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3社のインターン経験を経て、教育ベンチャーに休学生活をささげるぼくの決意。

ぼくは今まで、3社の企業でインターンをしてきました。

社員3人の化粧品ベンチャー、IT系ベンチャーでのエンジニアインターン、某有名人材会社のマーケティングのお手伝い等、「色々な会社で働いてみたい」という思いから、季節ごとに働き先を変えていきました。

そんな中、2018年9月。

ぼくは、他に掛け持ちして行っていたインターンや自身のブログ運営などすべての活動を停止させて、この「センセイプレイス」1本で働くことを決意しました。

ということで今回の第9回週刊センセイプレイスでは、そんなぼくのストーリーを中心に以下の3つについてお伝えしていきます。

①ぼくが受けてきた教育とセンセイプレイスとの出会い
②2社で掛け持ちインターンをする中で生まれた迷いと決断
③センセイプレイスで熱量高く働ける理由

この記事が、「センセイプレイス」を知るきっかけとなれば幸いです。


「自分の頭で考える」ということをしてこなかった中高時代

中学時代のぼくは、一般的に見ていわゆる「優等生」と言われるような存在でした。

親や先生の言うことは聞くし、授業中に発言だってする。成績はいつもほぼ5だったし、学級委員や部活の部長も務めていました。先生たちからも信頼されていたように思います。

至って順風満帆な人生でした。周りからもそう見えていたように思います。

でも、ぼくはそんな人生とは引き換えに、1つ失った能力があります。

それは、「自分の頭で考える」という能力でした。

その頃のぼくには、「自分の考え」がなかったのです。

先の事例を逆に言うなら、ぼくは親や先生の言いなりだったし、授業中に発言をすれば成績が取れたので手を挙げた。学級委員や部長だって、周りから良いとされているからこそ務めた役割だった。その結果、言うことの聞く生徒が先生に好かれるのは当然だった。…

「世の中には正解がある」

そうやっていつも過ごしてきましたし、いつだって先生や偉い人の言っていることが正義でした。

高校生になっても、相変わらず「自分の頭で考える」能力は欠落していました。

そして、高校に入り、みるみる成績は下がっていきました。塾に通わなくなったぼくは、勉強における頼りどころを失い、成績を上げる方法が全く分からなくなってしまったのです。

クラスビリは当たり前で、偏差値も40程度。加えてバンドばかりやっていたぼくは、先生からしたら本当にお粗末な高校生だったように思います。

しかし、そんなバンド活動を終えたぼくは徐々に予備校へ行くようになり、一種予備校の勉強法が正しいと信じて、ひたすら勉強をしていきました。結果、なんとか力技で青山学院大学へ合格することに。

ですが僕は、前述のように「自分の頭で考える能力」を持っていませんでした。そんな、なんとなく煮え切らない思いで、青学へと進学することとなったのです。

大学1年時のボランティアで感じた「自分の考え」の大切さ

晴れて大学へ入学したぼくは、「仲の良い友達が入っていた」という理由や「面白そう!」という理由から、国際ボランティアサークルに入りました。

そして、そこで集まったメンバー14人で、インドネシアへ。具体的な内容としては、「2週間、経済的に困難な家庭に赴いて家を建てるお手伝いをする」という内容です。

そんなインドネシアで行われていたボランティアの最中、メンバー間でお互いの思ったことを書いて手紙を送り合うという企画がありました。

そこで、仲の良いメンバーからの手紙に、こう書いてあったのです。

「けいちゃん、もっと自分出せよ!」

ここでぼくは気づきました。なんとなく常に自分が煮え切らないのは、「外部からの正解を求め、自分の頭で考えていないから」だということが、そのときようやく分かったのです。悔しいけど、20年近く生きてきたぼくにはそれが現実でした。そのときハッキリ言ってくれた友人には、今でも本当に感謝しています。

それからぼくは、自分の小さい脳みそなりに「自分の頭で考える」ということを試行錯誤していきました。
今まで興味のなかった本を読みだしたり、企業でインターンをしたり、旅をしたり、ライブをしたり、色んな人に会ったり、ブログを立ち上げたり……。

そして大学2年・3年と時が流れていき、4年を上がるタイミングで、ぼくは「将来の選択肢をもっと知りたい」と考え、1年間の休学を決めました。

そんな休学1ヶ月目の2018年4月。

当時「エンジニアになりたい」と思っていたぼくは、エンジニアのインターンを中心にとりあえず20社以上のIT系企業へ連絡を取り、10社以上の企業と面接や面談をさせてもらっていました。

そんなせわしない日々の中、友人から、こんなお誘いがあったのです。

「けいたろうさ、ライターとか興味ない?」

結論から言うと、正直ライターにはあまり興味がなかったです。笑

文章を書くことは好きでしたが、それなら自分のブログで書いていけば良いと思っていたし、ましてやそれが「教育系のサービス」というところにもいまいちしっくり来ませんでした。

こと「教育」ということに関してはあまり思い入れはないし、勉強も苦手だし、塾講師や家庭教師すらやったこともない、自身の経験から良いイメージはなかったからです。

しかし、まだまだ色々な人の話を聞いている途中。せっかく話を聞かせてもらえるチャンスがあったので、すぐに「話聞かせて!」と言いアポイントを取ってもらいました。

こんな当たり障りのない会話から、ぼくとセンセイプレイスの出会いは始まったのです。

センプレの「教育」に対する価値観への衝撃

数日後、カフェにて学生の採用担当者と話をすることに。

しかしぼくは、良い意味で期待を裏切られました。

ぼくは自身の経験から、決して中高時代の学校や先生を恨んでいるわけではないですが、無意識に現代の教育に対する疑問を心の中で抱いていました。そしてなんとなく、過去の自分と同じようにもがいている人の手助けになれれば良いなと思っていた時期もありました。そういうコンセプトでブログを運営している時期もあります。

けど、正直無意識に諦めていたのです。なんとなく「教育なんて変えられないだろ」と思っていました。

でもセンセイプレイスは違いました。ぼくと似た価値観をさらに磨き上げたような想いを持って、教育を変えるために本気で動いていたのです。

「自分の頭で考えることの大切さ」はもちろん、
「先生がいう正解を生徒に求めるのではなく、先生と生徒が共に考えて歩んでいくあり方」
「そしてそれを強制ではなく対話の中で自然と気づかせ、生徒自身が徹底的に日々を改善させる」
など、自分にとって新しいことだらけでした。

そんな価値観に感銘を受けて、ぼくが無意識に思っていた「教育に対する考え」を半ば引き出されたような感覚になりました。

しかし、正直まだ色々な企業を見ている最中。即決することはできなかったので、担当者の方には「1週間考える時間をください」と言いました。ですが、正直ぼくはワクワクした気持ちでいっぱいで、今思えば無意識に働くことを決めていたように思います。

そして2018年5月。正式にライターとしてセンセイプレイスで働くことになりました。他にも選択肢はありましたが、ライターを選んだのは、自身のブログ運営経験が活かせるだろうという理由からでした。


2社で兼業しているうちに生まれた迷いと、センプレにフルコミットする決意

と言っても当初は文字通り「ライター」としての参加だったので、オフィスに来るのは週に1度あるMTGのときのみ。それ以外はリモートで記事を納品するだけで、正直業務委託にも近いような状況でした。

さらに、ぼくはもう1つ別の会社でもインターンをしていたので、センセイプレイスと直接関わるような機会は少なかったように思います。

しかしそんな少ない機会の中でも、徐々に顔を出していくにつれ、僕はセンセイプレイスの熱量の高さやスピード感、チャレンジできる環境、働いているメンバーなど様々なものに惹かれていきました。

そして、大学に入ってから1つのことに長く没頭していたことが無かった僕は、「このまま全て中途半端に過ごしていたら何も変わらない」と言う思いもありました。

そんな迷いや葛藤を経て、ぼくはもう1つお世話になっていたインターン先を辞め、センセイプレイス1本で働くことを決意したのです。


働けば働くほど分かる、センセイプレイスの熱量の高さ

それから僕は、
①ブログチームのライター
②Webマーケター
という立ち位置で働かせてもらっています。

毎日オフィスに訪れるようになり、以前では感じられなかった、皆の熱量の高さに毎回刺激を受けるようになりました。

また、個性豊かで刺激をもらえるメンバー、手を挙げればチャレンジさせてもらえる環境、圧倒的な熱量の高さ、また直接生徒と関わる機会もなく異色な立場ではあるぼくでも、悩みや思ったことを打ち明けられるフラットな雰囲気。

こんなに恵まれた環境は他にないほど、ありがたい環境で働かせてもらえています。

「これだけ恵まれた環境で本気になれなければ、所詮自分はその程度」そんな思いで毎日自分を奮い立たせていたりもします。笑


センセイプレイスが、「必ず」日本の教育を変える。

センセイプレイスは、今までの教育を”必ずひっくり返すと信じています。

しかし、それを実現していくには、まだまだ仲間が必要です。

センセイプレイスを通じて、日本の教育を変えていく。

「生徒一人ひとりと一緒に考えていき、生徒主体で学習するための伴走をしていく『共育』スタイル」を広げていく。

そんな熱い体験を、熱い仲間と一緒にしませんか?


執筆:三浦 慶太郎

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