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代表取締役社長 徳重徹|社会にインパクトを、テラチャージの現在と未来

Terra Charge株式会社
代表取締役社長 徳重 徹

1970年生まれ山口県出身、九州大学工学部卒。住友海上火災保険株式会社(当時)にて商品 企画・経営企画に従事。退社後、米Thunderbird経営大学院にてMBAを取得し、シリコンバレー にてコア技術ベンチャーの投資・ハンズオン支援を行う。2010年にEV事業を展開する「Terra Motors株式会社」を創業、インドの電動三輪市場においてトップシェアを獲得。2022年に日本でEV充電イン フラ「Terra Charge」事業を立ち上げ。EVをもっと身近にすることを目指して、新たなインフラづくりに 取り組み、世界で勝てる事業の創出へ挑んでいる。

--テラチャージの現在と未来について教えてください

私たちが今目指しているのは、グローバルEVベンチャーとして新しい産業を生み出すことです。コストや運用面での課題が大きく、導入に踏み切れない場合も多いEV充電器をより身近にし、EVを普及させたいと考えています。

ただEV充電器を売るのではありません。デジタルコネクトを事業拡大のカギと捉え、ソフト・ハードの両面から社会全体の持続可能な発展を支える次世代モビリティのあり方を定義すべきだと考えています。

事業上の競合には歴史ある大手企業も多いですが、尻込みはしません。「私たちにしかできないことがある!」と、ベンチャーの意地を見せていきたいです。

--仕事をする上で大切にしていることは?

「プロフェッショナルであるべき」ということです。たとえば、当社の事業を投資という形で支持してくださっている本田圭佑氏のようなアスリートは、本当によいお手本ですね。「社会にインパクトを与えるんだ!」と一度決意したなら、それなりの結果を出さなければならないと常に意識しています。

その考えにたどり着いたのは、数々の困難を乗り越えてきたという経験が影響しているのかもしれません。たとえば、事業を始めるにあたっての資金調達では二度も失敗したんです。それでも結果が出るまで粘って、起業して。そこからも、投資家の期待を裏切らないように必死でした。

プロ意識を持って仕事をすると、社会に求められる存在に近づくことができます。形だけの経営者ではなく、培ってきた財産でこれからも世の中に大きな影響を与え続けます。


--これから入社する方へ何を期待したいですか?

とにかくチャレンジしてほしいです。新しい産業を生み出すなら、失敗を恐れて躊躇しているヒマはありません。当社では早い段階からリーダーや海外の現地人材のマネジメントなどの重要ポジションを任せていますが、その活躍の場を「道場」だと思って、自分を鍛えてほしいです。

失敗するなとは言いません。むしろ大切なのは、そこからどう学ぶかです。先輩たちの中には、数千万円~数億円の損失を出すという失敗から学びを得て、今リーダーとして活躍している人もいます。もちろん私も社員と同じように、もれなく反省の毎日ですよ。

あなたがグローバルEVベンチャーの一員となり、一緒に話せる日を楽しみにしていますね。

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