1
/
5

円谷 賢斗「苦手を克服し、公に向けてエンジニアの魅力を発信していきたい」

SHOWROOMのフロントエンドエンジニアとして働く円谷 賢斗。彼は更なるスキルアップ&チーム開発を求め、2019年9月に入社。エンジニアとしての開発業務にとどまらず社員との交流を兼ねた試みも始めるなど社内の絆を深める役割も担っています。そんな円谷が大切にしている想いやトラウマを克た先の未来とは。

チームで協力し、思いやりあるサービスをつくりたい

すべての人に、夢中を──。
努力がフェアに報われる世界を創る“エンターテインメント×テクノロジー”で世界中に夢中を届けるSHOWROOMのコーポレートサイトには、当社のスローガンやミッション、そして実現したい世界に向けたビジョンがメッセージとして散りばめられています。

このコーポレートサイトのリニューアルをメインで進めたのは、プラットフォーム開発グループで主にSHOWROOMのWebフロントエンドに携わっている円谷 賢斗でした。

2019年9月に入社し、普段はSHOWROOMプラットフォーム内のPlayerが触れるインターフェイスの開発業務を中心に行う円谷ですが、コーポレートサイト開発にも関わるなど第二創業期に突入した当社を支える大役も担っています。そんな円谷は、中学生のころから漠然とエンジニアになる夢を抱いていました。きっかけは塾でパソコンゲームのつくり方を教えてもらったことだったと言います。見る見るうちにハマっていったと笑みを浮かべながら振り返ります。

円谷 「当時ハマっていたゲームは完成図があらかじめあり、効率も考えながらゴールを目指してつくっていくものでした。パズルを組み立てるような感覚で楽しかったんです。ゲームで遊ぶ人の反応を見るのが好きでしたし、影響も見ながら改善していくプロセスにやりがいを感じていました」

そんな青春時代をかけ抜けた円谷は大学卒業後、新卒で広告制作会社に入社し、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせたのでした。

円谷 「新卒で入社した会社では、企業の就職支援に携わり、求人広告やインターンシップサイトなどをつくっていました。エンジニアは私ひとりしかおらず、“ひとりエンジニア”として受託した案件のほかに自社サービスも黙々とつくっていました。エンジニアリングに関する経験や技術力も 当時あまりなかったので、外部の勉強会に知見を求め参加しながら知識を蓄えていました」

しかし、エンジニアとして働く中で、ふと「もっとレベルアップしたい」「ひとりではなくチームで開発したい」という想いが湧き上がってきます。さらに円谷は、自らのエンジニアリングにおけるコンセプトを持っていました。世の中の人々に対して思いやりのあるサービスをつくりたい──

円谷が理想としたのは、つくり手、ユーザーの双方が使いやすいサービスや空間をつくること。当時の職場では軸とのズレがあると感じていた円谷は、アウトプットだけでなく、エンジニアリングのプロセスも重視して新たな職場を探し始めたのでした。

パッションと協調性を持った、レベルの高いメンバーが集まる会社

転職活動を行う中でたまたま出会ったSHOWROOM。20代の自分が今、身を置くべき環境として捉えるようになります。

円谷 「入社してわかったことですが、エンジニアチームは開発をただやっているだけではなく、SHOWROOMというプラットフォームそのものが大好きなんです。その上で自分のスキルを生かして働いていました」

これまでひとりで開発してきた円谷にとって、優秀なメンバーと働けることがやはり大きなやりがいになっていたのです。

円谷 「クライアントサイドを開発していた先輩社員がSHOWROOMの配信サーバーをつくるなど、さまざまな知見を生かして主導で進めている姿には感銘を受けました。その中でSHOWROOMの配信用Webプレイヤーの開発を任せていただきました。 開発経験がない中で任せていただいているのは先輩社員のサポートのおかげでもあり、優秀なメンバーが周りにいる安心感があるからだと感じています。今まで数時間かかってもわからなかったことを、先輩に質問したら、即座に的確な回答をくれる、という恵まれた環境でもあります」

今は変革期かつ一人ひとりが忙しく働いている最中でも細やかなコミュニケーションを取りながら、パッションと協調性を持っている人が集まっている会社だと実感しているとのこと。

円谷 「最近ではチームを細分化し、 配信ルーム内の開発をメインで携わっています。SHOWROOMの軸でもあるので、より良いユーザー体験が生み出されるようにサービスに対するパッションを持った議論がなされています。そんな想いをシナジーにし機能開発を進めています」

第二創業期にジョインしているメンバーとして、SHOWROOMは新たにメンバーをどんどん増やしていきたいと考えていた時期に、円谷はチームで協力し、いわば会社の顔となるコーポレートサイトの作成を率先して進めることになりました。

会社の顔でもあるコーポレートサイト制作で心掛けたこと

コーポレートサイトでは記事の更新や、修正対応なども円谷が担当しています。

円谷 「通常の配信に加えて、SHOWROOMは幅広くエンターテインメント事業を展開していく予定です。そのため配信サイトと似通ったものになるページは避けたいと考えました。そこで既存の当社のイメージを払拭させるようなサイトの作成を意識しました」

しかし、ただの作成では終わらず、セキュリティの関係で複数の手間をかけて進める必要がありました。デモサイトを制作し、SHOWROOMのURLに変更して新しく生成&ローンチするなど数々の手順を踏み、円谷たちは1週間という短期間で完成させます。大変だとは思いつつも、前職時代に経験したクライアントワークとは違ったやりがいを感じていると言います。

円谷 「やったことのない仕事にチャレンジするのはワクワクするので、今回の案件にも率先して手を挙げました。ローンチまでの過程は複雑で大変でしたが、プロセスの中で技術のみならずチームとの連携の仕方など、学びがたくさんありました」

ユーザーが何を考えながら使っているのかを考えるのが好きだという円谷。技術の枠を超えた先に何を生み出せるのか、いつもまだ見ぬ景色に心躍らせながら開発を進めています。

つむログで、交流の場を積極的につくり社内のムードメーカーに

▲酒会の様子

円谷は社員同士のコミュニケーションで利用しているSlack内で、「#つむログ」というチャンネルで発信を始めています。

円谷 「自分が行った飲食店のおいしかった料理をひたすらアップしていくチャンネルです(笑)。写真とコメントをつけながら日々投稿していまして、たくさんのメンバーが見てくれています。 オンライン上でのコミュニケーション以外にも会社の中や、飲食店にみんなで行ってお酒を楽しむ『酒会』というイベントも開催しています。こうしたイベントがきっかけでslackの #つむログ が社内で広がり始めるなど交流のきっかけにもなっています」

過去には料理人になりたいと思っていた時期もあったほど、円谷は子どものころから食べることが好きでした。これはあるドラマに刺激され、自身も台所に立って家族に料理を振舞っていました。

円谷 「初心者の料理人ばかりが集まったドラマで、みんなで力を合わせてひとつの料理をつくり上げていくんです。そのプロセスを見ていてとても楽しかった。料理ってチームプレーが鍵で、チームでひとつのことをやり遂げることへの興味は、このころからあったんだと思います」

今後はエンジニアとしてイベントへの登壇など、公の場で発信することも考えています。先日行った「公開1on1」では、前田から「ラオウ(漫画「北斗の拳」の登場人物)みたいに、SHOWROOMで最強の存在になって!」というメッセージがありました。

円谷 「実は昔からのトラウマで人前で話すことが苦手なんです。でも、発信することに慣れていきたい気持ちがあります。SHOWROOMのチームを、率先して強化していきたい。フロントエンドの技術をテーマに何か話したり、SNSで発信したりもしていきたいですね」

ゆくゆくは、世界で戦えるほどのフロントエンドエンジニアを目指したいと考えている円谷。

社内外への想いやりを心掛けた働き方を軸に、SHOWROOMの第二創業期を盛り上げるキーパーソンになってくれると期待しています。

2020.04.21

SHOWROOM株式会社's job postings

Weekly ranking

Show other rankings