『今日より明日、自分の身近な社会を良くしたい』業界&職種未経験の23歳が、スタートラインに入社した理由とは?/株式会社スタートライン 社員インタビュー
みなさまこんにちは!スタートライン、マーケティングユニットの新井です。
スタートラインに入社して5年が立ちますが、ウソ誇張冗談はなにもなく「スタートラインっていい会社だな」と本当に思っています。
スタートラインがなんでいい会社なのか?と考えたとき、『一緒に働く人が魅力的』だからでは?と思い至りました。
普段は主にToBコンテンツの作成をしているので「これはコンテンツとして面白いかも?」ということで、スタートラインの様々な部署の方にインタビューをさせてもらうことにしました!
今回は、人材開発チームの境さんにお話を聞きました。
2009年設立のスタートラインに、2014年に入社した境さん。
・従業員30名のベンチャー企業に入社する不安はなかったのか?
・スタートラインで働いて10年。どんなキャリアで今に至るのか
私の入社時の面接を担当してくださった境さん、同い年ということもあり、今回はいろいろなお話を聞いてみました!
▼境 拓紀 プロフィール
千葉県出身。大学卒業後、家電量販店にて、販売職を経験。2014年2月、スタートラインに法人営業として入社し、その後経営企画部で採用と広報を経験し、現在は人材開発チームにて採用業務に従事。お笑いやアニメなどが好きな一面も。現在プライベートではプラモデル上級者を目指して日々奮闘中。
▼目次
1…なぜ、スタートラインに入社したのか?
2…ベンチャー企業への入社に不安はなかったのか
3…スタートラインを辞めること(=退職する)は考えなかったの?
4…今後、一緒に働きたい人、出会いたい人とは
5…最後に
1…なぜ、スタートラインに入社したのか
―――スタートライン入社前は何をしていたんですか?
大学卒業後、1年くらいフリーターをしていました。その後家電量販店で働いていたんですが、ECがどんどん発展していく中で、店頭販売の仕事は今後ずっとあり続けるだろうか?このまま続けられるんだろうか?と考えたことが、転職のきっかけです。
―――何を基準にして、転職先を探していましたか?
いま考えると少し稚拙ですが、社会人経験が浅かった当時
①BtoBの仕事であること
②土日休みであること
を基準にしていました
接客・販売の仕事は、冒頭にお話した通りECに代わっていくだろうなと思っていましたので変えていきたいと思っていました。
働き方については、例えば、テレビから流れるニュースで”大型連休は~”や”年末の帰省ラッシュは~”など、流れてくる情報はカレンダー通りに働く人向けばかりでしたので、カレンダー通りの仕事にあこがれがありました。あとは、家族と過ごす時間やプライベートを充実したいと考えると、土日休みが良かったんですよね。
―――その基準だとたくさんの仕事がありますよね?それでもスタートラインを選んだ理由は、なんですか?
祖父に障害があり、移動のスピードがゆっくりだったり、家では座った状態が多いため、祖母や母親が身の回りのことをフォローしていた様子が当たり前だったのですが、子供ながらに自分でできることはなにかないかな?と考えていました。
大学では社会福祉やユニバーサルデザインについて学んでいて、せっかく働くなら幼少期から興味のある分野で働きたいと思っていました。
そのような中、「障害者」や「サポート」のようなキーワードでポチポチ検索してスタートラインを発見してとりあえず応募してみました。
大卒だけど1年就職できていない、ようやく就職した仕事も経験1年未満となると転職のハードルはかなり高いと思いますが(当時はそのような社会通念を知らなかったですが)、運よくご縁を頂いたことがきっかけです。
2…ベンチャー企業への入社に不安はなかったのか
―――上記の軸だと、スタートライン以外でもありますし、何より2014年のスタートラインって、設立6年目のベンチャー企業ですよね?本当に続いていくのかという不安もあると思うので、長く働くことの基準からもちょっとずれてる気がしますが、そのあたりはどうですか?
当時からスタートラインが行っている『障害者の働く選択肢を創出する』『長く活躍できるための支援をし続ける』という考えがとても良いな!と思いました。
特に、サポートを通じて関わり続けるということは、一過性のサービスではなく、将来にわたり責任をもって介在する必要があるため、そのスケールの大きさや使命感に魅力を感じました。
確実に社会を良くするし、他社やほかの業種でもやっていないことをやっている会社でしたので、不安よりも、挑戦してみたいという思いの方が強かったです!
―――23歳であれば、仕事をバリバリしてお金をたくさん稼ぎたい、億万長者になるぞ!みたいな考えもありそうですけど、そういうことはなかったんですか?
あまり貪欲なタイプでないので……全くなかったですね。自分自身がゴリゴリな環境で働き続ける自信もないという側面もあります。
自分の生活を充実させていくために給料は重要な要素の一つですし、際限なくそこを求めていく人の考えもとても理解できます。
一方で、私自身は自分が仕事を通じて介在したいことを考えた時に、社会になにかしら良い価値を提供できる自分でありたい、そういった仕事をする自分でいたい、が最優先でした。
3…スタートラインを辞めること(=退職する)は考えなかったの?
―――スタートラインを辞めることは考えなかったんですか?
例えば、法人営業で成績が全く振るわなくて会社に居づらくなってしまったり…わりとありました笑。
―――それでもスタートラインを続けたのはどうしてですか?
その都度、社内の様々の方にお声がけを頂いたからだと思います。
私は自分のことを“誰が見ても高いパフォーマンスを発揮する人材”ではないと、今でも感じているのですが、特に従業員数が数十名のタイミングで、社員の1人が思うようなパフォーマンスを発揮できていない状況は、組織にとってはかなりマイナスだと当時は思っていました。
ただ、周りの皆さんはそう思っていなかったようで、とても長い目で私のことを、おそらく私以上に考えてくださっていることを、温かい言葉やアドバイスをたくさん頂いたことで実感することができました。
そのような会社の文化を、自分が社内に還元しようと普段から考えています。
一方で、23歳でスタートラインに入社したので、スタートラインしか知らない=視野が狭くなって思考が凝り固まってしまうかもしれないという危機感を感じています。
―――つまり……辞めちゃうってことですか?!
やめません!辞めさせたがらないでください!(笑)
振り返ると、ありがたいことに様々な仕事を経験させていただき、自分の強みははっきりしてきたと実感しています。
最近は、自分の経験が生かせる副業や、まったく異業種のボランティアを始めました。スタートライン外の世界にも身を置きながら、そこで得たものをスタートラインを通じて社会に還元しようと思っています。
―――そういうことですね、安心しました!
4…今後、一緒に働きたい人、出会いたい人
―――『スタートラインで働くのに向いている人』ってどんな方だと思いますか?
『仕事を通じて昨日よりも良い社会』にしていきたいと考えている人でしょうか。
スタートラインは、多様な人たちの可能性を拡張していって、誰もが自分らしく生きる社会を目指している会社です。日々目まぐるしく世界が変わっていく中で、ずっと同じことを続けることを良しとするのではなく『こうすればもっと良いかも!』と考えて、行動に移せる人の集まりでありたいと考えています。
―――『我の強い人』が向いていますか?
障害のある方、障害者雇用に課題を抱えている企業の方、地域の支援機関など、スタートラインには様々な人がかかわっています。チームで仕事をする意識は必要だと感じます。
その中で、自分だけが結果を出せばいい、自分が一番、という、自己顕示欲を満たしたいという意味での我の強い人は向いていないと思います。
そのため、一人で淡々と仕事をしたい、目の前に改善できそうな課題があるけど誰かがやってくれるだろう、というような意識の人は向いていないかもしれません。
こうしたら良くなるのではないかということを考え、関わる人と一緒に行動に移していく。そんな意志の強さという意味で我の強い人には居心地が良い会社だと思います。
人に向き合って、様々な支援をするスタートラインだからこそ、そういったマインドの方とはぜひ一緒に仕事をしたいと思っています!
5…最後に
―――転職を検討している方にメッセージをお願いします。
『今日より明日、自分の身近な社会を良くしたい』という気持ちは、転職した10年前から変わらない気持ちです。
自分の大切にする価値観はなにか?仕事を通じて社会に何を還元したいか?と考え、少しでも同じ気持ちがあれば、ぜひ一度お話を聞かせてください!
皆さんの大事にしたい価値をぜひお聞かせください。そしてその価値を、スタートラインと一緒に実現していきましょう!
皆様とお会いできることを心から楽しみにしています!