自分流の肝の据わらせ方
ーゆっきーさんはどうしてインターンを始めたのですか?
私は経済的にバイトをしなければいけませんでした。でも、浪人時代に既にホテルの接客業を経験していたので、どうせやらなければならないなら、その時よりももっともっと成長できるような経験がしたいと思っていました。
そんな時にトモノカイのインターンを発見したんです。もともとビジネスにはすごく興味があったので、「その経験ができるかもしれない!」と見つけたときにすごく興奮したのを覚えています。
ーアルバイトではなく、インターンを選択したんですね!
私はやってみたいことをやらないと気が済まないタイプなので(笑)ビジネスに興味があったので、より深く知ってみたいと思っていたんです。好奇心が人より強くて、挑戦することが好きなんだと思います。
自分が通っていた高校では学外の活動を推奨していて、シンガポールでの研修や北海道大学と提携したサイエンスキャンプなど、いろいろなことを経験するチャンスがありました。
その中で、自分は新しいことに挑戦することが好きだと気づきました。挑戦をすることで、できない自分を知ることができると思っています。そうすると私はかなりの負けず嫌いなので、さらに挑戦したくなっちゃうんです。もっとできるようになりたい、もう一段階上に行きたいと。
ー新しいことに挑戦することは怖くないんですか?
不安な時ももちろんあります。でもそんな時は、自分がほんとに何が嫌なのか考えて、不安を言語化するようにしています。なんでこわいのか、なんで迷っているのかの理由を考えます。意外と漠然な不安も言語化すると対処できることが多いんです。試験に落ちて自信がなくなるのか嫌なんだ!と分かると「一回失敗したくらいで、人生そんなに変わんない!」と、一歩引いて考えることができます。
自分で考えて、自分を納得させていくことが怖さを乗り越えるためには大切だと思います。この考え方のおかげで肝が据わっているとよく言われます(笑)
チャンスは自分で作りだす
ートモノカイでインターンをして良かったことはありますか?
んー、まずは仕事を進める上での基礎能力が身に付いたことが大きいです。目的思考や資料作りのスキルなどは、自分の就職活動において役に立ちました。
ーどんな風に役に立ったんですか?
私か参加したインターンの中で、優秀者は社長とアメリカで行われるビジネスの展覧会に参加できるというものがありました。それを聞いた時に絶対行きたい!と思ったんです。
ー好奇心旺盛ですもんね!
そうですね(笑)アメリカに行きたいのもありましたし、展覧会に参加できるのも貴重な経験になると思いました。
そのインターンの事前課題として、あるお題について調べてくるというものがあったんです。
私はその時「チャンスだ」と思いました。
ーチャンス?なんでそう思ったんですか?
私はトモノカイでの経験から、見られている意識を持っていました。この事前課題も選考だ!と向こうの意図を考えることができました。自分たちが企画する側だったら、自分たちが出したお題に対する一つ一つのアウトプットちゃんと見るだろうなって。全社学生リーダーをやっている時に自分も考えていたことだったので(笑)
あと、トモノカイ社員さんは学生の一つ一つの行動・発言を見て評価していただけるので、チャンスがあれば、自分ができるところをアピールしようという意識も身についていました。周りと差をつけようという意識が自然とできていたんだと思います。
ー事前課題はどうなったんですか?
かなりの高評価でした!
市場とサービスについて調べてきてくださいというお題が出された時、みんなはとりあえずネットで調べてWordでまとめるだろうなと思ったので、ここでより良いものを提出して他の人と差をつけてやろうと考えました。
「調査してください」という漠然とした課題に対して、まずアウトラインを作ってからパワポにしてまとめました。アウトラインを先に作ることで情報収集を効率化するのも、資料のまとめ方もトモノカイで学んだことです。市場にはどの要素が必要なのか、そもそも細分化するとどんな市場があるのかなど、広い視点で考えることができたと思います。
予想通り、他の学生はネットでなんとなく調べて、ほぼコピペでまとめている人が多かったので、この学生は違うな!と差別化できたと思います。まとめ方もビジネスのポイントを理解したまとめ方だったと評価されました。
ーさすがですね!アメリカには行けたんですか?
行けました!事前課題で周りと差をつけて、注目してもらうきっかけを作る作戦は成功だったと思います。展覧会でサービスのPRを社長と共に行いました。もちろん自由時間には他の会社のブースも見ることができて、勉強になりました。
自分を知って、チャンスを掴む
(米国ポートランドのシンボル)
ーゆっきーさんはそろそろ卒業されるそうですが、学生生活の中で思い出に残っていることはありますか?
そうですね、卒業論文のために海外で調査を行ったのは良い経験だったと思います。
まちづくり、主にコンパクトシティに関する研究をしていて、コンパクトシティのコンセプト自体は良いけど、実際に住んでいる人がどう思っているのか知りたかったんです。じゃあ直接行って調査しよう!と踏み出しました。
(デンマークのコペンハーゲン、いかに自転車交通が発達しているかを表す1枚)
ーすごい行動力ですね…
海外で調査するのは、自分のお金では厳しかったので、研究費をもらうために奨学金に応募する必要がありました。奨学金の選考に受かったのは、準備を素早くしていたのが大きかったと思います。
奨学金の選考は4月にあったので、興味のあるテーマは決まっているけど、具体的にどうしたらいいのか見当もついていない学生が多かったんです。でも私はそんな中で、このテーマに興味があって、こういうロジックで研究を進めよう!という見通しが立っていました。
目的をちゃんと決めることと、自分が問いたいことに対してのアプローチ・情報収集が早くできるようになっていたんだと思います。情報収集→テーマ絞り込み→プロセスの決定→スケジューリング、の流れが早かったからこそ、奨学金を得ることができました。
(コペンハーゲンでのアンケート調査の様子、レジャーシートの上のは回答者への謝礼品)
ー海外での調査なんてなかなかできないですもんね!
そうですね!実際にコンパクトシティに住んでいる方のお話を聞くのはとても参考になりました。
どの場面でも人より早く、人より質の高い物を出すことで、その分チャレンジできる機会が広がるということを実感しました。
私は瞬発的に何かをすることは得意じゃないんです。会議の時にいきなり意見を求められたときに、良い意見を言ったり、すぐに良いアイデアを出したりすることは苦手だと思っています。でも反対に人より先に動いて、誰よりも質の良いものを生み出すことができると思っています。
自分の強み弱みを知っていたからこそ、ある会社の社長とアメリカの展示会に参加するという貴重な経験ができましたし、卒業研究も自分が最も望む形でやり切ることができました。
ー自分の強み弱みはいつ気づいたんですか?
トモノカイの社員さんとの面談などで直接教えてもらうこともありますし、普段働いている中で自分で気づくこともあります。チームのメンバーと一緒に働いている時に、メンバーそれぞれのの考え方と比較することで、自分の強み弱みが浮き彫りになります。周りにできるメンバーが多いからこそです。
特に直属の社員さんは自分の人生に向き合ってくれました。自分のことについて深く知れたからこそ、大学の選考選択や就活で決断をする際に、自信を持って決めることができました。
興味を持ち、実行し、内省する
ーでは、最後に何か伝えたいことはありますか?
学生のうちにやっておいた方が良いと思うのは、主体的に興味のあることを探してみること、やってみること、内省することです。 大学生だからこそできることはいくらでもあります。きっと何か自分が夢中になれるもの、一生の経験になるものが見つかるはずです。
それを調べまくったり、いろんな人に会ったりして自分で探しにいってみてください。 何か興味のあるものが見つかったら、やりましょう。「ちょっと手を出してみる」がやりやすいのは大学生だからこそだと思います。そして、常にやめる勇気も持ち合わせておいてください。
あと、内省も大事です。やってみてどうだったのか、どんな学びがあって、今後どうしていきたいのか、定期的に振り返って、次にやることを決めていきます。
私はこれを繰り返すことで自分のやりたいことがだんだん見えてきました。また、この過程の中でいろんな人とつながることができました。今振り返っても、充実した大学生活だった!と胸を張って言うことができます。
勇気を出して、いろんなことに踏み出してみるのもおすすめです!
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ゆっきーさんありがとうございました!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。