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試行錯誤の転職活動でたどり着いた「やりたい仕事」。モノを売る営業からファンづくりをサポートする営業への挑戦

スナップマートではたらくメンバーのインタビュー。初回はオンデマンドチームの八重樫です。営業として9年働いた化粧品業界をはなれた経緯やスナップマートに入社を決めた理由、クリエイターさんに対する想いなどを聞きました。


目次

  1. 前職について
  2. スナップマートとの出会い
  3. 転職への不安
  4. 実際にはたらいてみて
  5. 一緒に仕事をしたいと思う人
  6. 印象に残っている仕事


八重樫紘子
大学卒業後、美容・化粧品業界で営業職を9年経験。2019年10月スナップマートへ入社。


ー長いあいだ化粧品業界で営業をしていたそうですね。

新卒から9年間、化粧品業界で営業として働いてきました。何度か転職していますが、業界は一貫しています。学生時代を振り返ると、最初から化粧品業界を狙っていたわけではなくて、就職活動をしていくうちに少しずつ業界を絞っていきました。きれいになるとうれしいし、ドキドキ感とかワクワク感が詰まっているところに魅力を感じているのだと思います。

転職したのは、もっとお客さま目線を大事にしたいと思ったから。新卒で入った会社は、わりと売上至上主義の会社でした。数字を追うのは嫌いではないけど、お客さんから求められていないときも「新商品が出たから」とこちらの都合で売ることに違和感をもってしまって。

そのときは化粧品業界で転職をしたんです。ブランドイメージを大事にしている企業で、お仕事は好きだったのですが、上の言うことは絶対という社風になじめなくて、次の仕事を探すことにしました。


ー同じ業界内で転職をして、そのあと異業種に来たと。

はい。次の仕事もはじめは業界内で探していたんです。でもだんだん迷いが生じてきて…。転職したとしても取引先はほとんど同じだし、求められることややるべきことも変化がない。「どうして化粧品業界が良かったんだっけ」と改めて考えました。

化粧品は消費財の中でも、特に気分をあげてくれるものだと思っています。化粧品ブランドの持つ世界観を大事にしたい、こだわりを持って商品と真摯に向き合ってる会社を応援したい。そう思って化粧品業界にいたけれど、もう出来上がっているものを守るだけではなく、世界観をつくるお手伝いをしてみるのはどうだろうと気付いたんです。商品を売るだけではなく、もっとお客さんの本質的な課題解決ができるような仕事をしてみたいなと感じて、業界を広げて見てみようと思いました。


ースナップマートとの出会いを教えてください。

マーケティングやWebに興味があったので、Wantedly に登録してチェックしていたところ、スナップマートからスカウトメールが来ました。定型文ではなく、わたしの経験とこれからやりたいことをきちんと読んでメールをくれたと思える文章で好感を持ちました。それでひとまず話を聞いてみることにしたんです。

実際に会って事業内容を聞いてみると、お客さまの本質的な課題解決に今までより深く関わっていけそうだなと。取引先に化粧品関係が多かったことも、経験が活かせそうで安心材料になりました。

まずは話を…と思っていたのですが、ほかに選考に進んでいた会社をお断りして、スナップマートに行こうと決めました。


ー異業界のベンチャーに行くという不安はなかったのでしょうか?

制度面が整っていないのは仕方がないと思っていましたが、上場企業のピクスタが親会社なので安心感が持てました。実際、福利厚生は親会社のものが適用されているし、バックオフィスも親会社がサポートしてくれています。

異業界であることは正直不安でした。でもやりたいことの方向性はマッチしていたし、お客さまに消費財系が多く、前職の経験と重なりがんばれるのではないかと考えたんです。

あとは、メンバーがSNSで「#スナップマートの日常」を発信してくれていたので、社内の雰囲気がつかみやすかったのは大きいですね。入社前にランチする機会もあったので、人間関係は大丈夫そうだなと安心感をもって入社できました。

今でもすごく覚えているのは、初めて話を聞きに行ったときの、代表・岡とメンバーのやりとり。話しぶりから、役職関係なく同じ熱量・同じ目線で仕事をしている様子でびっくりしました。

ベンチャーは社長の想いが強いってイメージがあったんです。社長のやりたいことに対して現場が動いていくっていう。でもスナップマートはみんなが一緒に走っていると感じられました。心配なことはあるけれど、こういう人たちと一緒に働きたいなと思ったし、不安より希望を持てることが多かったので入社を決めました。


ー順調に転職活動が進んで、実際にはたらいてみていかがでしょう。

いざ仕事をはじめてみたら、試用期間でクビになるのではと思うくらいうまくいきませんでした(笑)有形商材しか売ったことがなかったので、無形商材に対する不安は感じていたのですが、想像以上にできなかった。

先輩の村上に営業同行していたので、営業先でなにを聞けばいいかはわかるんです。でも真似して聞いてみたところで、返すための引き出しが全然ないから話を広げることができない。営業というより一問一答みたいになってしまって、自分のことが情けなかったです。

ブレイクスルーのきっかけは、先輩から「SNS 周りの課題からはいったん離れよう。この会社の課題だって思うこと、なんでもいいから考えて」と言われたこと。Snapmartのサービスから離れて、自分が今できる目線で解決できる課題はなにかと考えたときに、突破口が見えました。

即戦力にならなければいけないというプレッシャーもあって、視野が狭くなっていたんです。前職の経験を活かして、消費材系のお客様の課題にあたりをつけて聞いていくと、少しずつうまくまわるようになっていきました。

入社当時は本当に悩んでいたので、今後入社してくる人で同じような悩みを持つような人がいたら、お伝えできることあるんじゃないかな。


ー一緒に仕事をしたいと思うのはどんな人でしょうか。

自分の意思がある人。ある程度想いがあって、その方向性がスナップマートと合っている人は活躍しやすいはずです。

あとは素直な人ですね。立場や役職に関わらずいろんなことを言い合う職場なので、意見を素直に言えて、言われたことも素直に受け止められる人がいいなと思います。安心して意見を言い合える風通しの良さがあるので、思ったことはどんどん発言してほしいです。

みんなで発言して会社としての方針を固めていくので、意思を持って、なぜそうしたいのか考えていくことは、ある意味厳しさでもあります。会社からの指示がないからわからない、動けないという人は苦労するかもしれません。


ー最後に、印象に残っているお仕事ややりがいを教えてください。

クリエイターさんの向けのセミナーが特に印象に残っています。Snapmartで写真を販売するとき、どんな検索ワードをつけたら売れやすくなるかという内容のセミナーだったのですが、素晴らしいなと思ったことが2つあって。

ひとつはわたしも反省させられたことなのですが…セミナー講師は、Snapmartの初期から登録してくれているクリエイターさんで、セミナーの中で「創業者の江藤さんはこんな想いでスナップマートを立ち上げたんです」ということをお話してくださって。

営業のわたしでさえ、その引き出しはなかったなと反省させられると同時に、クリエイターさんが創業者の想いを話してくれるなんてすごいことだと驚いたんです。そこまで熱量の高い人が、社員だけじゃなくてクリエイターさんにもいるんだと思うと、わたしももっとがんばらなきゃと思いました。

もうひとつは、そのセミナーが終わったあとに #Snapmart とかハッシュタグをつけて、「こんな風にしてみました!」とクリエイターさんが続々投稿してくれたこと。それに対して他のクリエイターさんが「こんな # をつけたらどうですか」「こうしてみるのもいいかも」ってたくさんコメントをつけていて、クリエイターさん同士の交流や繋がりをつくれるのはとても素敵なことだと感じました。

ひとりでやっていると、使い方がわからないとか、どこを改善したらいいかわからないとか悩みがちですけど、スナップマートのクリエイターさんはすごく温かくて、自分だけではなくて人とのつながりも大事にしながら、自分の知見をシェアしてくれるマインドがあるんです。そういう出来事を見たときに、この仕事をやっていてよかったなと思います。


(ライター 野口美晴)

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