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みずほ銀行・きらぼし銀行・ 横浜信用金庫からデットファイナンスによる資金調達を完了しました

Tokyo Artisan Intelligence(トウキョウアーチザンインテリジェンス)株式会社(本社所在地:神奈川県横浜市 代表取締役:中原啓貴)はみずほ銀行・きらぼし銀行・ 横浜信用金庫から借入(融資枠を含む)による総額3.8億円のデットファイナンスによる資金調達を完了したことをお知らせいたします。調達資金は実証中のエッジAIプラットフォームを量産フェーズへ移行するために活用されます。AIの社会実装を進め、安心で便利な世の中を実現します。


Tokyo Artisan Intelligence(https://tokyo-ai.tech/)とは

Tokyo Artisan Intelligence 株式会社(TAI) は、2020年3月に活動をスタートしました。有能な人材を育成しつつ、新しいコンピュテーション技術の創出とともにAI技術の社会実装を進め、人類の発展に貢献することを目指している東北大学発のベンチャー企業です。


当社が提供する「エッジ AI」とは、ディープラーニングなどを用いた AI アルゴリズムをクラウドではなく端末側(=エッジ)で実行する技術です。当社は東北大学中原研究室で研究開発した「ニューラルネットワーク圧縮技術」 と 「ハードウェア実装技術」 により、リアルタイムかつ低消費電力の「エッジ向けAI」 としてデータセット構築から学習、およびハードウェア実装からサポートまで、お客様のニーズに合わせたソリューションを産業機器・医療機器・製造装置・ヘルスケア・インフラ等幅広く提供してきました。


今回の資金調達で実現を目指すこと

弊社ではこれまで培ったノウハウを活かした量産向けのエッジAIプラットフォームを開発するために、2023年12月から資金調達を開始しています。今回は、みずほ銀行・きらぼし銀行・横浜信用金庫からデット調達を実施しました。

量産向けのエッジAIプラットフォームはこれまでのPoC(Proof of Concept: 概念実証)案件で蓄積したノウハウの実装に加えて、長期間の運用を可能にする信頼性の向上やボリューム出荷時のコスト低減要求に対応することが可能になります。また独自のAI開発環境「TAI Compiler」も改良を行い、さまざまな顧客の要望に応じた高性能なエッジAIをプラットフォーム上に実装することが可能になります。

今回の資金調達により、最先端のエッジAI技術開発を加速し、量産化フェーズへと移行してAI技術のさらなる社会実装を推進します。


資金調達概要

累計調達額3.8億円

調達方法:デットファイナンス

調達先(敬称略、五十音順):きらぼし銀行・みずほ銀行・横浜信用金庫


Tokyo Artisan Intelligence株式会社 創業者 中原 啓貴 (東北大学 教授 兼任) のコメント



ディープラーニングなどを用いたAI アルゴリズムをクラウドではなく端末側 (=エッジ) で実行する技術「エッジAI」への知見・開発力を活かし、人手不足や事業改革といった社会課題の解決に貢献することで、より良い社会の実現を目指します。

今回の資金調達を機に、AIコンピュータの長期的な発展を見据えたロードマップ開発、AI処理に伴う発熱問題の解決に注力した半導体・ハードウェア開発へとより実践的にシフトします。

エッジAIプラットフォームを自社開発することで顧客の課題・ニーズに合わせて柔軟に対応していくことが可能となり、人々の生活を豊かにするAIを実装するための「ものづくり」を今後も展開していく所存です。

エッジAIの技術を活用した開発・社会実装・事業展開に興味のある方のご応募をお待ちしています。


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