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社員インタビューは、当社で働くメンバーの、リアルな声をお届けする企画です。今回ご紹介するのは、東京ガスからの出向で働く、國弘徹(くにひろ とおる)さん。新卒で東京ガスに入社されて以来、10年以上営業畑を歩まれてきた國弘さんは、当社にどのような思いを持って出向されたのでしょうか。当社のセールス職としてのやりがいや、入社を検討されている方に向けたメッセージなどもご紹介します!
東京ガスに入社以来、様々なお客さまへの営業を経験
まずは、國弘さん自身のご経歴を教えてください。これまでも営業経験があったのでしょうか。
國弘さん:はい。2012年に新卒として東京ガスに入社し、以来ずっと営業という仕事に携わってきました。入社から6年間は、オフィスビルやホテルをターゲットとした部署に在籍していました。入社7年目から4年間は、海外事業部に異動し、インドネシアの日系企業に向けて、工場向けのガスや電気を販売していました。昨年から在籍している当社では家庭用電力を扱っているので、個人から法人まで東京ガスの営業先はほとんど網羅しましたね。
具体的には、どのようなお仕事だったのですか?
國弘さん:オフィスビルやホテルをターゲットとした部署での業務は、基本的には、ガス自由化前からのお客さまに対して、利用を継続・拡大するための「維持営業」が中心でした。
「維持営業」とは、ガスから電気に切り替えることを検討されている法人のお客さまに対し、引き続きガスをご利用いただくための提案を行う仕事です。他にも、電気空調や電気温水器をガス空調やガス温水器に変更することで、ガス販売量の増加・利用拡大を目指すことが主な業務となります。
また、商材は単に「ガスの販売」にとどまらず、お客さまが必要とする「蒸気」「お湯」「電気」にガスを変換して販売するソリューションも提供していました。例えば、蒸気が必要な場合には、東京ガスの設備としてボイラーを設置し、蒸気のみを販売するといったように。
オクトパスエナジーの“アジャイルなスタイル”に惹かれ、出向を決意
なぜ当社に出向したのでしょうか。徹さんご本人の意向だったのですか?
國弘さん:私は、東京ガスからの出向という形で当社にいます。当社では、アジャイルなスタイルで仕事ができるという点に惹かれたのがきっかけです。東京ガスで仕事をする中で、仕事を進めるスピード感に対してしっくりこない部分が自分の中にずっとあって。“自分の納得できるスピード感で業務を進めたい”という思いが根底にあったのが、出向することに自分から手を挙げた大きな理由です。オクトパスエナジーが英国のベンチャー企業であるという点でも、「アジャイルな進め方ができるだろう」という確信を持ちました。
実際に働いてみて、どのように感じますか?
國弘さん:出向を決める前に持っていたイメージと大きなギャップもなく働けています。自分で「こうしたほうがよりよい」と思うということを発信し、実際に反映される機会が多くなりました。スピード感や納得感、責任感を感じながら業務を進められています。
自ら改善点を探し、アイデアを実現出来るのが営業のやりがい
営業職(以下、セールス職)として、現在はどのようなお仕事をされていますか?
國弘さん:代理店営業に深く、幅広く携わっています。現在、当社の主な販路は「訪問販売」と引っ越し時の水・電気・ガスを手配する「ライフライン代行」の2つがあり、ライフライン代行の代理店への営業をメインで担当しています。
加えて、長期的目標として、社内の訪問販売体制を確立していく計画があります。そのため、既存の代理店販売事業の成長に加え、訪問販売体制の確立という2つの柱で業務を進めています。
業務のやりがいはどのような点ですか?
國弘さん:改善点を探し、よりよい状態に変えていける土台がある点は、営業業務のやりがいの一つだと思います。
そうはいっても、いつでもやりたいことだけできるということではありません。まだ少数精鋭のため、年度末など繁忙期においては、問い合わせが殺到し、新しいことや改善すべき点を考える時間もありません。ですので、やらなければいけない業務をする中で改善点を見出しつつも、まずは目の前の業務に誠実に向き合う気持ちも大切だといえます。
長期的な関係を築けるお客さまや代理店を獲得するのが役目
今後入社する方が担う、セールス職の説明をお願いします。
國弘さん:まず、代理店営業の業務内容を把握するのが先決です。入社後すぐは、メールやチャットでのやり取りを中心としたお客さまからの問い合わせ対応を担当し、業務の流れを覚えていただきます。
問い合わせ対応を経験することで、電力業界の成り立ちや、供給の流れや仕組みの理解を深めるとともに、お客さまが不安に感じることの理解にも役立つと思います。
業務理解をしていただいた上で、オクトパスエナジーに共感してもらい、環境問題に一緒に取り組んでくれる「お客さま」と「代理店」をどうしたら増やしていけるかを一緒に考えていきたいです。
具体的には、既存の代理店との関係性の強化、当社の理念についての啓蒙活動が挙げられます。また、代理店が動きやすく、私たちも協力しやすいスキームを構築したいと考えています。そのためのアイデアを出し、実行することが求められると思ってもらうとよいですね。
当社にマッチしたお客さまや代理店とは?
國弘さん:お客さま件数を増やして、全体の電力使用量を増やしていくことはもちろん大事です。それだけでなく、お客さま自身の「環境に対する意識」が当社とマッチしているか、当社のやり方に共感し、期待を寄せてくれる方、ファンになってくれる方をどれだけ増やせるかが、長期的には重要になると思います。
そのようなお客さまを増やすためには、お客さまと接点が多い代理店に「当社のやり方に共感してもらう」ということが大切です。収入・利益はもちろん大事ですが、お客さまや当社のことを考えながら、短期的な売上に固執せず、長期的な関係や利益に目を向けられるよう、代理店との関係性を築いていくことが重要だと感じています。
関係各所の意見をまとめる調整力を身に付け、組織の中核パーソンに
セールス職では、どのようなキャリアが描けると思いますか?
國弘さん:当社は組織が拡大しているフェーズなので、今入社する方はセールス職としての組織の中心人物になっていただくことを想定しています。実力・能力・やる気が求められますが、中核メンバーとして活躍できるチャンスは大いにあります。
セールス職で得られる経験やスキルについて教えてください。
國弘さん:電力小売の経験やスキルはもちろんですが、「調整力」も身に付きます。
代理店や、社内の各部署からもそれぞれの立場から意見が出てきます。営業は、小さいことから大きいことまで、それぞれの意見をまとめながら落とし所をどうするかを考える機会が多いポジションです。各所からの意見を聴きながら、仕事を進める力が身に付くと考えています。
どのような雰囲気でお仕事していますか?
國弘さん:BtoCセールスチームは現在2名体制なので、部署の雰囲気というほどのものはありません。マネージャーの学さんと私を足して割ると、厳しさと優しさがちょうどよい塩梅かなと思います。
※マネージャーの山口学さんについて詳しくはこちらをご覧ください。
現在、セールス職は、カスタマーサクセス(社内通称:エナジースペシャリスト)の業務改善に向けて、代理店営業との間に立つ場面があるため、エナジースペシャリストと関わることも多く、チームの垣根を越え打ち解けた雰囲気で仕事をしています。
※ストーリーでエナジースペシャリストのメンバーの社員インタビュー記事もあるので是非ご覧ください。
当社は、居心地の良い雰囲気の中でも、自分の役割ややるべきことが明確で、それぞれが自身の仕事に責任を持っている仲間が多い点が特徴です。和やかな雰囲気になんとなく流されてしまうのではなく、自分に厳しくやるべき仕事をやりきるプロフェッショナルなメンバーによって構成されています。
当社の未来。営業視点から見る組織の今後とは。
セールス職から見る、当社の今後の展望を教えてください。
國弘さん:今後の体制構築のために採用強化を図っており、オフィスの移転や拡大、新拠点の設立などもしていくと思います。個人的には、新電力で東京ガス以上になりたいと思いますし、そのポテンシャルがあると感じます。
どのような点に可能性を感じますか?
國弘さん:皆が現状に満足せず、さらに良くするための方策を考えている点に、会社としての“伸びしろ”を感じます。社員一人ひとりがお客さまの声や対話を大事に、各々が意見を出し、改善し続けています。どんなにささやかなことでも、トコトンお客さまに向き合う姿勢はお客さまに伝わると思います。お客さまとの対話の積み重ねから、長く愛される企業になるだろうと感じていますし、そうあってほしいと願っています。
ベンチャーと大企業、2つの良さを併せ持つユニークな場所
「こういう人と働きたい」という人材像を教えてください。
國弘さん:「どうあるべきかを自分で考えてアイデアとして出せる人」「現状に満足しない人」「思いやりのある人」です。
働きやすい環境を作ることが、個々の能力を発揮するベースになります。「セールス職だから自分が数を獲得すればよい」ということではなく、いかに周りの人が気持ちよく働けるかを重視できるかは大事ですね。そのためには、自分が忙しくても、相手のために時間を割けるか、ということもポイントになると思います。
どんな方とマッチすると思いますか?
國弘さん:当社は東京ガスが出資していることもあって、ベンチャー企業と大手企業の間のほどよいバランス感がある会社です。東京ガスの視点が入っていることで、全くのベンチャーには無い安定感につながっています。私にとってもその点が心地よいと感じられますし、これまで大きな企業で働いてきて、ベンチャーすぎるのが不安という方にもよい環境だと思います。
また、当社は、働く上で課題に感じることを自分で考えて行動し、改善できる環境です。前職での経験を踏まえて「自分なりの課題感」や「自分が心地よいと思う働き方」を理解した上で入社すると、存分に力を発揮できるでしょうし、当社の良さがすごくわかると思いますよ。そういう意味では、他にはない特殊な企業だと思います。
セールス職への応募を検討中の方に、一言お願いします。
國弘さん:一緒に日本で一番の新電力会社にしましょう!私は本気でその可能性を感じていますので、「面白そうだな」「やってやろう」と思える方に来てもらいたいですね。
まとめ
アジャイルなスタイルに魅力を感じ、当社への出向を決めたという國弘さん。営業としてのこれまでの経験を活かしつつ、日々関係各所からの意見をまとめる調整役としても活躍いただいています。自分の意見を提示し、スピード感を持って形にしていけることも当社の魅力の一つ。國弘さんと一緒に、自分の力を発揮したい方のご応募をお待ちしています!