1
/
5

【合宿レポート】働き方の多様化を目指す私たちが、合宿で大切にしたこと

ストリートスマートは今年の9月で10周年を迎え、11期目に突入しました。拠点は大阪・東京・長野・タイへと拡大し、47名にまで増えたメンバー。普段クラウドツールをフル活用し、リモートワークなど多様な働き方を推進しているため、合宿はメンバーが一同に集う貴重な機会です。そんな私たちが行なった今年10月の合宿の様子をお届けします。

今回の合宿のテーマは「コミュニケーション&情報整理」


ストリートスマートは、今年の9月に10周年を迎えました。着実に成長を遂げ拡大を続けているため、拠点数・事業部・メンバー数が年々増加しています。リモートワークをはじめとした、多様な働き方を推進しているからこそ、メンバーが一同に集う合宿という機会に、更に深い部分でお互いを知る。そして、資産である情報を整備し、組織力を底上げする。そんなコンセプトの元、今回の合宿のテーマは「コミュニケーション&情報整理」と定められました。

合宿の舞台は、海と山に囲まれた街、神戸。

海外も含め、各地からメンバーが一同に集う合宿。全国さまざまな場所で開催していますが、今年の舞台は「神戸」。早くから外交の地として栄えたため、異文化情緒の溢れる建物も多く、雰囲気の良い素敵な街です。今回は神戸の中心地「三宮」の近くで会議室をお借りして、一泊二日の合宿を行いました。(夜のお宿もとっても素敵でした!それはまた後ほど・・)

私は今年の8月にストリートスマートへジョインしたばかりで、今回初めての合宿でした。別拠点のメンバーも多いので、初対面の方も多く、少し緊張しながら望みましたが、私にとって、とても良い時間を過ごすことができました。それでは、今回の合宿の様子をお届けします。

代表松林さんより、前期の振り返りと今後のミッション。そして、感謝のことば。

最初は代表の松林さんより前期の業績報告、来期の計画。さらに今後の(長期的な)ミッションまでお話いただきました。

私が印象的だったのは、今後のミッションの部分で「年輪成長型の経営を50年以上継続する」とお話しされていたこと。ストリートスマートはこれまで10年間、着実に成長を続けています。

景気変動が多く予測不能な時代だからこそ、急成長を遂げるよりは、地に足をつけて、どんな環境変化にも対応できる強固な組織を着実に形成し、前に進んでいく。そんなミッションを掲げ有言実行しているストリートスマートを誇りに感じました。

また、ストリートスマートは「事業活動を通じて、労働人口問題の解決に貢献する」こともミッションとして見据えています。

私たちは、企業や教育機関に対して、クラウドツールの最適な活用手法の提案を行なっています。それらを通して、テクノロジーを浸透させ、時間と場所の制約を外し、働き方や学び方の選択肢を増やしていく。その先に、日本が抱える深刻な労働人口問題の解決があるという考えも、とても本質的で、私たちの使命のように感じられました。

(お話する松林さんの様子)

また、松林さんはお話の最後に「ここまでやってこられたのは、社員の努力や取引先のみなさんの支えによるもので、自分だけでは絶対にできなかった。いつもありがとう」という言葉を仰っていました。

松林さんは、普段も社員からとても信頼されているのですが(よければ社員インタビューの記事をご覧ください)その理由のひとつが、このように周りの方に対する感謝のスタンスだなと思います。松林さんと会話すると、いつも最後に必ず「ありがとう」と言われるんです。役職や立場関係なくメンバーと垣根のない会話をし、それぞれの存在に感謝している姿勢が、日々伝わってきます。私はそれをとても尊敬しています。

(松林さんのお話を聞くメンバーの様子)

ストリートスマートのミッションをどう実現していくか。専務取締役の森田さんより、戦略の共有。

松林さんのお話の後は、森田さんより事業戦略の共有がありました。松林さんから話にあった来期の目標やミッションを、具体的にどのように実現していくか。志の高いミッションを掲げるだけでなく、それを本気で実現させるために現場レベルでどのような動きをするか、そして事業をどう拡げていくかを、明確に分かりやすく説明いただきました。


(事業戦略を共有する森田さん)

(詳しい内容はここには記載できないのですが)森田さんの事業戦略は考え抜かれた秀逸なもので、すごく納得感があり、ミッションが実現された明るい未来が見えるような感覚で、とてもワクワクしました

また、森田さんは笑いを挟みながらお話されるので、真剣でありながらもリラックスした雰囲気で内容を理解することができ、ストンと腹落ちするような感覚がありました。

(森田さんのお話を聞くメンバーの様子)

ビデオ会議ツールを使って、遠隔で合宿に参加するメンバーも。

ちなみに合宿には、神戸以外の場所から参加するメンバーもおりました。Googleが提供するビデオ会議ツール「Google Meet」を使って、遠方からリアルタイムに合宿の様子を視聴できる環境を作っていたのです。松林さんのお話や、他の発表などもすべて聞き、リアクションを返すことができます。(録画も行ったため、後から見返すことも可能です)

(合宿時、実際のビデオ会議ツール「Google Meet」の画面)

私たちは日頃からクラウドツールを資料作成・管理・打ち合わせ・連絡などに活用しています。クラウドツールを利用することにより、遠隔でも業務を行うことが可能となり、地方で子育てをしながらテレワークを行うメンバーも多いのです。

まず自社が率先してそういったツールをフル活用し、働き方の選択肢を生み出しているところも、ストリートスマートの魅力だと感じます。

コミュニケーションの進化と深化を。ライフプレゼンテーション。

ストリートスマートは「DXを通じて社会変革をリードする」というビジョンの実現に向けて、お客様に対してサービス提供するだけでなく、社内においても試験的に様々な制度やプロジェクトを企画・導入し、働き方へ与える影響を検証しています。それをリードしているのが「Work Style Project」という部署です。

(Work Style Project 発表資料より)

クラウドツールを活用すると、働き方の選択肢を増やすことができますが、メンバーと顔を合わせる機会が減るため、コミュニケーションが薄くなるといった課題が発生することがあります。私たちはコミュニケーションを深化させるために、全員が集う合宿で、ある取り組みを設けました。それが「ライフプレゼンテーション」です。

ライフプレゼンテーションとは、メンバーそれぞれが下記から3つのテーマを選び、1枚のスライドにまとめ、他のメンバーへ自己を開示するというものです。

*ライフプレゼンテーション テーマ一覧

・生い立ちや自分のルーツ

・ふだんこんなこと考えてます

・私の性格

・好きなこと・嫌いなこと

・理想の働き方

・家族がSTSMに求めていること

・STSMへ入社した目的や理由

・自分が集中できる環境について

・今悩んでいること

・どんな時に仕事でやりがいを感じるか

・チャレンジしたいこと、獲得したいスキル

・実はみんなが知らないこと暴露します

・自分の強み・弱み

・人生で叶えたいこと

テーマの一覧を見ると分かる通り、業務に関する話題ではなく、その人そのものを深掘りするような内容になっています。顔を合わせてのコミュニケーションだと、自分の根っことなる価値観や大切にしている事などを話す機会はなかなか無いと思います。例えば私の場合、初対面の方だと「どんな仕事されてるんですか?」とか「どこ住んでるんですか?」など、話しやすい話題から入ってしまい、浅い会話で終わることがよくあります。しかしこのシートを活用すれば「私という人間」を、最初から知ってもらえて、かつ相手の大切にしている事を同時に理解することができて、とてもいいなと思いました。

(公開するのは少し恥ずかしいですが)私のシートはこんな感じ。私は上記のテーマから「理想の働き方」「ふだんこんなこと考えてます」「自分が集中できる環境について」を選びました。

全員分のシートが合宿会場に展示されて、シートを読んだメンバーは、付箋でコメントを寄せていきます。

(他のメンバーのシートを読み、コメントを書く様子)

私のシートの周りがこんなにカラフルに!コメントが多ければ多いほど嬉しいし、まだそんなに喋ったことない方からコメントを頂くと、親近感が湧いて、話してみたいな、と思ったり。

私はデザインセンスがないため、文章多めでまとめましたが、シートの書き方はまさに十人十色で、メンバーそれぞれの個性が出ていました。A4のシート一枚でも、こんなに違いが生まれるのか!というほど。

たとえばこんな風に、カラフルにスタイリッシュにまとめるメンバーがいたり


全部手書きの方もいました。

(ライフプレゼンテーションシートを読み、会話がはずむ様子)

自分がどういう人間で、どう働きたいのか、どう生きたいのか、どんなことにチャレンジしたいのか、を全員の前で共有することで、仲間と思わぬコミュニケーションが生まれます。また、この過程を経ることで、のちの業務でも心理的安全性が生まれ、心で繋がった人間関係を作ることができるな、と思いました。

部署ごとの活動共有。「DXを通じて社会変革をリードする」というビジョン実現に向けて、仕事に熱中するメンバーたち。

さていよいよ合宿のメインパート、12の事業部それぞれからの発表(各部の取り組みを報告)です。

・ストリートスマートの中核を担う国内4つの事業部

・2014年に進出した、タイを拠点とする「海外事業部」

・より良い働き方を追究する社内機関「Work Style Project」

・弊社の魅力を世に届けるため、今年新たに立ち上がった「広報室」

・主に地方でテレワークをしているメンバーから構成される「事業推進グループ」

・システム開発だけでなく、導入支援や研修まで担当する「クラウドエンジニアグループ」

・サイトの更新や集客など、Webまわりを全て担う「Web Marketingグループ」

・バックオフィスを担当し、さらにお客様のサポートまで行う「コーポレートデザイン部」

・働き方を選択できる社会へ をビジョンに2016年に設立した一般社団法人「at Will Work推進室」

この10年間でストリートスマートの部署数やメンバーは増加しました。普段の業務において他部署と連携することは多々ありますが、全てのことを把握している訳ではないので、この時間を通して、他の部署が何を目標に、どんな業務を行なっているか、どう連携すれば、よりパフォーマンスを上げることができるかを理解することができました。

1部署あたりの持ち時間は20分。私は広報室のメンバーとして発表を担当したのですが、最初20分と聞いたとき「結構持ち時間が長い」と感じました。

しかし当日の発表では、どの部署も20分だと話しきれないといった様子で、スライド資料もしっかり用意し、時間いっぱいまでお話されていました。自分の部署のことを話したくて仕方がないという感じで、それだけ皆が仕事に誇りを持ち熱中している証拠だと、とても印象に残りました。

(自分の部署の仕事を楽しそうに話す菊池さん。社員インタビューにも登場していますのでぜひご覧ください)

もうひとつ印象に残ったのは、プレゼン中の会場の「一体感」。発表者がただ話しているのではなく、聞いているメンバーも色んな箇所でリアクションをし、意見を伝え、そこで議論がまたひとつ進む、といったシーンが多々見られました。

話す側からの一方通行のプレゼンではなく、聞く側も主体的にリアクションをし、様々なメンバーから意見が出る。役員とメンバーの垣根もなく、入社年次が浅いメンバーも沢山発言をしており、こういう空間が自然と出来上がっているところに、個人的に感動しました。

(発表するメンバーの様子)


なぜこのような空間が自然と生まれるのか、その理由のひとつは、メンバーそれぞれの「仕事に対する姿勢」、そしてみなの「人柄」だと思います。

私はこれまでのキャリアでさまざまな会社を見てきたのですが、私から見たストリートスマートのメンバーの特徴・共通点は、こんな言葉で表せます。

「仕事に熱中している」

「責任感と当事者意識が強い」

「仲間との協調を大切にする」

「誠実である、そして仕事が丁寧」

「個々が自律し、努力している」

どのメンバーも、これらのキーワードがとてもよく似合います。そんなメンバーで構成されているからこそ、この一体感が生まれるのかなと思いました。

(笑いが起こるシーンも多々ありました)

美味しいご飯、素敵な宿・温泉。フリータイムも充実。

メンバーが集まる機会だからこそ、リラックスした雰囲気でコミュニケーションを楽しんだり、エネルギーをチャージしてほしいという会社の想いから、今回の合宿はフリータイムもとても充実していました。写真で少しご紹介します。

↑ 1日目のランチはお蕎麦。人数も増え貸切に!ちなみに2日目は洋食でした。


創業時から大変お世話になっている代表世話人株式会社 代表取締役の杉浦佳浩さんも来てくださいました。

夜は、自由行動。早めの解散が嬉しかったです。完全に個人の自由なので、温泉に入る、Barで飲む、早めに就寝など、みな思い思いの過ごし方をしていました。普段子育てをしている方は、久しぶりの1人時間を満喫すべく、朝も温泉に入ったとか。

宿は『神戸みなと温泉 蓮』という温泉旅館でした。プライベートでもう一度行きたくなるような、素敵なお宿でした。日々の社員の働きに感謝している、という会社の想いが伝わってきます。このような環境を用意していただけて、本当に感謝です。

(『神戸みなと温泉 蓮』公式HPより) https://ren-onsen.jp/

今回はストリートスマートの11期上期の合宿の様子をお届けしました。私たちの事業や雰囲気、メンバーの様子が少しでも伝わっていたら嬉しく思います。そして、現在ストリートスマートでは、新しい仲間を募集しています。この記事を読んで好感を持ってくださった方がいたら、ぜひご応募ください。

コーポレートサイト はこちら

株式会社ストリートスマート's job postings
11 Likes
11 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from 株式会社ストリートスマート
If this story triggered your interest, have a chat with the team?