ファッション学校、杉野学園で代表渡辺がAIについて、ファッションビジネスとAIについて、そして私たちカラフルボードが開発するAI SENSYを活用して何をしようとしているかなどについて話をしました。

SENSYは人の感性=センスを解析する人工知能です。例えばある人が洋服を買った時になぜその服を選んだのか、色やデザインが気に入ったのか、好きなブランドだったのか、それとも好きなモデルさんが着ていたからなのか、買うに至った背景を分析することでその人の感性を理解します。そこからその人の感性に合ったその人が欲しいと感じるであろう商品やサービスを提案することができます。

私たちが展開しているサービスの中にパーソナライズDMというものがあります。商品やキャッチフレーズ、DMのデザインや送付の時期など、一人一人に合わせたDMを作り発送しています。採用した企業で売上が150%向上した効果が出たところもありました。

在庫管理のところでは、こういう色やデザインの商品を何着作ったらどのくらいの人が高確率で買うかなども分析できるので、SKUが多く需要予測が難しいと言われるアパレル業においてSENSYの果たす役割は大きいんじゃないかなと思っています。

先生や生徒の方から多くのご質問をいただいてファッション業界におけるAIの関心の高さを実感しました。