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第一回「酔い酒鮨庵(よいしゅしあん)」イベント開催レポート ~富山の湧水で醸す日本酒と、職人の握る寿司が繋ぐ“深い経営者交流”の時間~

はじめに

皆さんこんにちは。「酔い酒鮨庵(よいしゅしあん)」コミュニティ運営事務局です。 私たちは、「良い日本酒と良い寿司を媒介に、経営者同士がリラックスして腹を割って話せる場」 を作りたいという想いから、本コミュニティを立ち上げました。ビジネス上の交流会は数多くありますが、名刺交換や1対1のライトな立ち話で終わってしまい、“本音や具体的な話をじっくり会話できる場は意外と少ない” と感じる方も多いのではないでしょうか。 そこで私たちは、参加者がみな「本当に好きなもの(日本酒と寿司)」を心から楽しみながら、本気のアイデア交換やコラボレーションにつなげられる場を目指しています。

今回、酔い酒鮨庵の第一回イベントとして、2月28日(金) に開催しました。富山県の『皇国晴(みくにはれ)酒造』 の日本酒と、東京・銀座の寿司職人による本格握りを組み合わせ、上場企業の部長クラスや執行役員以上の経営者の皆さまにじっくりお話しいただける空間を演出しました。その当日の模様を詳しくレポートいたします。



1. イベントのコンセプト

1-1. 日本酒 ✕ 寿司 ✕ 経営者の交流会

「酔い酒鮨庵(よいしゅしあん)」の最大の特徴は、厳選された日本酒と本格的なお寿司を通じて経営者同士がゆったり交流すること。一般的な大規模名刺交換会とは一線を画し、「名前も肩書きも一応交換するけれど、その先にある人柄やビジョンを共有し合う」ことをゴールにしています。

名刺交換タイムなし
特に今回、あえて「名刺交換タイム」を設けませんでした。寿司と日本酒をきっかけに自然に言葉を交わすことで、本質的な対話が生まれやすいと考えたからです。

“本当に好きなもの”で繋がる
日本酒や寿司が好きな経営者ならではのテンションで、短時間でも深い話ができるのがポイント。「お酒の香り」「ネタの旨み」という共通のトピックがあると、一気に打ち解けやすいのが実感できました。

1-2. クローズドな場で、じっくり話せる

今回は、基本的には上場企業の部長クラス・執行役員以上のみを参加対象とし、数を絞った少人数制着席セッションにしました。その理由は、役職者同士が気兼ねなく深い話をするには、クローズドかつゆとりのある空間が必要だと考えたからです。

  • ざわざわした大部屋ではなく、落ち着いた照明と十分なテーブルスペースを確保
  • 人数が少ない分、一人ひとりと顔を合わせて丁寧に話しやすい

1-3. なぜタビアンが幹事として参加しているのか

「酔い酒鮨庵」には、将来的にオープンイノベーションが生まれる土壌を作りたいという願いがあります。お互いのビジネス上の課題や強みを気軽に共有し合える腹を割った関係から、自然な掛け合わせ・共創が始まっていく可能性を大切にしたい、という想いが込められています。

タビアンは「新規事業・事業企画の実現屋」エンジニア集団というミッションを掲げています。ゆくゆくは新規事業やオープンイノベーションを繋ぐエコシステムを実現する一助を担いたいという想いがあり、その先駆けとして「酔い酒鮨庵」の幹事として運営参加するにいたりました。


2. 美味しい水から生まれた富山の酒

今回のメイン日本酒は、富山県の「皇国晴(みくにはれ)酒造」さんから取り寄せたもの。黒部川扇状地の湧水群「岩瀬家の清水」を仕込水として利用し、造りや原材料の違いによってバリエーション豊かな味を生み出す蔵元です。

  • キレの良い純米酒
    鮮やかな旨みとすっきりした後口が魅力。白身魚を使った寿司との相性が最高でした。
  • 香り立つ吟醸酒
    フルーティーな香りが際立ち、軽やかな酸味が楽しめる逸品。珍しい日本酒と極上寿司との組み合わせに「こんなペアリング初めて!」と驚かれる方も。



酒蔵さんの“中の人”と直接交流

当日は蔵元さんにも足を運んでいただきました。各テーブルを回って直接お酒を注ぎ、蔵の歴史や製造工程、そして「この銘柄はこういう想いで造りました」というストーリーを説明。参加者からは、

「蔵の方と話すと、日本酒の味がさらに深く感じられる」 「同じ蔵でもこんなに味が違うなんて面白い。富山の水、すごいなあ」 と、感嘆の声が続出。「これはまさに富山の自然を飲んでいるようだ」と味わい深いコメントもありました。


3. 五感を刺激する上質な寿司

3-1. 新橋&銀座の職人が出張

寿司は新橋と銀座に店舗を持つ職人が出張という形で会場に来てくださり、その場で握って提供する贅沢スタイルを採用。素材本来の旨みを最大限に引き出すため、シャリの温度や握る力加減まで徹底してこだわっています。

  • 定番のマグロ・鯛・サーモン
    安定の美味しさに「これだけでも大満足」と皆さんの箸(というか手?)が止まりません。
  • 光り物・ホタテ・うに軍艦
    季節感あふれるネタや風味豊かな食材にも挑戦。「口に運ぶたびに日本酒が進む!」という嬉しい悲鳴。
  • ネタによって日本酒の楽しみ方が変わる
    「冷やでキレのある酸味を感じたい」など、一貫ずつお酒の飲み方を試す方も。「次回は燗にしてみたい」という参加者の声もありました。

3-2. 経営者たちの反応

「単なる寿司パフォーマンス」に留まらず、ネタと日本酒の組み合わせを皆さんが自由に楽しむ姿が印象的でした。経営者同士、初対面の方も多かったのですが、

「このウニ、やばいですね」「ところで◯◯さんの会社の事業って海外展開は考えてないんですか?」 といった具合に、寿司で盛り上がった流れからビジネスの話へ自然に転じる場面が何度も見られました。


4. 当日の流れ

4-1. 受付・ウェルカムドリンク

  • 事前にオンライン決済を済ませている方はスムーズに受付→クロークへ。
  • 受付後すぐに皇国晴酒造のウェルカムドリンク(日本酒)をお渡しし、軽い乾杯と自己紹介へ。最初のアイスブレイクタイムとして、すでに場がほぐれる雰囲気でした。

4-2. 乾杯&寿司一巡目

MCから「本日は、良い酒と良い寿司で皆さんの本音をほどいていきましょう!」という合図で本格的にスタート。テーブルごとに寿司桶が届き、歓談タイムが始まりました。

4-3. 席替えタイム&深いトーク

途中で席替えを設定し、いろいろな経営者同士が出会えるよう工夫。「普段なかなか話す機会がなかった」という方同士が意気投合し、「実はずっと悩んでた課題が一緒かも」 と盛り上がる姿があちこちで見られました。

4-4. 日本酒の飲み比べ&寿司二〜三巡目


後半ではさらに数種類の日本酒を用意し、同じ蔵元でも造りが違うと味の方向性がガラッと変わる点を強調。寿司のネタも雲丹や中トロの豪華合わせなどを投入し、味覚の刺激が止まらない! 「日本酒好きにはたまらないイベント」と絶賛する声が飛び交いました。


5. 参加者の声(幹事経由で聞いたものをピックアップ)

  1. 「これなら次も絶対来たい!」
    • 何人かの方は「毎回テーマを変えて開催してほしい」「次は別の蔵元も飲みたい」と大盛り上がり。既にリピート予約を希望される方も。
  2. 「本当にいっぱい飲めて、顔真っ赤になってハイテンションになりました(笑)」
    • お猪口を片手に、経営に関する熱い議論を交わしながら、気づけば予定より多くのお酒を楽しんでいたとのこと。翌日になっても「まだ富山の味の余韻が…」と話題にされていました。
  3. 「寿司がたっぷりでお腹大満足。こんなリッチな食事会、なかなか無い」
    • ネタが足りるか不安だった方も「おかわりしたのにまだあるの?」というくらい堪能でき、結果的に大満足との声多数。
  4. 「会場の雰囲気がすごく良くて集中して話せた。変に広すぎず狭すぎず、照明も落ち着いていたのがいいですね」
    • 普段なら忙しくてじっくり会話できないタイプの方も、ゆったり深い話ができたのが印象的だったそうです。


6. 今後の展望

6-1. リピート参加&紹介割引

今回の好評を受けて、早期決済割引や友人紹介割引など、リピートを促す仕組みを次回以降導入予定。「経営者仲間を連れてきたい」という声が多く、次回はその口コミによる参加者拡大を期待しています。

6-2. テーマ設定とビジネス交流の深掘り

今回大まかな席替えとフリートークで進行しましたが、「次回はスポーツビジネスや生成AI×新規事業など特定テーマを設定してさらに意見交換を深めてほしい」という要望もありました。今後は各回でテーマを設ける回も企画し、より広がりのあるビジネスシナジーを創出したいと考えています。

6-3. 地方酒蔵や地域との連携拡大

富山の皇国晴酒造さんに続き、各地の魅力的な蔵とコラボレーションを模索中。地域発信の場としても「酔い酒鮨庵」を成長させていきたい思いがあります。たとえば「地元の新鮮な魚と蔵元を同時に呼び、本格的な地域フェアを開催する」など、新たな挑戦も検討中です。



おわりに

こうして第一回の「酔い酒鮨庵」は、上質な日本酒と寿司という最高の組み合わせを通じ、経営者同士が深く語り合う貴重な時間となりました。参加者の満足度は非常に高く、「次はいつ開催するんですか?」という問い合わせをすでに多数いただいています。

今後も「酔い酒鮨庵」は、忙しい経営者の方々が肩の力を抜いて本音を語り合えるコミュニティの場を定期的に提供していきます。「ただの飲み会」に留まらず、自然な掛け合わせやオープンイノベーションが生まれるきっかけづくりに力を注いでいく予定です。ぜひまたの機会でお会いしましょう。 ご興味を持たれた方や、今回の内容にピンと来た方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。次はあなたと一緒に、酔い酒と鮨で“腹を割る”時間を楽しみたいと思います!

** 今回ご協力いただきました酒蔵様をご紹介いたします **

皇国晴酒造
富山県黒部市の東部のまち、生地(いくじ)。 50メートルほどで富山湾を臨み、黒部川の最下流に位置するこのまちで、明治15年より皇国晴酒造がはじまりました。創業以来、北アルプスの雪解け水が地下を100年かけて湧き出ている水を、仕込水として、酒造りを続けています。 時代の流れを取り入れながらも、昔ながらの手法を大切に、「毎日気軽にのんでいただける美味しいお酒」をお届けしたい。 蔵人たちはこの気持ちを持って毎日酒造りに取り組んでいます。これが、皇国晴酒造が大切にしている酒造りのこころです。 会社名 皇国晴酒造株
http://www.mabotaki.co.jp/?lang=ja



Invitation from タビアン株式会社
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