こんにちは、スパイスファクトリー(以下、スパイス)で採用広報のインターンをしている村上です。
業務外で勉強したい!と思っても、なかなか時間が取れなかったり、自分一人だと腰が重かったりするものですよね。
エンジニアやデザイナーが多く在籍するスパイスでは、勤務時間内の勉強会がよく行われており、数多くある社内制度の中でも人気を集めています。
スパイスの社内制度ランキングはこちらからご覧になれます。
今回は、スパイスの社内勉強会の1つである「360°研修」がいったい何なのか、どうやって始まったのかについて、深掘りしていきます!
目次
- 360°研修とは
- 360°研修はどうやって始まったのか
- どんな内容?
- さいごに
360°研修とは
360°研修とは、月に1回行われる、ある領域の事業部長やメンバーによる全社向けの講義やワークショップのことです。
テーマは、「エンジニアによる非エンジニア向け開発の知識」「デザイナーによる非デザイナーでも知っておいて欲しいデザインの基礎」など、その領域の専門外のメンバーを対象としたものが多くなっています。
なぜ、専門外の領域を学ぶ必要があるのでしょうか?
スパイスが行っている360°デジタルインテグレーション事業とは、開発だけ、デザインだけ、マーケティングだけ、のように、どこか一つの領域で完結できるものではありません。
1つのクライアントに対し、スパイスに所属する様々な職種のメンバーが働きかけを行うことが基本です。
その際、「エンジニアだから開発のことしか分からなくていい」「デザイナーだからデザイン以外は興味なくていい」というのでは、領域ごとの分断が発生してしまい、ものづくり全体の流れを把握したうえでのサービス提供ができません。
そこで、メンバー1人ひとりが専門外の分野に興味関心を持つよう心がけるとともに、その興味関心を満たす「360°研修」を行っているのです。
自分が普段関わらない領域の知見を得ることで、視野が広がったり、新たな興味につながったりするという効果も期待できます。
360°研修はどうやって始まったのか
スパイスでは、インターン向けにビジネスマナー研修を行っています。
その研修の実施時に、インターンだけでなく、ビジネスマナーを学びたい社員が自主的に参加するようになりました。研修の参加者が増えたことで、研修内容を充実させる動きが始まりました。
どのような内容を学びたいか社内アンケートをとると、英語力や思考術、プレゼンスキルなどのビジネススキル底上げとともに、エンジニアからデザインの基礎が知りたい、デザイナーから開発の工程について教えてほしいなど、多職種の知見を吸収したいという声が多くあがったのです。そこで、研修に互いの領域について教え合う内容も組み込まれるようになりました。
こうして、インターン向けのビジネスマナー研修とは別に、全社向けの「360°研修」が実施されるようになったのです。
どんな内容?
研修の内容は、全社員にアンケートでどんなことを学びたいかを聞き取り、要望の多かったものや必要性の高そうなものから決定しています。
また、講師を務める各事業部には、一方通行の講義形式はなるべく減らし、グループワークやハンズオンを組み込んだプログラムを実施するようにお願いしています。
ただ話を聞く、アウトプットの機会がない受け身の講座だと、せっかく実施しても記憶に残りにくいからです。
グループワークは無造作にシャッフルされたメンバーでグループを組むため、ちょっとしたワークでコミュニケーションを取ることも、部署を越えたつながりをつくるきっかけになっています。
さいごに
今回は、スパイスの「360°研修」を紹介しました。
スパイスは、組織としての「360°デジタルインテグレーター」であると同時に、メンバー1人ひとりも「360°デジタルインテグレーター」になれるよう、努めております。
今後とも、より良い組織になれるよう、試行錯誤を重ねながら前進していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
スパイスファクトリー株式会社世界がより良い方向に向かう"触媒"であることをビジョンとし、他の先進国に比べてデジタル化が遅れていると叫ばれる日本において、より社会貢献性・公共性の高い領域でのDXを促進し、デジタルの力を使っての社会課題解決を目指しています。代表を含めエンジニアが4名で立ち上げ、創業以来5年間、売上高は継続して150%成長。人数も直近1年間で2倍の60名規模になっています。★スパイスファクトリーのコーポレートサイトはこちら★採用についてはこちら