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【創業者インタビュー】業界TOPでローンチ!「デリバリー注文一元管理サービス Camel」 CEO・COOが語る、tacomsの原点とビジョン
(画像左から、CEO 宮本、CTO 井上、COO 杉田)
―初めまして!今回はtacomsのCEO宮本晴太さん、COO杉田 翔さんに改めてtacomsとはズバリどんな会社なのかを伺いたいと思います。
宮本・杉田:よろしくお願いします!
―まずはおふたりの創業までの経緯について教えてください。
CEO宮本さん:僕が生まれた宮本家は、曽祖父くらいの代からビジネスを営むいわゆる「経営者家系」。
幼少期の頃から、父から経営者とはどういうものかという話をよく聞かされていました。
小中学生の時には経営者が参加する経営セミナーに親子で参加したり、小学校の卒業文集とかにも「起業家になります」と書いていたりしていました。
それくらい、「経営者」になる夢が幼い時から自分の信念にあったのでしょうね。
COO杉田さん:宮本との出会いは、多くの起業を志す学生が所属するTNKという東大の起業サークルでした。TNKに入った後は2人でビジネスコンテストに出場したり、ウェブメディアの立ち上げや運営をしてみたり先輩のスタートアップ企業でインターンも経験したり。
そんな経験を積むうちに、ただ「稼ぐだけ」よりも深い顧客ニーズやペインがある場所に焦点をあてていくビジネスモデルを展開しようと宮本と共感したのが弊社立ち上げのきっかけです。
2019年の5月に2人で会社を設立しました。
―在学中に立ち上げたビジネスは当初から「デリバリー注文一元管理サービス Camel」だったのですか?
CEO宮本さん:最初に僕達が仕掛けたビジネスは、まずは学生向けに焦点を定めた「大学周辺限定フードデリバリーサービス」でした。
というのも当時はUber Eatsさんが流行り始めた頃で、僕達も流行に乗って利用してみたかったけれど
もちろん学生はそこまで食費をかけるほどお金はない…。
僕も日常の食事は、学食といつも行く近場メシのルーティンでした(笑)。
「とにかく食事の選択肢が無さすぎる!」と嘆く学友も多かったので、どうにかその悩みを解決したくて。そこで学生が金銭的に支払える飲食店にメニュー依頼と、スマホオーダーできるシステムを開発し、学生間で食事をオーダー&デリバリーができるプロダクトをリリースしていました。
―問題解決への行動力が素早いですね!そのプロダクトがゆくゆくは「Camel」誕生のきっかけになった。
CEO宮本さん:そうですね。そのサービスの営業も兼ねて多くの飲食店の方に話を聞いてみると、
皆さん「可視化しづらい問題」をそれぞれの調理現場で抱えていて。
というのも、UberEatsさんをきっかけに数年前にデリバリーサービスが急増。
しかし、オーダー受注にはそれぞれの専用タブレット端末を常にチェックする必要があるんです。
さらに端末は操作システムもそれぞれ異なるため、語学勉強中の海外スタッフはとてもじゃないけど短期間では覚えきれない。また受注のみではなくデータ管理もそれぞれで苦労している、という意見もあり
弊社のタブレット端末導入も渋られることもありました。
しかし、デリバリーサービスを多く導入すればするほど店舗の売上も比例して上がるため、
「本音を言えば多く導入したいが、仕込みや店内営業でも多忙ゆえキャパが追いつかない」という悩みをとある飲食店さんが打ち明けてくれたんです。
その話から、店舗のデリバリー・テイクアウトの注文情報すべてを一元管理できるプロダクトを作ろうと決心したのが「Camel」を世に出すきっかけですね。
―そんな「Camel」は同サービスにおいてなんと“日本最速リリース”だと聞きました。
COO杉田さん:はい、かなり初期からさまざまなデリバリー会社さんと連携のお話を進めてきました。
それに伴い、デリバリー会社や飲食店さんにも認知され、連携数の多さや認知度は業界TOPという自負があります。
―着目点の鋭さと徹底した現場ヒアリングに、勝機も見えていた?
COO杉田さん:サービススタートしたのは新型コロナウイルス感染症が国内で拡大する約3ヶ月前でしたが、世界規模ではそれ以前からデリバリーサービスのマーケットが日々進化していることや変化する情勢も日々キャッチしていたので、日本でもビジネスチャンスが必ずあると確信していました。
―サービスやプロダクトを作る過程で、信条にしていることは?
CEO宮本さん:プロダクトを開発する時は常に「自分たちにとって肌触り、手触り感が感じられる」モノ&コトに徹底しています。我々やチーム自身が、飲食業界の現場で生じている難題や苦労を肌でしっかり体感し、モニタリングすることで顧客の目線に立ち、プロダクトに求められる課題や機能を開発していく姿勢は創業当初から変わりません。
例えばその一環で、このビジネスを始める前には普段から可愛がっていただいていた飲食店オーナーさんに間借りさせてもらいながら、期間限定でUberEatsさんや出前館さんで宅配専門店でブリトー専門店をオープンし、実際に運営してました。
―プロダクト開発のために自ら「飲食店」を始めるとは驚きました!
CEO宮本さん:そもそも飲食店スタッフ経験者が弊社にはほとんどいなかったので。
実際に店舗運営中に開発段階のプロダクトを使用して、モニタリングを積極的に行うと、自ずと課題や解決策が見えてくる。
現場をマネジメントする手間がかかりますが、商品価値に対する絶対的な信頼度や自信につながる必要なプロセスでした。現に、リリース後に顧客にヒアリングしてみると、「とにかく扱いやすい」という声をいただいたり、「端末チェックが少なくてスムーズに仕事が捗る」という声が多いので、素直に嬉しいですね。
―今年で起業3年目ですね! 職場環境や、ジョインして欲しい仲間の理想像は?
COO杉田さん:現在はエンジニア8名、セールスフルタイム3名、カスタマーサクセス2名、インターンやアルバイト15名なのでスタッフ総勢だと30名未満で動いています。
正社員も続々とジョインし、会社の体制もやっと整ってきました。スタッフは自分のタスクに責務を持って、なおかつアグレッシブに動く方が多い印象ですね。
年功序列も一切無いため、フラットな会話で情報をシェアしたり相談するなど常にオープンマインドな雰囲気です。この3ヶ月で4、5人ジョインしたりと、環境は大きく変化しつつありますが、そのスピード感がむしろ大事なんだと思います。
自分で言うのもなんですが、アーリーフェーズの急成長中カンパニーゆえ、全ポジションに興味があり
社会人経験がある方を歓迎します。ポジションによっては役職権限をお渡しできるので、大いに活躍できるチャンスがあると思います。
また国内に60万件以上という、星の数ほど存在する飲食店全てが我々のクライアント。中でも超がつくメジャー大手企業さんにも弊社のサービス提供しているため、やりがいも多いし面白いと思います!
CEO宮本さん:スタートアップ企業に興味がある方はなおさら楽しめる職場なのでは無いでしょうか。
イチから一緒にプロダクトを立ち上げたい、顧客のペインをホスピタリティを持って早期に解決し、彼らを救うサービス&プロダクトを届けて心から喜んでもらいたい。
そんな志がある方にお会いできるのを楽しみにしています!