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エンジニアリングとは生活だ。

このインタビューでお伝えしたいこと

それは、本気でエンジニアリングが好きだということ。 共感してくれるようなギークなお友達、お待ちしてます。

少し長々と語りますが、お許しください。

株式会社Techouseに入るまで

このインタビューを書いた時、私はまだ年で言うと大学4年生。 他の社員の方と比べると経歴も前職で語る事もありません。 なので、話は少し、いや大分遡ります。

##小学校の頃からパソコンが好きだった

4〜5歳の頃、初めて触ったパソコンは父親が仕事で使っていたIBM製のWindows98ノートPCでした。 当時Excelとインターネットというものを教えてもらって、Excel上に好きなサイトの画像を切り貼りして遊んでいた記憶があります。 当時からパソコンは遊び道具でした。

小学校4年生くらいになってからネットゲームブームが到来し、VRAMが32MBしかないWindows98で頑張って起動していました。 そんなある日にゲームのアップデートが来て、突然起動ができなくなります。 私のコンピュータの世界はここから既に始まっていたようです。

それから親に頼んでリビングにあったノートPCを買い替えてもらい、自分でメモリを買ってきて増設し、壊れては直してを繰り返しながら快適なゲーム環境を作ることに勤しみました。 それでも物足りなくなって、中学1年生になった頃に自作PCを始めました。

しかし、中学2年の後半頃にはもうPCを自作することには飽きていて、ソフトウェアに興味を持ち始めます。

これが、私のエンジニアとしての人生を歩み始めるキッカケでした。

##高校3年間を掛けてゲーム作り

高校受験での学校選びの基準は、受験しないことでした。 つまり、時間の確保が最優先で、入った当時からどうやって過ごすかを考えていました。

3年間でやったことは3つです。 1. C言語の習得に挫折して魔が差し、「なでしこ」に手を出す 2. 「なでしこ」に物足りなくなり、C++でDirectXゲームを作り始める 3. Minecraftをいっぱい楽しみたくて、サーバーを立ててJavaでプラグインを作る

##日本語プログラミング言語、「なでしこ」

C言語の独学に挫折した私は、邪道と知りながらこの言語に手を出しました。

『はじめまして、世界』と言う。

こんな言語見たことありますか? あ、この一行でファイルに書いてあるもの全部です。 あとはエディタでF5を押すだけです、ね?簡単でしょ?

ちなみに、GUIが立ち上がります なんたる衝撃!!

このあと私は大変、本当にお世話になりました。 なでしこは事務処理が得意だって公式が言ってるのにあろうことかゲームを作り始めました。 お世話になりすぎて、拙作ながらなでしこ用の2Dゲームエンジンなんてものも作りました。

##C++への転換

万能そうに見える「なでしこ」ですが、無念。遅い。 2Dゲームエンジンを流用して、自前で3D機能を試験実装してみたのですが、はやりスペックが足りず、いろいろなパラライズなども駆使するも実用的な速度になりませんでした。 (あ、音声は頑張って非同期でリアルタイム再生に対応しました。)

この時私は気づきます。 「なでしこ」とC++の言語体型や、根幹に流れるルールは一緒だということに。

試しに「なでしこ」で書かれたソースコードをC言語として変換していくと、動いた! 簡単な関数やグループ(クラス)の書き換えでしたが、パラダイムを変えてもそのまま動く。 「なでしこ」で出来なかったアレヤコレヤが出来る、そして速い!

ここから先の言語習得は、何も苦労しませんでした。 「なでしこ」さまさまなのです。

なお、制作した2DSTGや3Dゲームは文化祭(笑)で展示しました。

##Minecraftはエンジニアを育てる

Minecraft、知っていますか? 実はBeta版の頃からやっています。 Minecraftをみんなで遊ぶためにやるべきことって意外と知られていないのですが、なんとこれが実務的なエンジニアリングとドンピシャり。

Minecraftサーバーの設置を設置するために必要な能力

● 基本的なLinuxの操作と仕様把握(WindowsやMacな人もいますが) ● IPマスカレードなどのネットワーク知識 ● 24時間運営のためのゼロダウンタイム、バックアップ ● 身内ながら、サービス運営(掲示板的なグループなど) ● これらを楽しめる

加えて、Minecraftサーバー用のプラグインを自前で作るという理由で、Java言語を習得しました。 これらを管理するために、Gitを使ったりしていました。

ちなみにこの頃から当時の友人と共同開発をするようになりました。

マイクラすごい。

##高校生でインターン

ここまでで、実は業務に必要な一連の能力が自然に身についており、高校3年の終わりに今の株式会社Techouseにインターン生としてジョインします。 当時Techouseはまだマンションにオフィスを構えるくらい小さくて、まだ何も無いことにワクワクしました。 (なお、学校でアルバイトは禁止されていましたが、インターンなので許されるはず。)

インターンの動機は、「自分の力を試したい」。 将来に起業も据えて、ネットビジネスをするためにインターンをしたい。 (紆余曲折あってこの方針でアルバイト探してたらいつの間にかすり替わってたんですが、まあ。)

そして、入ってからわかったことは、「エンジニアリング以外の能力が欠けている」こと。 力は、まあ多分あったと思います。 技術面で苦労したことはそんなに覚えていません。

ただ、人と働く、人を育てる、ビジネスにする。 この力はまだまだだなと感じました。

インターン期間は2年間だったのですが、その間に目標も変化しました。

「チームをつくろう」

そしていま

大学3年の年で社長からオファーを貰い、大学を辞めてそのまま入社しました。 (受験しなくて本当に良かったと思いました。)

これまでにキュレーションEC系のプロジェクトリーダーを任されたりもしました。 それは様々な判断のもと撤退をしたりしてきたのですが、こういった経験から学んだことも沢山あります。

● 小さく作る ● 壊しやすく作る ● すぐに確かめる

この文化は会社としてしっかり根付いています。

##やっていること

今現在はHR Tech系の事業でバックエンドとインフラなどを、裏側全般を担当しています。 知識はあるけど、手が足りない、これを誰かに伝授したいという思いが最近より強くなりました。

一人だけ強くても、いずれ時間という壁がやってくる。 そうなった時一人の天才よりも、分散してできるチームの方がきっと速い。 それにチームの方がずっと楽しい。

今後どういうことをしていきたいか

Techouseは社長を筆頭に、エンジニアが作った会社です。 Techで解決できる領域をもっと増やしたい。 今は人材やHRといった、エンジニアの少ない領域で開発をしていますが、私個人はブルーオーシャンだと思っています。

##技術で常に先進的

HR Tech系のサービスはフロント領域が先進的で、Reactや流行りのフロントエンド技術を本番運営しています。(もちろんバックエンドも。)

合言葉は「小さく、壊しやすく」。

古くなったら書きなおせばいいという精神で、常に新しい技術を取り入れて改善を重ねています。

##人が育つチーム

Techouseには私と同じように、昔から叩き上げてきたメンバーがいます。 多くはインターンとして活躍していて、インターン生にとても多くを助けられている会社です。 そういう意味では、Techouseは成長の場として、機会だけを提供してきました。

人数が少ないのもありますが、各々の領域で、みんなひとりで頑張っています。

もっとみんなでふざけたい。 エンジニアだもの。 モノが作れるならもっとはっちゃけてもいいよね?

しっかり身につけるならば、どんな技術も応用する先があります。 だたのマイクラ好きだってバックエンドエンジニアになれる。

大切なのは、興味を持ち続けること。 会社はただその活動を支える場です。

##新しいことやろう

私個人は、実はゲーム関係の事業がやりたかったりします。 なぜ今の仕事をしているかといえば、学びの場があるから。 ビジョンを掲げた時、ビジョンの実現以外の場所で苦労をしたくないから私はいまここにいます。

社長の言葉を借りれば、Techouseは常に場であり続けます。 事業にこだわりはありません。

いるメンバーで、出来ることを、最高に楽しく。

ぜひ一緒に遊べるメンバーをお待ちしています。

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