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【社員インタビューvol.18】釣りをしないときでも、釣りの楽しさを。エンターテイメントとしての釣りを目指す。

こんにちは。採用担当の小野です。今回の社員インタビューは、釣りWebメディア『TSURI HACK』編集の岡 真太郎さんです。立ち上げ期から携わり、『TSURI HACK』の成長と共に関わってきました。岡さんが目指す『TSURI HACK』の姿とは?文章内で紹介している『TSURI HACK』記事と併せてお楽しみください!


ーいつ頃から釣りを始めたんでですか?

小学4年生くらいからです。父がやっていたので、その影響ですね。何度か連れて行ってもらって、もちろん楽しかったのですが、すぐにハマった訳ではありませんでした。ハマったきっかけは、ルアー釣りの楽しさを知ったこと。高いゲーム性もそうですが、ルアーという“偽物”でも魚を釣ることが出来る。そんな不思議な所にも、強い魅力を感じました。

ちょうどその頃バス釣りブームもあり、友達とよく釣りに行ってました。自転車で3時間くらいかけて、隣の県の湖まで遠征したこともありました。



ー結構アクティブだったんですね!社会人になってからはどのような仕事をしていたのですか?

映像関係の仕事をしていました。編集プロダクションで映像編集をしたり、制作会社で撮影をしたりと、映像に関するひと通りの業務は経験しました。映像の仕事で楽しかったのは、ゼロから形になっていくところ。また、自分の考えや想いを映像として表現できるところにも魅力を感じていました。映像って、それだけ伝える力が強い。人が言葉や文章で何かを伝えるには限界がありますが、映像は実際に見たこと・感じたことをダイレクトに伝えることができる。その部分に魅力を感じていました。

逆に、記事や文章は制限される中の楽しさがあると思います。制限される中でいかに工夫して、伝えたいことを伝えるか。読み手の想像力にゆだねる糊代が広いのも文章の面白いところですね。


ースペースキーに入社されたきっかけは何ですか?

釣り好きを募集していたからです。選り好みが強い性格なので、仕事も好きなことじゃないとダメなんです。映像の仕事も大好きでしたが、同じくらい釣りも好き。釣り好きを求めていたので、思わず応募していました。

ー映像とWebメディアは結構違いがありそうですが、そこの不安はなかったのですか?

特段、不安はなかったですね。映像と文字で大きな違いはありますが、何かを「伝える」という点では同じです。表現の基礎は映像で培ったものがあったので、手段が違ってもいけるのではないかと。


ー実際にスタートしてみてどうでしたか?


私が入社した当時は、『TSURI HACK』は立ち上げたばかりでした。すでに運営は開始していたんですが、釣りが好きな編集メンバーとしては1人目の配属となりました。初めに覚えたのは、記事とは自分が書きたいものを書くのではなく、大勢のユーザーさんが求めているものを書くということ。何かを伝えることは多くしてきましたが、ここは大きな違いがあると感じました。


ー印象に残っている記事はありますか?

当初に作ったものでは、釣り人あるあるの記事です。(https://tsurihack.com/862)自身の経験をベースに、かなりマニアックな内容に仕上げられたと思います。読者さんの反応も非常に良く、SNSでも「わかる!」と共感してもらえる声を結構いただきました。とても嬉しかったのを、今でも覚えています。

あとは、釣果写真の撮り方の記事とか。(https://tsurihack.com/3842)ユーチューバーさんと一緒に、釣った魚をいかにしてカッコよく見せるかということに挑戦した記事です。「釣れない」という問題を解決する記事が大事ではあるんですが、「釣りって楽しいよね!」という記事も同じくらい大事だと私は考えています。こういう記事があると、例えば釣りに行っていないときでも楽しめる。釣りを長く楽しんでもらには、必要な記事だと思います。


-現在の『TSURI HACK』での仕事について詳しく教えてください!

拡散を狙ったフロー型記事を作るチームでリーダーをしています。各メンバーが仕事をしやすいよう、必要に応じたマインドセットやスキルセット含め全体的にサポートするというのが主な役割です。また、LINE@やFacebookなどSNS配信に関する構成を考えたり。それらの合間に記事の編集もしたりと、幅広く担当しています。



当初は3人くらいだった『TSURI HACK』編集部も、今では8名体制になりました。色々な釣りを経験しているメンバーが集まったので、記事も深堀できるようになったのが大きいですね。『TSURI HACK』編集部は、みんな本当に釣りが好きなんです。自分も好きなほうだとは思っていたのですが、上には上がいるというか…。そういう人が集まっていることは、すごくいい刺激になっていますね。議論も活発になるし、モチベーションも相互に高めあえる理想的なチームだと思います。


-人が増えてやれることも増えたと思いますが、逆に苦労すること、課題になっていることなどはありますか?

最初から変わらないことなのですが、何かをやれば一気に成果が上がるわけではないので、日々の積み重ねがやっぱり大事だということ。そこは人が増えても変わらない、やり続けなければいけないことですね。私の役目としては、みんながパフォーマンスを上げられるように、環境作りをしていくこと。そこは個性的なメンバーが集まるチームだからこそ、難しくもあったりします。目下の課題感は、できるだけ現地で取材を多くできる体制にしたいというところです。機動力を上げられるように、『TSURI HACK』専用車があったらいいなぁ。



記事の観点で言うと、「釣れないと記事にならない」という事態も多く発生します。ここは『CAMP HACK』や『YAMA HACK』と大きく違う部分ですね。生き物を相手にしているので、狙ったとおりの結果が得られない。釣れないと、記事として完成しないんです。この負担がライターさんへいってしまうのは心苦しいですね。そこを解決できるような体制を整えたり、構成の工夫をしたりしないといけないなと思っています。でも、釣れていなくても面白い記事って、なかなか難しいですね(笑)。


-結果によって記事が成立しなくなるなんて!そこは確かに難しいですね。今後、挑戦してみたいことなどはありますか?

釣りメディアの多くは、釣れなかったら意味がない。釣果が着地点になってしまっています。そこも確かに大事なんですが、釣りの楽しさを伝える記事をもっと作っていきたいですね。例えば、先日配信した記事で、釣り好き親子にインタビューした記事があります。(https://tsurihack.com/3805)親子を通して釣りの楽しさを伝える記事なんですが、釣りから遠ざかっていた人から「また久々にやってみようかな」という嬉しいコメントをいただけたりしました。



長く楽しむには、休眠するというタイミングもあると思います。そんなときでも、釣りに少しでも触れていてもらいたい。日常のニュースやエンタメ情報をチェックするのと同じように、『TSURI HACK』を見てもらいたい。釣果や釣りのテクニックだけが、釣りメディアじゃないと思っています。釣れる・釣れないではなく、見ているだけでも楽しい記事を作っていきたい。色々な釣りメディアがありますが、そういう記事は見たことがありません。釣りが日常となるような、ひとつのエンターテイメントになるような取組みをしていきたいです。例えば、釣りのバラエティ番組とか、釣りを気軽に誰でも楽しめる仕組み作りができたらいいなと思っています。


-それは面白そう!期待しています!では最後に、岡さん自身は、釣りとどう関わっていきたいですか?

今はルアー釣りがメインなんですが、釣りを始めた当初はエサ釣りもよくしていました。原点回帰して、そういった釣りもまた楽しんでみようかなと思っています。

私自身は釣りの楽しさを、父から教わりました。釣りの楽しさって、やっぱり人から伝えないと響かないように思います。多くの方が長く釣りを楽しんでもらえるよう、自分自身も釣りを楽しみつつ、その楽しさを発信し続けていければと思っています。



-ありがとうございました!次回のインタビューもお楽しみに!

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