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Tech-Circle #23 人工知能時代の音楽制作への招待 - Google Magenta 解説&体験ハンズオン - を開催しました!

さる4/19に、Tech-Circleにて「人工知能時代の音楽制作への招待 - Google Magenta 解説&体験ハンズオン - 」と題した勉強会を開催しました。

人工知能時代の音楽制作への招待 - Google Magenta 解説&体験ハンズオン - (2017/04/19 19:00〜)
人工知能時代の音楽制作への招待 - Google Magenta 解説&体験ハンズオン - 人がルールを定義するのではなく、データ自体からそのルールを獲得させる機械学習の技術は、現在多くの分野で活用が行われています。特に、ディープラーニングと呼ばれ るニューラルネットワークを改良したモデルは、その高い精度で注目を集めています。 このディープラーニングの技術を、音楽制作をはじめとしたアートに活用しよう、というプロジェクトがGoogle Magentaになります。 本勉強会では、このGoogle Magent
https://techcircle.connpass.com/event/54669/

イベントは申込の段階で結構な盛況となり、最高の時だと倍率が5倍くらいという状態にもなりました。本当は会場のキャパシティをもう少し上げたかったのですが、撮影がはいる都合で小さめのままでの開催となりました。その分、当日の模様はcrash.academyさんにて配信される予定です。

当日は、全体で3パートの構成で進めました。音楽生成は何も最近の技術ではなく、モーツァルトまでさかのぼるほど歴史があるものなので、まずはその概観を。その後に、その中でのGoogle Magentaの位置づけと仕組みについての解説、最後にハンズオン!という形です。当日の資料は以下となりますので、興味がありましたらご覧ください。

なお、自習用と題しましてハンズオンまで含めて上から下まで通せる記事も公開しています。こちらも活用していただければと思います。

人工知能時代の音楽制作への招待 - Google Magenta 解説&体験ハンズオン (自習編) - - Qiita
音楽制作を行っていて人工知能技術に興味がある、あるいは機械学習をやっていて音楽が好きだ!そんな方に送る、機械学習による音楽生成のチュートリアル資料となります。本記事のみで、仕組みの理解から実際に音楽を生成して、SoundCloudで共有するまでの手順を網羅しています。 そして、本記事は先日実施した 人工知能時代の音楽制作への招待 - Google Magenta 解説&体験ハンズオン - の自習用資料でもあります。 イベント自体は100名を超える方(開催前日の段階で倍率が5倍)に応募いただき、行きたかった
http://qiita.com/icoxfog417/items/f198f2e030d861d7bbf4

当日は無数のメロディが鳴り響くという、勉強会にしてはかなりおもしろい感じになりました。そのせいか、結構参加者同士でのコミュニケーションも多かったように思います。

(ハンズオンパートでは、生成できた音楽を鳴らせたら進捗okという感じ進めてました)

余談ですが、この日はColdplayの日本公演だったので私はそれになぞらえColdplayの曲をひたすら学習させました。その成果がこちらです。

Coldplayの壮大な感じには遠いですが、ある程度意味のあるメロディーラインはとらえられているかなという感じです。このようにまだまだ実用には遠い技術で、将来もいきなり完成系の音楽が出てくるという風には考えていません(まともに聞こえるものは、ループシーケンサのようにパターンを組み合わせるような形式になると思います)。

ただ、音楽を制作する際にヒントとなる頭出しのメロディを何パターンか作成させてみたり、人間がリードしながら生成をさせていくという形なら結構使いでがあるのではないかと感じています。今回ハンズオンで利用したmagenta sessionも、そうした思いから制作をしています。

icoxfog417/magenta_session
magenta_session - Music Session with Google Magenta
https://github.com/icoxfog417/magenta_session

あとは純粋に楽しい!というのも大きいです。当日は実際にSoundCloudまで上げてもらうところまでを体験していただきました。エンジニア方にも、音楽制作に興味を持っていただけたならイベントを開催したかいがあったなあと思います。みなさんも、もし作成されたら#magenta_sessionのタグをつけてぜひ配信していただければと思います!


TISでは、このように機械学習を利用し音楽制作の未来を切り開く人材を募集・・・はしていませんが(※今回の話は全て趣味の範囲です!)、こんな面白いことをしているメンバがたくさんいますので、興味を持たれた方はTech Circleや、ぜひ直接話を聞きに来ていただければと思います!

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