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「私にしかできない仕事」を見つける方法。社員をサポートするバックオフィスメンバーに聞いてみました!

サンブリッジは個々の得意や資質をお互いに理解し合い、活かし合いながらチームで成果を出すことを大事にしています。
今回登場するのは、サンブリッジのメンバーをいつも裏側から支えている管理本部の樋口祥子さん。社会に出てから事務職一筋の樋口さんに、仕事において大切にしていることを伺いました。

サンブリッジ管理本部 総務グループ
樋口 祥子(Sachiko Higuchi)

1990年新潟生まれ。2012年東海大学政治学部卒業後、不動産会社に入社。3年勤めた後、大企業の組織に興味が湧き、現株式会社リクルートホールディングスに入社。数多くのルーティン業務を行う中で「個」を伸ばし続ける重要さに気づき、株式会社サンブリッジに入社。2018年4月より現職。

ーー現在の業務内容を教えてください。

サンブリッジの管理本部で、オフィス環境整備・営業事務をメインに経理・総務・労務を担当しています。
基本、会社に関することは何でもやっています(笑)

ーー業務の守備範囲が幅広いですね。
サンブリッジに入社するまでに、どのような経験をされてきたのでしょうか?

実は、大学時代いわゆる新卒の就職活動をせずに社会人になりました。
皆と同じタイミングで同じように始まる就職活動のあり方に納得できず、「競争社会は私に向いていない」と当時から思っていて。そこで、就職先を決めずに、大学を卒業する予定でしたが、卒業の直前、新居を決めるために不動産屋に向かう途中で、営業マンに声をかけられ、ついて行った先の会社で採用され、新卒で入社しました(笑)
新卒で入社した会社は体育会系気質の会社でした。礼儀礼節を重んじる会社だったので、目上の人への接し方や空気を読むことを学ばせてもらいました。
3年働いた後、派遣社員としてリクルートグループの会社へ入社しました。その会社では営業事務をメインに、幅広く管理業務にあたりました。ここで、スケジュール調整やマルチタスクスキルを得ました。

ーー社会に出てからずっと事務職として働かれているんですね。この職種を選んだのはなぜですか?

昔から、1番を取りに行くことや、数字を追いかけることが好きではなかったので、営業職のような競争が必要な職種は難しいと分かっていました。そこで、自分の「向いてる/向いていない」を考えていった結果、選んだのが事務職でした。

ーーサンブリッジに転職を決める前に他の職種も検討されたのでしょうか?

転職を考え始めてから、これまでの経験やスキルを振り返り、今後自分はどうなっていきたいのかを考えました。そこで感じたのは「もっと自分らしく仕事がしたい」ということでした。新しい職種に就くよりも、「事務職」というこれまで行ってきた仕事をより一層工夫し、極めていくことでより仕事に自分らしさを見出していけそうだと思い、事務職を続けることを決意しました。



ーーどのようにサンブリッジを知り、入社を決意されたのか教えてください。

サンブリッジは2つ目の会社の先輩が紹介してくれたエージェント経由で知りました。
当時、会社HPの情報は今より少なくて「何をやっている会社かわからない」というのが正直な第一印象でしたが、エージェントに勧められ会社見学を約束しました。ところが「会社見学」として参加したその日、当時の採用担当であり現代表取締役社長の梶川との面接が始まりました。(面接の用意は全くしていませんでしたが・・・。)
当時大手の転職サイト経由で最終選考まで進んでいる会社があったのですが、その会社のエージェントに、「この(選考に進んでいる)会社があなたの限界」「今の年齢(20代後半)で人生においてやりたいこと決まっていないなんてあり得ない」と言われ、悩んでいたことも含め、その面接の中で話しました。
それを聞いた梶川が「この年齢でやりたいことが決まっているわけがないよ。やってみたいと思うことを声に出してみて。全部サンブリッジで用意してあげる。」と伝えてくれたことに感動して、入社を決めました。

ーー実際に入社をしてみて、「やりたいこと」は見つけられましたか?

入社当時は社員数が増えている時期で、会社としても大きく基盤を整える時期だったため、
とにかく「やるべきこと」とがたくさんありました。「やりたいこと」を見つけること以上に、人と人の間に落ちているボールを拾うように、なんでも自分の仕事にすることを大切に仕事をしてきました。その結果、入社から4年経った今は事務職としてのスキルアップも実感、他の会社では味わえない経験ができたと思っています。

ーー働く上で、樋口さんが大切にしていることを教えてください。

私たち管理本部のお客様は「社員」だと考えています。
みんなが「この会社にいて良かった」と思えるような環境づくりをすること、みんなが満足してくれることが総務の仕事だと思い、日々のどんな小さな業務も丁寧に行い、社員に返していくことを心がけています。
今後は、単純作業の自動化が進んでいくからこそ、一見誰にでもできる仕事に自分で付加価値をつけて戦わなければならないと考えています。サンブリッジの日々の仕事の中でも、それを強く意識して働いています。目の前のお客様=社員のために必要だと思う仕事を全てやること、それぞれに私が介在する価値をとことん考えて実行することが、私にとっての「自分らしい仕事」なのだと今は思えています。

ーー具体的に樋口さんにとってのお客様である社員のために実施したことがあれば教えてください。

サンブリッジには社員一人一人の良さを引き出せる余白がまだまだあると考えています。
個々の能力が素晴らしいからこそ、チームになることでその良さが引き出されていくと思うのですが、コロナ禍でどうしても社員同士の関わりが薄くなってしまっています。
だからこそ、これまで以上に社員同士のコミュニケーションを大切にするために、「Sunbridge TV」という取組をはじめました。

▶︎Sunbridge TVとは
隔週金曜のランチの時間に開催しているオンライン社内イベント。
その月に入社した社員の紹介や、社内部活動の活動報告、部署紹介やクイズなど社員同士を知り、コミュニケーションのきっかけとなるコンテンツを用意。

この取組は管理本部だけでなく、「会社をよくしたい」有志で集まって運営しています。元々は一度目の緊急事態宣言期間の2ヶ月間限定で始まった企画でしたが、緊急事態宣言後も社員からの熱烈な要望を受け、定期のイベントとして復活させました。今でも月1回〜2回のペースで行っています。

特に思い出深いのは、Sunbridge TV開始当時の2020年5月29日に開催した「お店PR」の回です。1度目の緊急事態宣言が発令された当時、外食の機会が減ったことで、飲食業従事者の方々の厳しい状況を目の当たりにしました。そこで、社員に「緊急事態宣言解除後にぜひ行って欲しいお店」を募り、Sunbridge TV内でお店のPRをしてもらいました。友人・親族がやっている店、よく行くお店を条件にPRしてもらったのですが、社員のご実家が飲食店経営をしていることを知れたり、飲食業従事者の方々への応援にも繋がったり、とても印象が深かった回です。

▼2020年5月29日Sunbridge TV「お店PR」企画のスライドの一部


一方で、管理本部は他の部署と違って売り上げを作ることができない部署だからこそ、コスト削減にも力を入れています。例えば、昨年10月に行われた経営合宿は、Go toキャンペーンを使うことで大幅に交通費削減に成功しました。「経営合宿にもGo toキャンペーンが適用できるはずがない」という前提を疑い確認した結果、想像以上のコスト貢献ができ、経営陣にも喜ばれました。今話したことは全て、自分でも「自分がやる意味」を見出して熱意を持ってできた仕事なので、思い出深いです。

▼大幅な経費削減に成功した経営合宿での夕食時の1コマ


ーーどんな仕事でもお客様(=社員)の満足を考え、丁寧に仕事を進める樋口さんの様子がこのエピソードからとても伝わってきました。最後に、これを読んでいる方へ一言メッセージをお願いします。

この記事を見てくださっている方の中には、就職活動をはじめ、「働くこと」について考えている人も少なくないと思います。私が大切だと思うのは、「自分はどのくらいの熱意を持って仕事をしたいのか?」を考えることです。その熱意は、きっと「これをやってみたい」とか「こういう風になりたい」という好奇心から生まれるものだと思います。私のように「やりたいこと」が明確でなくても、目の前の仕事に自分なりの熱意と工夫を込めて行うことで、その仕事は「誰でもできる仕事」から「自分にしかできない仕事」に変わります。多様な働き方がある中で、「自分はどのくらいの熱意を持って仕事をしたいのか?」考え、自分の輝く環境を見つけて欲しいです。
考えた結果、その環境がサンブリッジだったなら嬉しいです。

「テクノロジーで仕事のあり方を変える」をミッションにお客様の本質的な課題解決に向き合っているサンブリッジ。フロントに立つメンバーだけでなく、バックオフィスのメンバーもまた、「お客様=社員」にとことん向き合い、自らの仕事のあり方を問い続けていました。
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はじめまして。 サンブリッジで「人と組織」の領域を担当している庄中(しょうなか)です。 今回は特に学生の方によく聞かれる私の経歴についてお話ししたいと思います。 個人的には、楽しかった経験も苦い経験も含めて今があるのですが、よく変わった経歴だと言われます ... 株式会社サンブリッジ 組織人事企画室 庄中 萌(Moe Shonaka) ...
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