こんにちは。ストランザの木谷です。
これまでわたしたちのプロダクトであるApotool&Boxについては、Wantedly募集のページだけでなくWEBやブログを見ていただいたらどんなものかというのは、なんとなく想像していただけると思います。
でも、そもそも
・ストランザってどんな会社?
・どんなメンバーいて、どんなふうに働いているの?
というようなことは、これまであまりお伝えしてこなかったと思います。
ですので、この場を借りて会社としての「ストランザ」をご紹介したいと思います。
普通のベンチャー?いやいや「オトナのベンチャー」です
ストランザは2013年に創業しましたので、今年で6年目です。
最近ではベンチャーやスタートアップという言葉も珍しくなくて、「ベンチャーに転職する」ことも昔と比べて驚かれることは少なくなりました。
当時はベンチャーに転職する人が少なかったので、プロダクトや企業理念のほかにも転職しようとする人の注目を集めるためにいろいろなことをしている会社がありました。
例えば、
・職場に卓球台やダーツをおいてみる
・オフィスのイスがバランスボールとか
わたしたちストランザも、そのようなことをしたら、もしかしたら今よりもう少しだけ有名になっていたのかもしれません。
創業当時のストランザはプロダクトも今ほど研ぎ澄まされていなくて、会社もプロダクトも将来どうなっていくのか暗中模索をしていました。
ですので、ひとりひとりのお客様と向き合って、わたしたちの考えを伝えて共感してもらってユーザーになってもらうの繰り返しでした。それで今日のストランザが存在しています。
メンバーの募集も同じです。奇をてらったことはせず、ひとりひとりの方にわたしたちの考えを伝えて共感してくれたメンバーが現在の中核メンバーとなっています。今では17名のメンバーを迎えられるようになりました。
オフィスも、そのようなメンバーが生産性を挙げられるようなデザインやレイアウトにしています。
わたしたちの考えってなんだ!?
ストランザの代表がストランザを立ち上げる前に、こんなことがあることに気づきました。
難病の患者さんが、自身の症状についてドクターにうまく言葉で伝えられない。でも、家族の方が日常の生活をスマホの動画に撮っておいて、それをドクターに見せたら、言葉なんて必要がなかった。
わたしも難病があるのですが、自分のことをお医者さんに言葉で伝えることは難しいものです。でも、ITを活用することで、医療の専門知識がなくてもドクターの言っていることが分かる、ドクターに自分の思い伝えることができる。
そんなことを目指して、プロダクトを開発しています。
現在のストランザには医療の現場で同じような想いをしたメンバーや、そうでないメンバーもいますが、みんなが自身や家族の健康を願っています。この思いを世の中に伝えるにはどうしたらいいか、それもビジネスとして成立させながらどうするかを考えて日々業務にあたっています。
信用は一日にしてならず
医療の業界では少しのミスやうっかりも許せません。それは患者さんの健康に直結することもあるからです。わたしたちのような新参者が医療の世界で信用して使ってもらえるプロダクトを作って販売するためには、まず会社として信用されなければなりません。
IT業界では多額の広告費で注目を集めてユーザーを獲得したり、ベンチャーキャピタルから「●●円調達!」というようなプレスをだしてメディアに取り上げられたりすることで一気に会社の知名度があがることがあります。
でも、ストランザはそのようなことはしませんでした。なぜなら、注目を集めることが信用を得られることにつながらないからです。
突然、医療情報をITで~と言ってもなかなか信用してもらえません。それも設立したばかりの小さな会社です。なので、まずは予約システムを作って、現場のスタッフの皆さんに喜んでもらえることを考えました。
ユーザーのひとつひとつの声を聴きながらプロダクトを開発して、ユーザーの期待に応えてきました。これの積み重ねが現在のストランザの信用につながっています。経営も大きな投資をすることなく、足元のプライマリーバランスに注意を払いながら着実に成長するにはどうしたらいいかを常に考えてきました。
そうして、今あるApotool&Boxというプロダクトと会社の信用があるいま、患者さんとドクターのコミュニケーションを全く新しいものにするプロダクトを開発して販売を開始しました。
これからが本当のときなのです。