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教育に疑問なく生きてこられた私でも共感する、『共育』という価値観とそこにかける思い。

みなさんこんにちは!第13回目の「週刊センセイプレイス」は、センセイプレイス・学生インターンの小林がお届けします。

私は、センセイプレイスの2期生で、偏差値40台から早稲田大学に逆転合格。大学1年生の5月からセンセイプレイスにインターンとして関わり始めました。この約1年半、センセイプレイスにフルコミットしています。

そんな私が今回お話ししたいことは、以下の3つです。

・センセイプレイスでの受験を経て得た早稲田合格よりも大きな収穫

・働くことで感じた人と向き合うことの難しさとやりがい

・センセイプレイスが目指す『共育』のためにできること

この記事を通して、センプレの目指す世界の面白さや、そこで働く人間の熱さを少しでも感じてもらえたら幸いです。

高校受験での挫折。自分の人生に突如として現れた「早稲田」の存在。

私にとって初めての受験は高校受験。地元の塾に通い、飛び抜けてはいないけどそこそこできる、そんな中学生でした。

地元・大阪のトップ校を志したものの合格圏内に入るのは3番手の高校まで。志望校を下げる決意をし、その高校を目指して勉強し続けました。

しかし、冬休みに気を抜いたことで模試の結果は散々。最終的には候補にも入っていなかった5番手の自称進学校を受験し、そこに通うことになりました。

それでも高校生活を謳歌していました。体育祭や文化祭などのイベントを楽しむのはもちろん、アルバイトをしながら好きな映画・テレビや演劇鑑賞を楽しむ自由な毎日。

しかし、正反対に勉強とは無縁の生活を送っていました。高2の夏、周りが予備校や塾に入り始めたのをきっかけに受験のことを考えるようになりました。

志望校は早稲田大学。無謀だと言われても目指したのには理由がありました。

1つは単純に東京という場所に憧れがあったから。映画やドラマ、演劇が好きな私にとって文化の中心である東京は魅力に溢れていました。

もう1つは、私の性格にありました。昔から私の第1印象は『大人っぽい』『しっかりしてる』『賢そう』。しかし、その頃の偏差値は40台前半。周りからの印象とはかけ離れている自分に、嫌気がさしていました。また、幼なじみはみんな、有名私大への進学や海外への留学が決まっていました。

周りの目を気にしすぎていた自分は、周りが思い描く自分と、ありのままの自分の差を受け入れることができず、そんな自分が納得がいく大学は、「早稲田」しかありませんでした。

そして、プライドを捨てきれなかった自分は、早稲田大学を目指して予備校探しをはじめました。

本気で自分の夢を応援してくれる人がいる。

早稲田大学を目指して予備校探しをはじめたわたしですが、かなり難航しました。

予備校に入ったところで早慶クラスになんて入れない、映像授業は絶対に寝てしまう。そんな状態が安易に想像できたからです。予備校探しをあきらめて、私はネットで勉強法を探すようになりました。

この行動が、のちにセンセイプレイスとの出会いを引き寄せることになります。

ある日、いつものようにTwitterで勉強法を探していました。その時、『センセイプレイス』という名前の入ったアカウント数個にフォローされました。

最初は「なんだろう?」と思ったのですが、「勉強法を一緒に考える」というところに興味を持ち、体験指導を受けることにしました。そして、私は体験指導でのある出来事に感動しました。

それは、「偏差値40台から早稲田を目指すこと」を一切否定されなかったということです。

その時は、早稲田を目指してたとはいえ、本気で行けるとは思っていませんでした。最初は目指しつつも、なんやかんやで諦めて志望校を下げるんだろうなとすら思っていました。

しかし、センセイプレイスの体験指導で私の夢を一切否定されなかったことで、「こんな私でも早稲田を本気で目指せるんじゃないか」と思うことができたのです。

そんなきっかけで、私はセンセイプレイスへの入会を決意し、受験勉強をスタートさせることになりました。

「一生学び続けたい」そう思えた大学受験。

スタート時点の私は、偏差値46、勉強時間0。

何からどう手をつけていけばいいのか全然わかりませんでした。

しかし、指導を通じて勉強法を自分で自分にカスタマイズしていくことによって、「何をやればいいんだろう…」「やる気が出ない…」と悩むことはなくなり、「次はこうしよう!」「明日はもうちょっと頑張ってみよう!」と勉強がポジティブなものになっていったのです。

毎日毎日、24時間を徹底的に振り返り、学び方をカイゼンすることで日々成長実感を得ることができました。

そして、受験本番はあっという間にやってきました。受験した大学は10校。しかし、最終日の早稲田教育学部の試験日までに受けた9つの大学は全滅でした。

「やっぱり自分には無理なんだ…」と考えてしまう瞬間もありました。それでも、「最後まで伸びる、だから絶対諦めない」と自分に言い聞かせ、早稲田の教育学部にだけは絶対受かると信じ、諦めずに勉強し続けました。

そして、最後に受けた早稲田大学教育学部は合格。

受験結果は10戦9敗1勝。最後の最後まで諦めないで走り続け目標を達成した経験は一生忘れられません。

「純粋に学ぶことを楽しみ、自分自身をありのままに受け入れ、努力する。」

ということを受験を通して学びました。

合格以上に、センプレに出会った当時のようにだれかと比較して自分を否定したり、期待に応えようと無理をする自分ではなくなったことが何よりも嬉しかったです。

「一生学び続けたい」、心から純粋にそう思えたことが何よりの財産です。



人は変われる。だからこそ自分の可能性を信じること。

上京してすぐにセンセイプレイスの代表でもあり、私の担当センセイでもあった庄司さんに「ぜひセンプレで働いてほしい」と声をかけていただきました。

進学先は教育学部でしたが、正直、教育業界にはあまり興味がありませんでした。しかし、自分の人生を変えてくれたセンセイプレイスとの出会い。サービスを受けた人間として、今度はサービス提供者の側に回れるのはすごく嬉しいことだと思い、働くことをすぐに決めました。

現在は、カスタマーサクセスを行う5sチームのなかで、入会1ヶ月以内の生徒の早期立ち上がりをサポートする"サポーターチーム"をメインに働いています。

サポーターは入会から1ヶ月以内の生徒に対し、Skypeで卒業生という立場からセンプレの使い方を伝えるガイダンスを全4回実施したり、毎月ある満足度アンケートの分析・フォローなど、あらゆる生徒サポートを行っています。

今まで300回以上の面談を実施してきました。この仕事をしていると生徒の顔や声色がどんどんいい方向に変化するのを目の当たりにします。

「この1ヶ月で本当に変わることができました」「自分なんか…と思わなくなりました」「自分で考えて勉強したらとても楽しくなりました」こんな声がたった1ヶ月のセンプレ生活を通じて聞こえてくるのです。

彼らが自分の可能性を信じられたのを感じた時、他人の人生に少しでも貢献できたんだとすごくやりがいを感じます。

もちろん、本気で向き合うのはとても難しいことです。

自分と向き合ってないと他者とは向き合えないことを痛感し、否が応でも自分を知らなければいけない。「人は変われる」ということを生徒に話すならば自分自身も変わり続けなきゃいけない。何から手をつけていいのか分からず、正解もない。もがき苦しむ日々もありました。

サポーター以外の職務も多岐にわたり、学生として学校に通いながら仕事をするというのは凄くハードです。常に学び続けることが必要で、自分の限界を感じることが何度もありました。

しかし、生徒のことを本気で考え、時にはぶつかり、時には涙を流す。そんな場所がセンセイプレイスにはあります。センセイプレイスの全員、最高の仲間たちが「生徒のために」と走り続けている。そんな仲間を近くでずっと見ているからこそ、自分も負けぬように努力することができているし、そんな自分を誇らしく思います。

今でも悩みは尽きませんが、日々成長を実感しながら人の成長や人生にほんの少しの影響を与えられていることは自分にとって自信になっています。

教育は人の人生を変える。だからこそ『共育』を実現する。

受験生と話していると多くの人が"教育"に苦しめられているのを感じます。正直私は教育に疑問をもったり、生きづらさを感じたことはありませんでした。

しかし、教育は人の人生を悪い方向にもいい方向にも変えることができてしまう。

そんな事実に疑問を持っています。

センセイプレイスでの受験を経て、私はいい方向に人生を変える経験をしました。だからこそ、そんな自分の人生を大きく変えたセンセイプレイスとの出会いを多くの人にしてほしいという想いを原動力に日々、働いてます。

そして、センセイプレイスで働くことで自分も他人も素直に受け入れ、いろんなものや人から学びを得られるようになりました。

それまでは人間関係の複雑なもつれの経験から、できる限り他人とはほどほどの距離でいたい、人には興味がないと思っていたのです。

しかし、自分とは違う人の人生を知ることがとても好きだということに気がつきました。

なぜなら自分とは違う人生を歩んできた人から学ぶことはものすごく多いからです。それは年上も年下も関係なく、有名人でも一般人でも変わりありません。

センセイプレイスでは直接会ったこともない、片手で数えられるくらいしか話したことのない、住んでる地域もバラバラ…そんな人たちから学びや感動を得ることができるのです。

センセイプレイスのミッションは『教育から共育へ』。

『共育』とは人と人がフラットに、お互いに学び合い刺激し合える世界。一人ひとりが自分の人生を生きられる世界のことだと私は思っています。押し付けではなくのびのびと。そんな世界になることをワクワクしながら、実現に向けて働いています。

今の私にできることは、一人ひとりの生徒と本気で向き合い、感動体験を届けること。

だからこそ過去でもなく未来でもなく『今』に集中して、『今』を全力で生きることを意識しています。

センプレの仲間たちは皆、妥協をしません。全ては生徒のために。そんな熱い仲間と、『共育』を目指して一緒に働きませんか?

執筆:小林 桜々
編集:高橋 圭佑

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