セプテーニのPR兼、中途採用担当の藤森です!
セプテーニには、セールス、広告運用コンサルタント、クリエイティブ、データ分析など、様々な領域で活躍するプロフェッショナルがいます。
この「Septeni Edge」では、そんな彼らにインタビューし、彼らが生み出すセプテーニのEdgeを皆様にお届けすることで、セプテーニのことをより知ってもらいたいと思っています。
第14回目は、29期上半期プレイヤー賞とWOMAN賞*をW受賞した、第二アカウント本部 シニアアカウントプランナー 丸山留奈をご紹介します!
*WOMAN賞・・・半期に1度「仕事とプライベートを両立し、イキイキと働いている女性」に贈られる社内アワード
丸山 留奈(Maruyama Runa)
2015年セプテーニグループに新卒入社。入社時~二年目までは、コンサルタント職に従事。
三年目より営業職へ異動し、シニアアカウントプランナーとして、大手広告主を中心にプロモーション支援に携わる。
コンサルタント時代と変わった、視点。
――29期上半期プレイヤー賞&WOMAN賞のW受賞、おめでとうございます!受賞が決まったときはどんなお気持ちでしたか?
ありがとうございます!
前回はプレイヤー賞にノミネートされたものの、獲ることが叶わず悔しい思いをしていたので、今回の受賞は本当に嬉しくて。営業へ異動する際に決めた目標のひとつにプレイヤー賞の受賞を挙げていたこともあり、達成することができて少しほっとしています。
――受賞できた要因はどこにあると考えますか?
WOMAN賞を受賞できたのは、シンプルに私がいつも楽しそうに働いているからだと思います。
どうやら私には、どんな場所でも何でも楽しめる才能があるようで、気付くといつも笑顔になっていると言われます。実際仕事は楽しいですし、もしチームの皆も含め、「楽しくできていないな」と思うことがあったら、すぐにその状態を変えるため行動するなど、とにかく受け身にならないようにしています。
またプレイヤー賞を受賞できたのは、過去最高額の大型案件を受注できたのが一番の理由だと思いますが、それを達成できたのは、日頃から社内外含め、自分なりにやわらかいコミュニケーションで課題を抽出し、その度にきちんと応えるように努めてきたことが影響しているんじゃないかなと感じています。
細かいことですが、例えばチャット上のコミュニケーションひとつとっても、送る時間や行間まで相手の快さを考えて送るように意識しています。
――丸山さんはコンサルタントから営業へと転身されましたね。その背景とは?
実は、入社当初から漠然と営業をやってみたいという思いがあったため、自ら希望して異動しました。
コンサルタント1年目のときは主にコンペ案件に携わっていたのですが、2年目は社内向けのメディアセールス担当となりました。
その中で、よりビジネスが生まれる瞬間や、お客様と何か作り上げるような経験をしてみたいという気持ちが大きくなり、それであれば、最もその経験ができる営業へいきたい、と決意しました。
――コンサルタントの経験が営業としての職務に活かされているなと感じる瞬間はありますか?
そうですね、やはりコンサルタントの立場からも物事が考えられるという点は大きいと感じます。
営業としてプロジェクトをマネジメントしていく中で、コンサルタントに依頼をするときに、彼らが進めやすい依頼方法や、逆に共有の必要のない情報の精査もしやすいと感じます。
また、ほころびが起きやすいポイントもわかるので、様々な予防線をはることができていると思います。
――反対に、苦労したことはありましたか?
営業に異動してすぐの頃、お客様とのお打ち合わせである提案をした際に、私の伝え方の問題で、
お客様に「担当を代えて下さい」と言われてしまったことがあったんです。
当時は何がいけなかったのかわからず、戸惑いが大きく、先輩に相談しました。
「私は正論を言ったつもりです」と伝えると、先輩は「それが正しく伝わっていなかったり、お客様の視点でみたときにズレが生じる意見なら、営業として正しいわけではない」と言われてハッとしました。
コンサルタント時代は客観的な視点で「正論」を言うことが正しいだろうと思っていたのですが、営業はお客様と同じ視点からも物事を捉えた上で判断をしなくてはいけないということに気付かされました。
その後、改めてお話をさせていただくお時間をいただき、担当を続けさせていただくことができたのですが、それから視点や意識が変わり、今では非常に深いパートナーシップを築かせていただいていると思っています。
「相手」ではなく、「自分」の中にほころびの要因を探す。
――仕事の中でご自身が大切にしているポリシーはありますか?
まず「楽しく」というのが一番で、あとはミスや何かしらのほころびがあったときは、必ず自分の中に要因を見つけるようにしています。
例えばスタッフの方がミスをしたとき、「なぜミスをしたのか?」というのはミスをしたスタッフの方が考えることで、営業の私が考えなければならないのは「なぜミスをさせてしまったのか?」というところだと思うのです。
自分の中に要因を探すことで気持ちも整理されますし、自分が改善すれば今後同じような問題は起きないと思えるので失敗も怖くなくなります。
また、全員で気をつけていこうというチームの意識改革にも繋がるので、「自責で考える」ということは大事にしていますね。
あとは「明日は明日の風が吹く」ということわざのように、「明日は今日とは別の日だから、クヨクヨしないで笑っていこう!」と、反省はしつつも引きずることなく、気持ちを切り替えるようにしています。
嫌なことがあったときには、よくDaniel Powterの『Bad Day』を聴いています(笑)。
――笑顔で仕事をするために、何か秘訣はありますか?
周りの人に辛そうな姿や疲れている姿をできるだけ見せたくないと思っているので、実はデスクに小さい鏡を置いて、自分が疲れた顔をしていないかどうかをこっそり確認するようにしています(笑)。
そして、どんなに忙しくても時間を作って、毎年3カ国を旅行することも自分の中で決めています。
いい刺激を貰えるし、ワールドワイドに自分を見てみると悩んでいたことがすごくちっぽけだなと思えるし…。気持ちもリフレッシュできて、視野も広がります。
自分を客観的に見るためにも、やはり旅は欠かせません!
営業としてベストの姿は、人と人を「快く繋ぐ」こと。
――丸山さんが思う、営業としての理想像とは?
営業に異動したいと当時の上司に相談した際、「営業ってどういう仕事だと思ってる?」と聞かれ、明確に答えられなかったことが引っかかっていて。一年半営業職を経験し、ようやく自分なりの答えが出せました。
「お客様のプロダクトを一番愛し、プロモーションを心から楽しみ、社内外を快く繋ぐことが営業の仕事」。
コミュニケーションで心を繋ぐ、ということですね。
私が思う最も大切な営業の仕事を言葉にしてみたら、この答えにたどり着きました。
プレイヤー賞の受賞コメントでもこの言葉を言わせてもらったのですが、その後当時の上司に「いい答えだったと思うよ」と言ってもらえて、嬉しかったですね。
――今後挑戦してみたいことや、目指している姿があれば教えて下さい。
この1年は個人として実績を作ると決めていましたが、ここからはチームやプロジェクトを強くしていきたいです。各部署や媒体社とも連携して、もう少し基盤を強固にするというのが今1番やらなくてはいけないことですね。
それから自分のメンバーには、どんなにうまくいっていても自分の仕事を客観的に分析し、常に課題を見出すようにしてもらい、どんどん成長していってほしいと思っています。
「なんとなく今うまくいっているけど、それって何でだろう?」とか「別案件で結果が出ているプロジェクトとは何が違うんだろう?」など、視野を広く持ってほしいですね。
そしてそれを行動に起こしてもらうまでのサポートをしっかりとしたい。
自分自身、過去の上司や先輩から「疑問は惜しまずアウトプットする」「とにかく行動に移す」の大事さを学んできたので、後輩たちにもきちんと伝えていきたいと思っています。
「若いけど強い」。そんなチームを作っていくことが今の目標です。
――最後に、セプテーニはあなたにとってどういう場所ですか?
とても居心地がいいので、「第二の家」のように思っています。
みんな大好きですし!(笑)
私は自分で希望して何度か異動の相談をしているのですが、今まで全部叶えてもらっています。そして異動のたびに新しい発見や挑戦したいことが出てくるので、やりたいことや挑戦したいことがある人は積極的に異動したり行動した方が良いと思います。
手を挙げれば誰でも挑戦できる、そんな自由な社風がセプテーニの良いところですね。
ーー丸山さん、ありがとうございました!
インタビュー・文 藤森