2017年中途入社のクリエイティブディレクターとテクニカルマネージャー・人間中心設計専門家に聞いてみた!経験豊富なデザイナーがエスディーテックを選んだワケ。【前編】
エスディーテックのリクルーターの中村です!
当社では、経験豊富な中途入社のUIデザイナーが多く活躍しています!
今回は、昨年、中途入社したクリエイティブディレクターとテクニカルマネージャー兼人間中心設計専門家の2名にインタビューしました。様々な企業で経験を積んできた2人が、当社を選んだワケや、今の仕事の面白さをお伝えしたいと思っています!
永野さん、神田さん、本日は、どうぞよろしくお願いします!
エスディーテックに入社するまでの略歴を教えて頂けますか?
【永野】私は大学時代に工業デザイン(プロダクトデザイン)を学び、新卒で家電メーカーにプロダクトデザイナーとして入社し、デザイナーとしてのキャリアをスタートしました。しばらくして、グループ企業の移動通信端末メーカーに異動し、そこでUIデザイナーに転身しました。当時90年代後半は携帯電話がレンタルからパーソナルなモノになり 、ポケベルやショートメールでの非音声コミュニケーションが盛り上がり、iモードの登場などで、GUI(画面デザイン)の重要性を強く感じましたね。約12年勤め、情報機器メーカーに転職しました。映像機器やPCアプリケーション、ドライバーなどのGUIデザインを担当しました。その後、管理職となりデザインマネジメントへ業務領域を拡げました。約10年勤め、通信キャリア に転職しました。当時、ユーザーエクスペリエンスデザイン部門を起ち上げるとのことで、UXデザインディレクターとして参画し、お客様の体験価値向上を目指したUXデザインに取り組みました。5年ほど経験し、2017年7月にエスディーテックにジョインしました。
永野さん、ありがとうございます!神田さん、これまでの略歴を教えてください!
【神田】僕は、大学では工業デザインを学び、卒業後はデザイン事務所に就職し、工業デザインではなく、ユーザインターフェース(UI)デザインに17年間携わりました。当時はUIの使い勝手の重要性が認識され始めたころで、様々な機器のUIデザインに取り組みましたね。携帯電話やデジタルカメラ、AV機器などのコンシューマ機器のUIデザインもしましたし、ATMや券売機などといった公共端末のUIデザインもしました。分析装置や、医療機器などのような一般の人が使わない機器のUIデザインも行いましたね。そして、2017年5月に、エスディーテックに入社しました。
エスディーテックとの出会い、入社理由について教えてください!
【永野】最初の出会いは、約20年前です。ガラケー時代で、当時、今のエスディーテックにいる方々と「3Dレンダリングエンジンをケータイに搭載して、3DのGUIを作ろうか」という話をしていたんです。その人たちがエスディーテックを創ったというのは風のウワサで聞いていました。その後、前職時代の喧嘩仲間(笑)が、エスディーテックに入社し、「デザイナーを増やしていきたい」という話をもらったのがきっかけです。
入社を決めた理由は、当時、設立2年ほどのアーリーベンチャーであり、手がける事業や今後のビジネス展開などを聞いていくなかで、将来性を感じたことや、立ち上げ期という事業フェーズとその時期のベンチャーで働くことに、とてもワクワクしたからです。大きな会社ではなかなかスピード感を持って進めることが難しいところもあるんですよね。かつてはいろんなことができた大企業も、どんどん決まりごとが増えて、自由にできなくなっていくというような...。エスディーテックであれば、デザイン組織らしいクリエイティブな雰囲気の中で、スピード感を持った仕事がやれそうだと思いました。
【神田】僕は、流れるようにスムーズに合流しましたね(笑)。前職では、自分で仕事を生み出したり、取ってくることも大事だったので、展示会に行くなどして、いろんな人と情報交換をしていました。エスディーテックはUIをやっている会社というのは、もともと頭に入っていて、何回かお話をしていく中で、エスディーテックの良さどんどんわかっていった感じです(笑)
前職でも、UIデザインを専門にしていたのですが、デザイナーとして「最終的なモノづくりに関わっていきたい!」という思いが強く、エスディーテックならそれが実現できると思ったので、入社を決めました。僕は人間中心設計専門家ですが、リサーチや分析だけではなく、デザイナーとして「モノを作りたい」という思いがあります。
また、自社でソフトウェア開発をしている点も、いいなぁと思ったところですね。良い製品を作り、広く世の中に製品を提供をしていくというのは、ビジネスとしても魅力を感じたし、「多くの人の役に立てる」という意味でも興味が湧いたんです。元々、デザイナーを目指した動機が、「モノ作りが好き」で、「人の役に立ちたい」というのがあったので、自社ソフトウェアによって多くの人の役に立てることは、とてもしっくりきたんですよね。
それぞれ、今の仕事内容を教えてください。
【永野】HCDプロセスには、4つのステップがあります。 クライアントの実態を把握し、課題を定義して、 その解決案を考えて、それを検証するという流れですが、上流のところから関わることが多いですね。私たちのクライアントである自動車業界は、「自動運転」「コネクテッドカー」など、今までの自動車業界の常識が大きく変わる転換期にあります。ですから、より上流のところから一緒に考えて欲しいというリクエストをいただくので、そういう仕事がメインになっています。
【神田】僕も、同じような仕事内容です。当社はソフトウェアの会社ですが、「デザインエンジニアリング」といって、デザイナーとエンジニアが一体となって課題解決をする手法をとっています。デザイナーとしては、ソフトウェアのUIデザインだけでなく、「なぜそのようなソフトウェアを作るのか?」「どういう人がそれを使うのか?」というところがとても重要になってきていて、お客様からも根拠のある説明を求められることが多いですね。
(後編につづく)