みなさんこんにちは。学生インターンの北村と申します。カンボジアに渡航するにあたり生活面の不安がたくさんあると思います。そのような不安を払拭・増幅するような情報を提供できれば幸いです。

治安について

カンボジアって地雷が埋まっているんじゃないの？ と心配な人もいるかもしれませんが、首都のプノンペンで地雷の心配はまず必要ありません。

治安についても概ね良好です。外務省の情報でも危険レベルは1と低く、自分も3ヶ月のインターン生活の中で危ない経験はほとんどありませんでした。(私は男性のため、女性の方よりリスクは低いかもしれませんが)

スリなど軽犯罪はあるようなので注意は必要ですが、殺人などはほぼ確実にないと思います。

身体的な面では、病気や交通事故の方が危険だと思われますので十分注意してください。

体調管理・緊急時について

体調不良時にきちんとした病院があるか、というのは海外で心配なことの一つだと思います。サンライズのインターンは病院での業務ということで、高い医療水準で日本語の医療を受けることができます。治療費は海外旅行保険で賄えるので安心してください。

また日本とは違った病気もあるため、狂犬病、A・B型肝炎、破傷風のワクチンの接種が推奨されています。私は日本で事前に接種してから渡航しました。9ヶ月滞在していた先輩はカンボジアに来てから接種したそうなので、ご自身の滞在期間に合わせて接種を検討なさってください。

衣食住について

住

海外の住居を探すのは大変！‥、と思う方が多いと思いますが安心してください。会社からいくつかコンドミニアムの候補をいただけるのでその中から選ぶことができます。また、家賃も補助でほぼ賄うことができます。（すごい！！）

参考のため私の住んでいた部屋を紹介します。多くのインターン生はこの物件に住むことになると思います。

間取り：目測で100平米、キッチン・ベッドルームあり、トイレは二つ(一人暮らしなのに笑)

設備：空調・冷蔵庫・洗濯機・炊飯器・電子レンジ・テレビ・調理用具(鍋、包丁、まな板など)

トイレは水洗で紙も流すことができます。(流して良いかは不明ですが、3ヶ月では詰まりませんでした。)湯船がないのが玉に傷ですが、多くの方にとって日本より良い物件での暮らしであることは間違いないと思います。

ベッドルーム(奥)とリビング(手前)

シャワールーム&トイレ

キッチン

食

発展途上国のご飯ってお腹を壊しそう、、 と心配していましたが、3ヶ月間で1度しか壊さなかったので気をつければ大丈夫だと思います。自炊・外食、どちらも安全で美味しいものがたくさんあるので食には困りませんでした。

イオン系のスーパーがあるため自炊はもちろん可能ですし、日本食をはじめ中華や韓国料理、KFC・スタバ・バーガーキングなどの国際チェーン店も多くあります。デリバリーのサービスも発達しており安心です。

飲料水は、水道水も綺麗とされていますがミネラルウォーターが推奨されています。シャワーや歯磨きで使う分には全く問題ありません。

日系スーパー

衣

カンボジアは最高気温が30度台、最低気温が25度前後、と日本の夏のような気候です。雨季と乾季で雨量は変わるようです。コートなどは必要がなく、荷物が少なく済む点はとても楽だと思います。

一方で冷房が効いていたり蚊がいたりするので、ある程度長袖・長ズボンの衣服は必要ですが、、

プノンペンでも安く服は買えるのであまり気にする必要はありません。ユニクロがないのだけが辛かったです。

その他

移動

基本的には車やトゥクトゥクでの移動となります。配車アプリ(GrabやPass App)が普及しており簡単に手配することができます。

具体的には出発地と目的地を選ぶだけで配車でき、料金もアプリで決まります。そのため、場所や値段の交渉の必要なく(ぼったくられない！）オンラインで決済できます。特にトゥクトゥクは安く、プノンペンの市内の移動であれば$3ほどですみます。

買い物

プノンペンにはイオンモールが3店舗あったり、スーパーがたくさんあったりするので買い物には困りません。イオン系列のスーパーも多いです。

野菜や果物は安く$1ほどですし、石鹸や洗剤、掃除用具も問題なく買えます。

日系のスーパーでは馴染みのカップ麺やアイスが、大きなモールでは電化製品や高級衣類も買えるため、プノンペンで調達できないものはほぼないと言って良いでしょう。長期滞在の方や忘れ物が心配な方も安心していただけると幸いです。

イオンモールの洗剤コーナー

最後に

発展途上国というイメージでいると思った以上に都会ですし、人によっては日本より住みやすいと感じるかもしれません。もちろんこの記事以外で不安なこともあると思うので、面談等で遠慮なく相談してくださると幸いです。

海外で安全に学生インターンができる機会は貴重だと思うので、興味があればぜひ気軽にコンタクトをとることをおすすめいたします。