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プロダクトマネージャーを目指すあなたへ!まず読んでおきたいオススメの4冊

最近プロダクトマネージャーを置くスタートアップやベンチャーが増えてきましたが、まだまだ絶対数としては少なく、「プロダクトマネージャーの役割」や「プロダクトをつくる」ということに関しては情報がないのが現状です。

そこで今回は弊社のプロダクト・マネージャーである緒方に「これからプロダクトマネージャーを目指す人」におすすめの本を聞きました!

緒方はシェルフィー入社以前はデザイナーとして働いていましたが、その後リスティング広告運用、オウンドメディア、SEOなどマーケティング全体を担うようになり、現在はプロダクトマネージャーとして戦略策定・クオリティ管理を行っています。

そんな緒方が選定にはかなり苦労したという選りすぐりの4冊をご紹介します。まずは「ド定番かもしれない、、」と前置きしたうえで紹介してくれた1冊から。

1. プロダクトマネージャーの教科書

■読んだきっかけ

プロダクトマネージャーは会社や事業によって、仕事内容や定義が大きく異なります。自分のやるべきことを整理するためにも、まずは世間一般ではどのように言われているのかを理解しようと思って手に取りました。

■響いたポイント

「バランス感を操る」のがプロダクトマネージャーの役割だということを学びました。

プロダクトマネージャーは目線を高くして事業やプロダクト全般を広くみる必要がありますが、同時に目の前でやっていることの一つ一つに戦略がないといけません。時間軸や成長のステージに応じて、リソースの割き方などすべての配分を考える必要があるという点が良かったですね。

■オススメの理由

とくに日本では、プロジェクトマネージャーはまだ一般的な職種ではありません。これからプロダクトマネージャーとしてキャリアを考えている人にとっては、まずやるべきことや考えるべきこと、今自分に足りないものが分かるという意味でおすすめです。

2. ぼくらの仮説が世界をつくる

■読んだきっかけ

タイトルに惹かれました(笑) 今までにない新しいものをつくるときは、理想とする未来と目の前の現実のすり合わせになります。そこで大切なのは「未来はこうあるべき」という考え方ができるかだと思っています。その思考のヒントになればと思って読みました。

■響いたポイント

ものをつくるだけじゃなくて、それをいかに売っていくのかというポイントが斬新でした。著者は「宇宙兄弟」の編集担当の方なのですが、女性に読んでもらいたいと思ったら美容院に宇宙兄弟を置かせてもらったりと、"売り先"や"売り方"の考え方が面白かったですね。

■オススメの理由

全く違う出版という業界における話ですが、プロダクトの売り方を考えるうえでも共通するポイントがかなりあると思います。とくに普段WEBやスタートアップ関連の書籍を読むことが多い方は、全く新しい考え方の視点を与えてくれるという点でおすすめします。

3. トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル

読んだきっかけ

サービスをユーザーにリーチさせるチャネルが網羅的に書いてあったので、「つくる」だけではなく、「売る」というマーケティング的視点が学べるのではと思って手に取りました。

響いたポイント

チャネルを理解したというよりも、チャネルをどう戦略に落とし込んで、優先順位や目標設定をどうするかが勉強になりました。「戦略があってこそのチャネルである」ことを改めて認識させられた本です。

オススメの理由

プロダクトマネージャーというとどうしても「つくる」ことにフォーカスしがちですが、「いかに売るか」を考えるのもプロダクトマネージャーの大切な役割なので、「いかにユーザーに届けるか」というマーケティング要素も欠かせません。

この本はあまり有名ではありませんが、チャネルの攻め方も具体例が多く、ユーザーへのリーチのさせ方はとても勉強になるので、一読の価値があると思います。

4.誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論

読んだきっかけ

自分は元々デザイナーなので、「デザインするってどういうこと?」「ものづくりってどういうこと?」ということを理解したくて読みました。デザインは下手をすると表面的なものだけになりがちなので、本質的にどう考えるかを知りたいなと。

響いたポイント

文中で例えに出てくるのはドアノブなどWEBとは程遠いプロダクトですが、「使いやすさとは何か」「それはどうすれば生み出せるのか」などがしっかりと説明してあり、徹底的にユーザー目線であることの重要性を改めて感じました。

オススメの理由

ものづくりをする人への理解が深まるので、デザイナーやエンジニア出身じゃないプロダクトマネージャーにはとくにおすすめです。一緒に働く人たちの思考法を理解するのは欠かせないと思うので。

またプロダクトの最終的なクオリティやUXを見ていくときにも参考になる点がとても多いと思います。3冊目が「売る」を学ぶ本だとしたら、こちらは「つくる」を整理して学べる本ですね!

おまけ:シェルフィーのプロダクトって?

シェルフィーが対象とする内装業界では、まだまだFAXや電話が主流であり、コミュニケーションミスによるトラブルが日々発生しています。そこでシェルフィーでは内装工事に関わるクライアントと施工会社が情報共有やスケジュール確認、ファイルのやりとりなどをスムーズに行うためのプロダクトをつくっています。

緒方が責任を追う、内装工事に必要なやりとりをWEB上で行える「プロジェクト管理ツール」は以前から登録しているユーザーのみへの限定公開にも関わらず、リリースから5ヶ月で計588社に利用されています!

そして、現在シェルフィーではそんな緒方とともに上記プロダクトを爆発的に成長させる”UI/UXデザイナー”を絶賛募集中です。ITがまだまだ未浸透な業界にWEBを用いて変革を起こすのは代えがたいやりがいがあります!

「ただデザインするだけじゃ物足りない!」「業界で当たり前に使われるようなプロダクトを作ってみたい!」というデザイナーの方、提供できる環境には自信あるので、ぜひこちらから一度オフィスに遊びにきてください^^

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