こんにちは、SQUEEZE採用担当です! SQUEEZEのことをより知って頂くための【SQUEEZE Voice】
今回のインタビューはCTOの関根です。 技術本の執筆、勉強会の主催、カンファレンスのスタッフ経験を持つなど、外部への発信と繋がりに積極的です。 SQUEEZEの開発チームの今日の考え方は関根から出てきたものが多くあります。 是非、当社の開発チームを知って頂く機会になれば幸いです! ご覧ください!
■SQUEEZEに入社する前のキャリアを教えてください。 これまでは複数のスタートアップやベンチャーで新規プロダクト開発やマネジメントを経験してきました。
前職は、アライドアーキテクツというSNSマーケティングを行う会社に在籍しており、新規プロダクトを中心に開発に携わっていました。在籍期間の終わりの頃には、オフショアでベトナムの会社と連携してプロダクトを作ったり、新卒で入社したエンジニアの教育を担当したりもしていました。
■SQUEEZEへ入社のきっかけを教えてください。 SQUEEZEに関わっていた、知人の紹介がきっかけでした。
入社を決めた理由は2つあります。
1点目は、「価値の詰まった社会を創る」というミッションに共感したことです。 日本には、高齢化に伴う人口減少による空き家問題や、働き方に関する社会課題があります。私は地方出身ということもあり、特に地方の社会課題の解決に貢献したいと思っていました。 大都市では働き口が多くて人が足りない一方で、地方では働き口が少ない。SQUEEZEは、「宿泊」に絡めて地方に関わる仕事も多くあります。大都市と地方をつなぐ仕事ができることに魅力を感じて、入社を決めました。
2点目は、チャレンジングな環境に魅力を感じたことです。 SQUEEZEに入社した当時は、社員数も少なく、開発組織もこれから作っていくという状態でした。また海外出身のメンバーも多く、国際色豊かな環境でその中に飛び込んでみたかったことは大きなポイントです。 もともと、海外のPythonのカンファレンスで海外に行くことが何度かありました。その中で多様な価値観を持った海外のエンジニアの方々と一緒に働くことへの関心が強まったんです。英語もオンライン英会話を毎日30~90分受講して、独学で習得しました。
■エンジニアから見たSQUEEZEの魅力は何でしょうか? チャレンジできる環境があることは一番の魅力です。 開発チームはフラットで上下関係がありません。私もCTOという肩書きではありますが、メンバーとは役割の違いがあるだけだと考えています。
エンジニア1人1人が改善したい課題があると思ったら、自ら提案し、実行までやりきることができる環境です。チャレンジできる風土・文化は、これからも大切にしたいと思っています。
また当社には「 Minn 」、「 Theatel 」などのホテルを運営するスマートホテル事業、宿泊事業者向けのSaaSである「 suitebook 」を中心としたプラットフォーム事業があります。
自分たちで実際に宿泊施設の運営を行い、そこで培った経験やフィードバックをプロダクトに反映し、改善のサイクルを回しています。
オンラインだけでは完結しないビジネスをやっているので、オフラインの視点も合わせ持ち、「どうしたら宿泊者がより快適になるのか」、「どんな機能があれば事業者の負担が減るのか」といったことを考えるのが楽しいです。
■エンジニアのスキルアップのために推奨されていることは何でしょうか? SQUEEZEでは、勉強会やカンファレンスなどの参加を推奨しています。弊社のコアバリューの一つに「With Our Community」という言葉があります。これは会社内だけでなく、関係するコミュニティと協力し、学び、一緒に成長していこうという意味を含んでいます。
自分がいつもいる場所から外に出てみると、自分とは異なった考え方を持っていたり、違う経験を積んでいる方がたくさんいます。そういう方たちと意見を交換したり、アイデアをぶつけたりすることは大きな学びになると思ってます。結果的にそこでの出会いがエンジニアのキャリアップにつながることもあるので、社内だけで学ぼうとせず、様々な場所で学びを深めて欲しいと思います。
自分達でも「 Pythonもくもく会 」という勉強会を月1回主催していて、4年間続いています。 もともとPythonが好きで、「 Python mini Hack-a-thon 」という勉強会に何度か参加しました。 Pythonは初心者にとって比較的学びやすい言語で、コミュニティの雰囲気もオープンで良いなと感じました。そこで、「自分たちもそういう場所を作りたい」と思うようになり、勉強会をスタートさせました。
私はPythonコミュニティから、たくさんの出会いや多くの機会を頂きました。コミュニティに対して今後も何らかの形で今後も関わっていきたいという気持ちがあり、現在でも勉強会の主催やPyCon JP をはじめとしたイベントのスポンサーなどを行なっています。
■これまで携わってきた会社と比較してSQUEEZEの良さを教えてください。 モバイルワーク(リモートワーク)を含め、柔軟な働き方にチャレンジしているところです。
当社には、東京、大阪、沖縄など様々な場所に拠点があります。今後もホテルや民泊施設など全国に拡大する中でどのような体制がSQUEEZEにとってあっているのか、しっかりと検討する必要がありました。最近は個人の働き方についても多様化しています。複数の拠点をもつ企業として、個人と組織の時間を効果的に活用できるように全社的にモバイルワークを取り入れています。
エンジニアは裁量労働制のため、出社時間などを決めておりません。毎朝11:15からの朝会には、オンライン・オフライン問わず必ず参加してもらいますが、その他の勤務時間はお任せしています。他にも長野や神戸から業務委託で働いているメンバーもおり、オンラインでコミュニケーションを取りながら、開発を進めています。
拠点が東京にしかなかった頃は、正直ここまで柔軟な働き方ではありませんでした。しかし、拠点が増え、様々な家庭環境を持ったメンバーも増えたことから、働きやすく且つ成果が出る環境を模索していった結果、現在のような形になりました。
ちなみにSQUEEZEでは、東京オフィスを「本社」として区別する考え方をしていません。そのため、リモートワークではなく「モバイルワーク」という表現を使っています。
■リモートワーク(モバイルワーク)の導入は難しいとよく耳にします。導入する中でのポイントはどんな点にありますでしょうか? 1つ目は、なぜモバイルワークできる組織を目指すか目的をしっかり伝えることです。現状どんな課題があり、どうやってその課題を解決し、成果を出していくのか。弊社では代表の舘林がKibelaでドキュメントを共有したり、全体MTGで繰り返し伝えたりしています。
2つ目はツールの整備がとても重要です。Slackをはじめ、ドキュメント、ビデオMTGなどを積極的に利用し、適切なルールを設けて運用しています。最終的に「誰かが知らない情報がない」という状態を作ることがポイントだと思っています。
もう1つ重要なのは「積極的なコミュニケーション」だと考えています。開発チームでは、コミュニケーションのあり方やルールを明文化してKibelaに記載し、オンボーディングの時に共有するようにしています。 チームメンバーそれぞれが 「物理的に離れているけど、それを感じさせないような努力」をしています。目の前にいないからこそ、お互いの努力によってコミュニケーションは成り立つと思います。
当社も、まだトライ&エラーを繰り返しているところです。今後も改善を続けていければと思っています。
■今後、取り組んでいきたいことを教えてください。 現在、宿泊事業社向けのSaaSである「suitebook」では、機能の拡充や外部パートナーとの連携を進めています。また並行して、UI/UX改善、リファクタリングなどのプロジェクトも常に走っています。
将来的にはsuitebookをプラットフォーム化していきたいと考えています。宿泊事業社向けのSaaSであるsuitebookは、宿泊事業の運営を効率よく行えるようにするための機能を備えています。
今後は仕事を求めている地方在住の方と、人手不足で悩む宿泊事業者をつなぐようなプラットフォームとしての役割も担う必要があると思っています。
宿泊事業の人手不足、地方雇用の問題は、日本で最も深刻な社会課題の1つだと思います。お仕事を探している方と人手が不足している企業の両方の課題を解決できるような環境を整えたいという思いがあります。
清掃やオペレーションだけではなく、翻訳、マーケティングなどの仕事も、インターネットを活用すれば、多くの方に活躍していただくことが可能になると考えています。
日本でも様々な規制が整備され、ようやく民泊事業の枠組みができました、民泊も含めた宿泊事業はまだまだ、テクノロジーが活用できる業界です。データの活用、AI、ハードウェアとの連携など、今後大きな変化が起こる業界だと考えています。
■関根さんのCTOとしての役割を教えてください。 私自身の考えとして、エンジニアは事業に貢献してこそ価値があると思っています。CTOとしての僕の役割はSQUEEZEのエンジニアリング力を強化し、事業に貢献できる組織を作ることです。そのためにSQUEEZEに良いメンバーを集め、それぞれの強みを活かせる最高のチームを作り、継続して成果を出せる状態にすることが大事だと考えています。
■SQUEEZEに興味を持っていただいている方にメッセージをお願いします。 SQUEEZEの事業やプロダクトはこれから大きく成長するステージにあります。そこに対して一定の裁量を持ってチャレンジできるという意味では、技術者にとって魅力的な環境ではないでしょうか。
また開発チームも現在は決して大きな規模ではなく、これから組織づくりやチームづくりを経験したいという方には、マッチすると思います。
少しでもSQUEEZEの事が気になる、という方、お気軽にご応募いただけると嬉しいです!
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