【社員インタビュー】大好きな教員という仕事を、より魅力的にしていくサポートがしたい(Education事業部 マネージャー 相馬 麻里さん・前編)
ストリートスマートの魅力的な社員を知ってもらいたいと始まった社員インタビュー。今回はEducation事業部の相馬 麻里さんです。
前半では、業務内容や未経験から転職したきっかけ、そして仕事をする上で大切にしていることなどをお伺いしました。後半では仕事の面白さやストリートスマートの魅力、今後の展望などをお伺いしております。ぜひご一読ください。
プロフィール:
相馬 麻里さん
2020年入社/社会人12年目
Education事業部 マネージャー
講師に書籍制作、幅広く挑戦できるストリートスマートの環境
ーEducation事業部ではどのようなお仕事をされているのでしょうか?
相馬:Google for Education の導入から活用までを推進する支援業務の1つとして、研修の講師をしています。
Education事業部が行う研修は大きく4つあります。
全国の自治体様や学校様が、Google for Education を導入された際に、全体的な概念から授業での活用方法をお伝えする「授業編」、校務に関わるアプリの基本操作や活用方法をお伝えする「校務編」、管理者様に対して行う「管理者編」。そして、Google 教育者認定資格を取得するための「資格取得セミナー」の4つです。私は主に「管理者編」以外、3つの講師を担当しています。
ー具体的に研修ではどのような内容をお話しされるのですか?
相馬:「授業編」では、Google for Education を導入された学校の先生方を対象に、どのように授業に取り入れ活用していくか、をお話しさせていただきます。単なるアプリケーションや機能の説明だけでなく、授業で活用するイメージを膨らませることで、いち早く取り入れていただけるように工夫して研修を行っています。
「資格取得セミナー」は、先生だけに限らず企業様も含め資格取得を目指している方を対象に、Google for Education を幅広く理解し活用できる知識を得られる資格取得を目指した内容となっています。
ー題材は同じ Google for Education でも、研修によって全然違うのですね。講師業以外も担当されるのでしょうか?
相馬:はい。2020年12月17日に発行された書籍「できる Google for Education コンプリートガイド 導入・運用・実践編 増補改訂第2版」の制作も携わらせていただきました。
ー講師業と並行して行っていたのですか?
相馬:はい、そうです。ページの作成と全体の取りまとめの役割を担わせていただきました。一冊の書籍を完成させるのに、Education事業部の講師や事業推進グループの方など、さまざまな方と連携して進めていくのですが、講師業も並行しているので、「自分が今何を最優先すべきか」の判断を常に行いながら、本当に「1分1秒が惜しい」と思いながら毎日を過ごしていました。
多くの方のお力添えをいただき完成できたことに本当に感謝していますし、講師以外にも、こうしてさまざまな挑戦や経験ができるストリートスマートの環境はとてもありがたいなと実感しています。
この書籍が一人でも多くの先生方や、教育現場を支援したいと考えておられる皆様のお役に立ち、子どもたちの教育に還元されることを願っています。
▲相馬さんも制作に携わった書籍「できる Google for Education コンプリートガイド 導入・運用・実践編 増補改訂第2版」
中学教員からの転職──きっかけは大好きな仕事だからこそ抱いた想い
ー前職もIT業界にいらっしゃったのですか?
相馬:いいえ、前職は中学校で国語の教員を11年ほどしていました。
ー中学校の先生だったのですね!なぜ、民間企業であり畑違いのIT業界に転職しようと思われたのですか?
相馬:一番大きな理由は、教員という職業に対し、私自身大好きであり誇りを持っていたからです。
ー大好きなお仕事なのに、ですか?
相馬:教員を10年以上勤める中で、すごく情熱的で努力されている先生方が多かったのですが、業務が多岐にわたることでどんどん業務過多になっていき、現場の先生方は疲弊していくという現状があったんです。当時の私も含めて。
採用倍率を見ても教員の希望者が減少傾向にあり、これから社会人になる大学生からは「教員の世界は大変そうだから辞めよう」という声を聞くこともありました。こんなに魅力的でやりがいがある仕事なのに、教員という職に就きたいと思う人が少なくなっている現状に対し、残念な気持ちと、根本的な働き方を変えない限りは、一生懸命頑張っている先生方が報われない、という想いがずっとあったんです。
ーそのような背景があったのですね。それで先生を支えるお仕事を探されたのでしょうか。
相馬:はじめは、公務員ではない外の世界はどのように働き方改革をしているんだろう?と、思っていました。民間企業での就業経験もないので、自分がどういう職業に向いていて、何ができるのかも定かではない状態でした。
ネットで調べてもピンとくる職業がなくて…。それだったら教員のままでいいのかな、とさえ思っていました。実際教員をしながら転職活動はできないので一旦退職していたのですが、もしピンとくる民間企業がなければ、もう一度教員採用試験を受けよう!と考えていたぐらいです。
ーストリートスマートを知ったきっかけは何だったのですか?
相馬:転職エージェントの方に「こういう講師業がありますよ」とご紹介いただいて初めてストリートスマートを知った時に「私、ここがいいです!!」となりました。笑
転職を考えたきっかけでもある「先生方の働き方をより良い方向へ変えるきっかけづくり」を実現している会社があるんだと知り、この会社なら今までモヤモヤしていた部分を解決させ「先生方をサポートする役割」として働けるのではないかと思ったんです。
ー相馬さんの想いとストリートスマートの事業が、パズルのピースのようにはまったのですね。
相馬:ストリートスマートを見つけてからは「他はもう受けません!」とエージェントの方にお伝えし、ストリートスマート一本で考えていました。笑
常に根底にあるのは「教員という職業をより魅力的にしたい」
ー先生方をサポートする側になり、日々お仕事をされる中で感じることはありますか?
相馬:先生方の“働く”ということに対し、可能性を広げ、より幸せにしていく支援が直接できているんだ!と実感し、とてもやりがいを感じています。少しずつでも教員の仕事がより魅力的になっていくことが、結果として子どもたちの教育へ還元されていく、という流れを直に感じられるので、そこに携われていることが嬉しいです。
ー相馬さんが講師をする上で、大切にされていることはありますか?
相馬:教員経験があるからこそ、先生方が学校現場で日々どんなことを感じ、どんなニーズがあるのか、が分かるので、現場の先生方の想いにしっかりと向き合い寄り添った上で、ニーズにマッチしたご提案ができればと常に意識しています。
私にとって入社当初から今に至るまで仕事の土台となっているのは、日々一生懸命子どもたちに向き合い授業している先生方を支援したいという強い想いです。私自身、子どもたちが好きで、教育が好きだからこそ、ICTの活用を支援することで、教員という仕事をより魅力的な職業にしたいと思っています。
Education事業部の相馬さんに、業務内容や転職のきっかけ、そして仕事をする上で大切にしていることなどをお伺いしました。転職のきっかけだけでなく今もなお、相馬さんの根底にある“教員という仕事が好きだからこそ”という想いが強く伝わってきました。
インタビュー後半は、仕事の面白さやストリートスマートの魅力、今後の展望などをお伺いしております!ぜひ後半もご覧ください。
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