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大手塾の講師を3年間続けたぼくが、休学して教育ベンチャーで働く理由

みなさんこんにちは!

第12回目の「週刊センセイプレイス」は、センセイプレイス・学生インターンのたけしがお届けします。

ぼくは、大学3年生の2月からセンプレにインターンとして関わり始めました。
現在は大学を休学してセンセイプレイスで働いています。

そんなぼくが今回お話ししたいことは、以下の3つです。

・塾講師バイトで感じた既存教育の違和感
・休学しセンプレで働いている理由
・センプレで働いて感じたこと

この記事を通して、センセイプレイスで働くことの楽しさ・やりがいを知ってもらえれば幸いです。

受験を通してあこがれた塾講師の仕事。でも現実は「マニュアルに沿った指導」

ぼくは大手の予備校で受験生活を送っていました。部活を5月に終えて受験勉強一本に絞ってからは、受験勉強に没頭し、無事第一志望だった早稲田大学に合格することができました。

周りのみんなは「受験勉強は苦しくて、早く終わらせたい」と口を揃えて言っていました。しかし、自分はそうではありませんでした。

ではなぜ自分は楽しめたのか?そう考えると、塾の先生と自分についてくれたチューターのおかげだとわかりました。自分の状況や性格に合わせてやり方を考えてくれたり、受験勉強だけでなく、生活面での悩みを聞いてくれました。そのおかげで、ストレスをあまり感じることもなく、受験勉強を楽しむことができました。

そんな経験もあってか、大学生になってからは塾講師のバイトを探していました。「自分も同じように勉強の楽しさを生徒に伝えたい」と思ったからです。通っていた校舎では事情により働けなかったものの、中学生時代に通っていた塾で働くことができるようになりました。

「自分も憧れの先生みたいに楽しい授業をしよう」

そんな思いを胸に働き始めたものの、徐々に違和感を感じるようになりました。

ぼくが受け持ったクラスは5〜6人ほどの中学生クラス。ただ、彼らの苦手なところや得意な分野は1人1人全く違うし、学力もバラバラ。なのに、授業のカリキュラムは年間を通して既に決まっている。しかも、彼ら自身は「塾に通いたい」という自発的な動機ではなく「親が通わせるから仕方なく来ている」という強制的理由でから通っていたのでした。

生徒自身にやる気はないけれど、親からは結果を求められる。
でも授業は均質化されたものをしなければならない。

最初は意気込んでいたものの、そんな現実に疲れてしまいました。また、ある種の諦めを持ってしまい、自分なりにいい授業をしようとは試みてはいたものの、もやもやとしたものを抱えながら塾バイトを3年間続けていました。

就活をしていて抱えたモヤモヤ。そんな中で出会ったセンセイプレイス。

曜日と時間が固定の中で就職活動をすることが難しく、大学3年次からは就職活動のために長期でバイトを休むことにしました。

そうして就職活動で企業の選考やインターンに応募する中で「学生時代にがんばったこと」を聞かれるのですが、自分は答えられるものが何もありませんでした。サークルもそこそこ、塾バイトも全力でやりきる前に諦めを持ってしまった……。

「こんな自分がそのまま社会に出ていいのだろうか」
「企業で働いたこともなく、やりたいことも特にないまま大学を卒業していいのだろうか」

就職活動をしつつも、そんな思いがずっと頭の中にありました。

「とりあえず実際に企業で働いて見れば何か見つかるかもしれないし、学生時代頑張ったこととして話せるかも」という理由で、長期でのインターンを探していました。
無事にインターン先が決まり、とりあえずはそこで頑張ろうと思っていました。

しかし、そんな矢先に友人から

「教育系ベンチャーでのライターとか興味ない?」

声をかけられたのです。大学2年次から趣味でブログをやっていた関係でライター業にも興味があったので、インターンは決まったけれど、とりあえず話だけでも聞いてみようと思ったのがセンプレとの出会いでした。
最初はそんなに乗り気というわけではなかったのですが、実際にオフィスを足を運んで代表の庄司さんと話していく中で

「まさに自分が感じていた違和感を解決してくれるサービスだ」

と衝撃を受けました。生徒1人1人に合わせてカスタマイズしたコーチング指導を行っていて、しかも生徒自身がやる気でないと入会を受け付けていない。

「ここなら生徒一人一人に合わせて指導ができるし、センセイもとても楽しく働ける」

センプレのサービスや理念に賛同したぼくは、決まっていたインターンに断りの連絡を入れ、センプレで働くことを決めました。

最初はライターだけだったものの、「就活をしているけれど、休学を考えている」ということを話すと、「じゃあうちでがっつり働きなよ」と言っていただき、当時発足したばかりのコンサルチームで働くことになりました。

※コンサルチームとは、生徒の体験指導から入会に至るまでのフローをサポートするチーム

全ては”感動体験を届けるために”


そうしてぼくは、

①コンサルチームでの体験指導
②LINE@で配信するメルマガの作成、運用
③ブログチームの画像編集

と色々なチームにまたがって仕事をしています。

そして、全チーム共通して意識していることは「今やっていることがユーザーのためになっているのか?感動を与えられているのか?」という部分。

塾では決められたマニュアル通りに授業をしているだけでよかったけれど、センプレはその逆。
ある程度のマニュアルはあっても、あくまでマニュアル。
生徒1人1人に合わせて、話す内容などは変わるし、マニュアルそのものも更新していく。

体験指導で話す内容はもちろん声のトーンや、メルマガでの文字の置き方などとても細かい部分までこだわって仕事をしている人たちばかりで、その意識の高さや学び続ける力に圧倒されることが少なくありませんでした。

今までそうした熱量高く行動するコミュニティがなかった僕にとっては、その熱量の差についていけず、正直苦しかった時期もありました。
だけど「ここで諦めたりしてしまえば、休学した意味がなくなる」と思い食らいついて行きました。

そうした中で体験指導を実施した生徒から、
「勇気を出してよかった。これからの受験勉強に希望を持てた」
と言ってくれた時は本当に嬉しかったし、諦めずによかったと思いました。

生徒に感動体験を与えることは僕が働いていた塾では考えられません。生徒1人1人にカスタマイズし、生徒の主体性を大切にするセンプレだからこそできることだと思います。

本気で向き合える仲間と環境。大学生でも圧倒的に成長できる。

センプレに関わるようになってもうすぐ1年が経とうとしていますが、今までの大学生活の中で一番濃い1年間だったと思います。周りには学年関係なく熱量持って働いている仲間がいるし、フラットになんでも話を聞いて相談に乗ってくれる。

就活をしている中で感じた違和感をそのままにせず、立ち止まって休学してよかったと本当に思います。
「目の前のユーザーのため」を考え続けることで、自分自身も今までにないほど成長できました。

休学期間は残り半年ですが、残りの大学生活もセンプレに関わり続けて、自分自身も学び続けて行きたいと思っています。

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