コロナ禍でのインターンで感じたコミュニケーションの重要性

はじめまして。ソフトバンクロボティクス（以下、SBR）インターン生の塚越です。
理学部数学科に在籍しながら、SBRで1年半ほどデザイナーのインターンとして働いています。

この記事では、
インターンを始めたきっかけ、どのような業務に取り組んでいるか、またインターンでの活動を通して身に付けたスキルについてご紹介します。

インターンを検討している皆さんへ参考になる記事になれば幸いです。

インターンを始めたきっかけ

大学入学時からWebサイトやWebサービスを開発するプログラミングサークルに所属しており、プログラミングやWebデザインに触れてきました。その中で、実務でプログラミングや、デザインの技術を培いたいと志し、インターンに申し込みました。申し込んだ際は、まだエンジニアになるか、デザイナーになるか迷っていた時期で、お仕事をさせてもらいながら適性を判断しようと考えていました。

面談でお話しさせていただいた時に、ビジネスにおけるハードスキル・ソフトスキル、どちらも培うことのできる環境が整っていそうと感じ、その場でインターンに参加することを決めました。

SBRでの業務について

SBRでは、ポスターやアイコン、バナー広告、ランディングページのワイヤーフレームなどのデザインに関わる業務や、SEO改善を担当しています。

社員の方の多くは、インターンが学生だからと仕事の範囲を狭めることなく、インターンのメンバーを信じて仕事を任せてくださいます。初めて経験することも多く不安になったり、上手くこなせない時もありますが、メンターさんや社員さん、インターンのみんなが助けてくれます。とても懐が深いです。

そのお陰で他ではできないような様々な経験をすることができました。

SBRでの業務で特に印象に残っているのが、SBRサイトトップに表示されるグローバルナビゲーションのプロダクトアイコンをデザインしたことです。

アイコンデザイン依頼時は、まだプロダクト名がついていませんでした。

プロダクトの概要資料を共有いただき、特長を何度も確認しながら、直感的に分かってもらえるようなアイコンを目指して複数パターン作成。その後、社員さんに確認してもらいながら何度も修正を繰り返し、それが経営会議を通過し、完成したものが現在採用されているアイコンです。

アイコンが完成した時は、リリースギリギリだったので「間に合ってよかった…」と胸を撫で下ろすような気持ちだったのですが、その後、別の業務の際に初めてロボットを見た時に、自分が会社に少しでも貢献できているという実感を得たと同時に、感動と喜びとで胸が一杯だったのを覚えています。

インターンを通して学んだこと

SBRでのインターンを通して様々なことを学びましたが、私の中で一番の学びは、コミュニケーションの大切さです。

少し具体化すると、かっこいいデザインを作ったり、デザインの知識や経験が豊富であることよりも、日常的なコミュニケーションやミーティングが大切であることを学びました。

SBRで働き始めた頃、タイミング悪く新型コロナウィルスが流行し始め、SBRでの働き方もリモートワークへ移行しました。

リモートワークの慣れない中で、一緒に働くメンバーとコミュニケーションが疎遠になり、成果が出せない状況が続いた時期がありました。この理由はコミュニケーション不足がきっかけで齟齬が生まれてしまったためです。

毎朝行われるミーティングや、プロジェクトメンバーとの週次ミーティングで、意識的に会話するようにしたり、こまめにチャットでやり取りするよう心掛けると、以前よりも肩の力を抜いて意見を伝えることができるようになり、高いパフォーマンスで働くことができました。

このような経験から、個々のスキルよりも日々の会話で、いい意味で遠慮や緊張感のいらない関係性を築くことが、チームで一緒に働く中ですごく大切だと感じています。

価値観・認識のズレが生まれてしまうと、一緒に走り出すことはできず、プロジェクトも上手くいきません。コミュニケーションを心掛けていると、次第に共通の価値観を持ち、同じゴールに向かっていける状態を生み出すことができると思います。

コロナ禍でリモートワークが強いられ、自発的にコミュニケーションを取らないといけない状態になりました。そんな中でもオンライン上でのやり取りに工夫をし、オフラインの時と変わらずコミュニケーションを大切にされているSBRの社員の方達には頭が上がりません。リモートワークでも、立場関係なく素直に意見できる環境がSBRにはあります。