1
/
5

フリーランスがコロナ禍に転職。立ち止まったからこそ見えたこと

こんにちは、4月から中途入社でフリーランスから会社員になった上神です。気持ちだけは20代前半のフレッシュ感満載の新卒の方と同じアラサー男子です。

さて、転職して早2か月が経とうとしています。月日が経つのがあっという間で、ありがたいことに充実した毎日を過ごしています。(超夜行性の自分が毎朝6時に目が覚めるのは、もはや奇跡!)

そもそも転職を決意した理由として、仕事の軸を変えたい、スキルアップを図りたい、など色々と挙げられますが、コロナの影響が大きかったように思います。

「この先、本当に大丈夫なのか——」



2020年2月頃、フリーランスで受注していた案件が立て続けになくなるという悲劇的事実が起こりました。(おそらくコロナは関係なし)

そして、その頃、追い打ちをかけるように、あのコロナがやってきました。

コロナの襲来とともに、不安が倍増し、不安定なお財布事情に拍車がかかるようになりました。

人間にはそれぞれコンフォートゾーンがありますが、今まさにコンフォートゾーンを打ち破る時、いわゆる転機なのかな、とも感じました。(コンフォートゾーン、意味がよく分かってないのにドヤ顔で使ってたことがあります)

ここである決断をしました。そう、タイトルで完全にネタバレしてますが、転職です。

2020年3月、コロナ禍に転職活動



転職を決意したものの、全然思うようにことが進みませんでした。

書いたことのない職務経歴書に苦戦し、面接では自己PRすることに気を取られ、面接官の方に敬語の使い方が雑なことを思いっきり指摘されるなど、20代後半の社会人として恥ずかしい転職活動をした私ですが、

これまで自分が生きてきた中で一番、先行きが見えない現状で、一番に頭を悩ませた時期でした。


転職活動中、テレビやネットのニュースで「コロナの感染者数」が連日取り上げられました。同じ日本で同じ国で、他人事に決して思えないひどい状況に、胸が痛みました。

東京にいる知り合いと連絡を取る機会が増えました。仕事が減り、収入が減った人も数多く見てきました。仕事がなくなる方もいました。

周りの影響や状況の変化もあってか、「もし転職先が決まらなかったらどうしよう…」「そもそもこの時期に転職できるのか…」とマイナス思考になり、負のスパイラルに陥りそうになることもありました。

でも、それでも転職活動をやめることはありませんでした。(厳密にいえば、何回も挫折しそうになりましたが…)

この状況でも転職をやめなかったのは大きな理由があって、それは遠くを眺めて深呼吸をして、その場で”立ち止まったこと”にあると思っています。


”立ち止まった”からこそ見えたこと



よく巷に溢れるビジネス書や自己啓発書では「立ち止まるな」「前を向け」「ひたすら走り続けろ」みたいに書かれていますが、

僕は自分が彼らと違う超凡人であることを自覚しているので、あえて無視してふと立ち止まることを意識しています。
ずっと走り続けると、ガス欠になってフリーズすることも自覚しているので。

灯台下暗しという言葉がありますが、今思えば立ち止まって遠くを眺めたからこそ、身近にある小さな灯りにも気付けたようにも思います。

また、当たり前のことを言いますが、自分の力だけではどうしようもないことは、本当にどうしようもないです。なので、自分が無力であることを自覚すること。無力こそ力なり、です。

少し前に流行ったアドラー心理学が解説されていた『嫌われる勇気』でも書かれていましたが、「自分の課題」と「他人の課題」をしっかりと分離させることも必要で、

あのディズニーの生みの親、ウォルト・ディズニーはこのような名言を残しています。

あなたがやれる最善を尽くしたなら、心配したって事態は良くならない。私もいろいろなことを心配するが、ダムからあふれる水までは心配しない。

要は、何が言いたいかというと、あらゆる環境や情報の変化で先が見えない今だからこそ、自分にできることに集中し、自分にできないことは割り切る力も必要で、

そして、時には立ち止まること、頑張りすぎないこと。

何かに挑戦したくても、別の会社に転職したくても、不安で動けない自分を受け入れることが大切なのではないでしょうか。

あとがき:アフターコロナの(自分の)働き方


ここまで、入社2か月のペーペーの新入社員の僕が偉そうにダラダラと語ってきましたが…

せっかく個人が情報を発信できる時代なので、例え新入社員であっても、もっと気軽に意見を発信しても良いと思っています、個人的には。(会社の規則は守った方が良いですが…笑)

それは、TwitterでもYouTubeでもTikTokでも、プラットフォームは何でも良くて、

それこそ今家にいる時間が長いからこそできることを、個人の力量の中でできることを、少しずつ増やしていければ、各々のスキルアップに繋がりますし、

そして個人のスキルアップは絶対に会社の利益にもつながるはずなので——


会社のために尽くしつつ、空き時間では自分にできることをやる、そして時には立ち止まって休む。僕はこうして2020年を乗り切ろうと勝手に考えています。

最後になりましたが、忙しい皆様、地味に長い文章を読んでいただきありがとうございます。

今後もWantedlyにバンバン記事をアップするつもりなので、どうぞよろしくお願いします。(ブログも書きたいので、会社の公式ブログもしれっと書きます)

そして、TwitterやFacebookでシェアしていただければ、幸いです! よろしくお願いします。

株式会社Shift's job postings
8 Likes
8 Likes

Weekly ranking

Show other rankings