こんにちは!
本日の主人公は、昨年6月に入社し、自動化テストのPMとして活躍しているKENこと中谷健一郎です!
ー早速ですが、IT業界に足を踏み入れたきっかけを教えてください!
きっかけは、20代前半に日本で100円ショップのアルバイトで生計を立てていた時、「こんな体力勝負の仕事はずっとは続けられないな、、」と実感したことでした。
今もなんですが、私のほぼ唯一の趣味がゲームで、当時ゲームクリエイターという職業に興味があったんです。なんで、IT業界に入ろうと決め、未経験OKのIT企業にアルバイトとして就職しました。
そこでゼロから知識を学び、PHPでの開発を続ける中、当時の上司に誘われて転職。
そこでもPHPエンジニアとして、四六時中開発を続ける日々を2年ほど続けた後、マネージャーとしてシステムチーム全体の管理も任されるようになりました。
(本文とは全く関係ありませんが、ある日のランチに向かうKENとZONO、の後ろ姿)
ーその後独立もされてますよね。
はい。PHPエンジニアとマネジメント、両方の経験をある程度積めたタイミングで独立し、個人事業主としてシステム開発のサーバー管理者・開発者として活動してきました。
当時は、食うに困ったら就職すればいいや、という軽い気持ちで独立しましたね。
そこから8年、SHIFT ASIAに入って、久しぶりに組織に属して働いてますね(笑)。
ーベトナムに来たきっかけは何だったんですか?
独立して仕事していた時に受注した案件の一つが、ベトナムでのラボ型開発管理者だったんです。
なので、2015年に渡越し、3年ほどフリーランスでの開発業務に携わりました。
(KENのランチローテーションの1つとなっているCOM TAM屋に到着。※COM TAM:砕き米を炊いたベトナム南部の庶民的な名物料理。炭火焼の豚肉や目玉焼きと一緒に出てくることが多いです)
ーSHIFT ASIA入社の決め手を教えてください!
これまで全く足を踏み入れてこなかった、開発の先のテストに特化している事業形態をユニークと感じたためです。それまでは、開発者として「物を作り上げるまでが仕事」という世界にいて、それが当たり前だと思ってました。
一般的に開発者にとって、テストの位置づけってあまり高くなく、興味を持ち難い分野ですよね。
そんないわば、ソフトウェア開発の中でも地味で目立たないテストを事業の軸に据え、しかも急成長(※)している会社がある、ということに面白さを感じたんです。
※SHIFTは、毎年約150%の売上高成長率を継続しています。
これまでエンジニアとして、ひたすら開発の知識を積んできたのは、どこに行っても食っていけるスキルを身につけ、磨き続けたいと常々思っているからですね。
今は家族でベトナムに住んでますが、将来子供が中学、高校と進学する際、ベトナム国外の学校を選ぶ可能性だってある。そうなると、家族でどこか違う国に住むことも十分ありうるな、と。
そういった時のために、どこに行っても通用するスキルを、可能な限り磨いておきたいという気持ちがありますね。
自分の技術をさらに磨くという意味で、ちょうどテスト回りの知識、スキルを身に着けたいと思ってたところでもあったので、その希望が叶えられる場所はここだと思い、入社を決めました。
技術面ではこれまでの経験を生かすことができ、テスト観点では学ぶことが多い、そんな現在の環境を楽しんでいます。
後、働く環境も自分の中では重要ポイントでした。
前職はベトナムにあるラボの責任者という立場でした。メンバーは30名以上いたのですが、日本人は私1人という環境だったので、やはり孤独を感じることも多くて。
なので、転職先は、一定数日本人メンバーがいて、問題が起きた時に皆で知恵絞りあいながら解決していける環境が望ましいと思ってました。
そういった意味でも、既に10名程の日本人メンバーが揃っているSHIFT ASIAは自分の希望に合致してましたね。
(COM TAMを食べるKENとZONO。KEN曰く、ここのCOM TAMはホーチミンで3本の指に入る美味しさだそう。私も食しましたが、確かにお肉は分厚く、かつ柔らくて絶品でした!)
ーKENさんの現在の仕事内容を教えてください!
現在は、Senior Project Managerとして自動化プロジェクトの管理をする傍ら、スクリプト作成を自分で行っています。
プロジェクト管理は、自動化テスト導入済みの顧客が対象で、保守メンテナンスの段階です。日本本社や顧客と会話をしながら、ベトナム人メンバーのマネジメントを行っています。
スクリプト作成は、自動化導入が決定した顧客が対象です。
具体的な業務は、
1)社内のTest Designerにテストケースの作成依頼
2)テスト作成プログラム言語の決定及び、テスト実行環境の決定
3)必要であればテスト実行環境の構築
等ですね。
現在担当している案件では、スクリプト作成→顧客でのレビューを繰り返している最中です。
スクリプト作成にアサインされているベトナム人メンバーが1名おり、彼の育成も兼ねながら進めています。
前職でも、自分も手を動かしつつマネジメントも行うというスタイルだったので、その経験がここでも生かせてますね。
(お腹いっぱい。オフィスに戻ります。ベトナムはカラフルな建物が多いです。)
ーSHIFT ASIAでのやりがいや魅力を教えてください!
1番に挙げられるのは、やはり自分のスキルを磨くことができる点ですね。例えば前職での使用言語はPHPやJavaだったのですが、現在担当している顧客の言語はRubyのため、スクリプト作成も、Rubyを自分でキャッチアップしながら業務を進めています。
技術面で自分の能力が伸びているという実感があるのは楽しいですね。
プロジェクト管理面でのやりがいは、1つのプロジェクトに最初から最後まで携われる点でしょうか。
顧客への提案、見積作成、計画立案、納品といった、全てのプロセスに密に関わることができる点は、業務委託だった前職とは大きく異りますね。
ーSHIFT ASIAで自動化PMとして活躍したい人へのメッセージを一言ください!!
自動化PMをするうえで大切なのは理解力の高さとキャッチアップの速さですかね。
あと、周りに流されない意思の強さも重要です。