今回の社員インタビューは営業・コンサル・開発の各分野で活躍されている社員3名に、ソフトブレーンへの入社以来、それぞれが歩んできたキャリアステップについて聞きました。
①溝川 良明(入社3年目・営業5部)
Q.入社後半年ほどで西日本企画室に異動されたとのことですが、そのきっかけは何でしたか?
溝川)突然会議室に呼び出され「企画室をやってみないか?」と声がかかりました。突然のことで、本当にびっくりしました(笑)。なにしろ西日本企画室は営業の入り口を作るマーケティングを担当する部署で、営業とは全く違うことをすることになるので・・・。それでも、新しいことにチャレンジしたかったので、挑戦することにしました。
Q.営業5部から西日本企画室に異動してみて、いかがでしたか?
溝川)印象に残っているのは、西日本企画室でマーケティングの仕事をするにあたって他部門との連携が多いことです。これは、営業部門以上だと感じました。豊田さん※や拠点の違う本社営業企画支援部や法務部門(東京)、グループ会社にまで、営業5部の時とは違う関わりが増えました。
あとは、直属の上司が営業部門の人からマーケティング部門の人になったことで、マーケティングならではのモノの見方や考え方も学ぶことができました。これは、当時の自分にとってはかなり良い刺激でしたね。
※ソフトブレーンでは社長であっても「さん」付けで呼びます。
【お仕事中の溝川さん】
Q.今年に入って、再び営業5部に異動したきっかけは何ですか?
溝川)自分で希望を出しました。これもまた、新しいチャレンジをするためです。営業5部は近畿(2府4県)を中心とした西日本エリアの企業をターゲットにしています。さらに今年から、地方開拓にも力を入れていくとのことで、自身の成長をさらに加速できるのではと考えました。様々な先輩にも相談させてもらい、今年の1月からは営業5部として、京都、滋賀、北陸、四国、九州の5つのエリアを担当することになりました。
もちろんのことながら、西日本企画室の時とは働き方もガラッと変わり、週2~3日は出張したり(金沢→福岡→鹿児島)と、色んな地域へ飛び回っています(笑)。今まで培ったマーケティングの知識をフル活用して営業活動の中で活かしていきたいと思っています。
Q.今後のキャリアビジョンを教えてください。
溝川)そうですね、3年後くらいには何らかの形でマネージャーのポジションになっていたいというのは考えています。・・・とは言っても、私自身が入社半年で異動したように、とんでもなく早いスピードで変化していく会社なので、それに伴って選択肢も多いため、自分が将来どうなっているかは想像できないですけどね(笑)。
②佐藤 佑樹(入社8年目・コンサルティング部)
Q.開発希望で入社されたとお伺いしましたが、なぜコンサル職に異動されたのでしょうか?
佐藤)大学時代にプログラミングを行っていたので、開発職を希望しました。入社当初は、製品開発部のカスタマーサポートチームに配属となりました。そこで2年半ほど経験を積んだある日、当時の上司から、コンサルティング部へぜひ加わってほしいという声掛けがありました。やってみようと思い、異動の打診を受け入れました。
Q.現在は、コンサルティング部の中で「プリセールスの専任」ということなっていますが、具体的には、どのようなことを行っているのでしょうか。また、そのやりがいもお聞かせください。
佐藤)プリセールスとは、当社製品のeセールスマネージャーの導入を検討されているお客様に対して、実際に使うイメージを持ってもらうための具体的なデモを作成し、提案支援を行うお仕事です。営業担当者や自分自身でお客様からヒアリングしたこと、お客様の業種・業態から、eセールスマネージャーを使ってどのように課題解決できるのかを実際のシステムの画面を設計して提案しています。
やりがいは、やはりお客様の生の声を聞けること。とても面白いですね。
ーーソフトブレーンでは、エンジニアでも、一時的にコンサルティング経験を積み、再び製品開発部に戻ってくることもあるそうですが、やはりエンジニアでもコンサルタントを経験することは有意義ですか?
佐藤)とても有意義だと思います。開発職だとプログラミングを中心に行うため、どうしても目線が製品そのものに向いてしまいます。しかしながら、コンサルタントを経験すると、お客様の生の声を聴くことができるので、開発において、このサービスは本当に必要なのか、誰のための機能なのかということを、お客様目線で考えることができます。
Q.今後のキャリアビジョンを教えてください。
佐藤)プリセールスの仕事を引き続き行っていきたいと考えております。お客様の必要なものを予め考えて、「カスタマーサクセス※」が実現できるようにこれからも頑張っていきたいですね。
※カスタマーサクセス:顧客の課題を解決し成功に導くこと。
【お仕事中の佐藤さん】
③別府 比呂子(入社19年目・製品開発部)
Q.なぜ品質保証チームを発足されたのでしょうか?
別府)当時、システム開発を経験した後、パッケージ開発に携わっていたのですが、とあるお客様から、クレームがありました。そこで品質を確認してみると、品質劣化が見られました。当時、ソフトブレーンも含め、多くのITベンチャーは品質についてそこまで意識してはいなかったと思いますが、当時の上司と私は「これはまずい!どうにかしなきゃ!」と考え、品質保証チームを発足することになりました.
ーーその中で大変だったことはありますか?
別府)ゼロからの発足だったので、そもそも何から始めればよいのか、どのようにフローを作成すればよいのかという点を考えるのが大変でした。しかし、自分たちが「やりたいこと」と「やれること」を洗い出して、少しずつギャップを埋めるというスモールスタートから開始しました。上司やチームのメンバーと相談して全員が意見を出し合うことが出来たからこそ、乗り越えられたのだと思います。
Q.その後、産休・育休を取得し、復職時はコールセンター配属だったんですね?
別府)復職時、品質保証チームに戻りたかったのですが、エンジニア職はプロジェクトの状況によっては拘束時間が長くなる可能性がありました。私は共働きだったので、夫へも負担がかかるのではないか心配でしたが、当時の上司がそこを気にかけてくれて、わざわざ最寄り駅までどのように復職するのが最もよいのか面談しに来てくれました。そこで話し合った結果、働く時間が決まっているコールセンターが良いのではということになり、コールセンターチームで復職しました。
ーーコールセンターチームでの復職はいかがでしたか?
別府)これまでずっとパッケージ開発や品質保守に携わってきていたので、コールセンターチームに異動してお客様の生の声が聞けたことはとても大きかったなと感じています。また、私はソフトブレーンの産休・育休第1号だったため、会社としても色々と試行錯誤する部分があったかと思います。今では部署異動だけではなく時短出勤や時差出勤、在宅ワークなど、それぞれの社員の事情に合わせて復職できるような仕組みが出来上がっていて、私の復職も参考事例になったのかなと思っています。
Q.今後のキャリアビジョンを教えてください。
別府)中途で入ってくる方々からも様々な知見を頂いてるので、現在行っている品質保守を、より強固なものにしていくために一層携わっていきたいと考えています。一方で、マネジメントも行っていきたいなと考えています。マネジメントでは上司と部下、それぞれが言っていることを理解する必要があります。なので、自分自身の中でこれらを消化できるよう、これからも頑張っていきたいです。
【お仕事中の別府さん】
<今回のまとめ>
溝川さん
・営業職から新たなチャレンジのため、入社半年でのマーケティングへの挑戦を決意する。
・上司が変わったことで、新しいモノの見方や考え方も学ぶことができた。
・今後はマーケティングの知識と経験を武器に営業として新規開拓していく。
佐藤さん
・上司からの要請でコンサルティング部へ異動する。
・コンサルの魅力は、顧客の生の声を聞いて、課題解決のための提案ができること。
・今後もプリセールスとしてカスタマーサクセスの実現に向けて注力していく。
別府さん
・お客様のクレームをきっかけに、0から品質保証チームを立ち上げる。
・産休・育休取得後、復職時はコールセンターへ配属となる。
・上司と部下という異なる立場の意見を取り込めるようなマネジメントを目指す。
<内定者松平のコメント>
異動のきっかけとしては、上司からの声をかけられる場合と自分で希望する場合の両方がありますが、自分の意思さえあれば、新たな職種やプロジェクトにチャレンジできることが分かりました。私も現在はコンサルティング部で働きたいと考えていますが、将来的にやりたいことが変化したり、魅力的なプロジェクトが立ち上げった際には、自ら手を上げたり、積極的にキャリアチャレンジ制度※などを活用していきたいと思っています。
※キャリアチャレンジ制度:必要ポストや職種の人材要件が公開され、社員が自由に応募できる制度