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なぜ私たちは、採用選考で社員全員と会ってもらっているのか?

こんにちは、HRの千田です。採用と組織づくりとSteamのゲームが大好きです。

わたしたちLAPRASでは、原則として選考で全ての社員と会ってもらうというプロセスを実施しています。

現在LAPRASの従業員は26名。そのうちひとりでも「この人と働くことに不安がある」という意見があった場合、改めて深く確認しても不安が払拭されなければ、どんなに優秀なスキルを持っていたとしてもオファーを出さないことにしています。

採用には「選考のスピードを早めよ」というセオリーがあります。あえて手間も時間もかかるやり方をしているのには、LAPRASとして大事にしたい理由があるためです。

こういった選考プロセスをとっている会社は少ないので、候補者の方も戸惑われることがあると思います。なぜ全ての社員と会っていただいているのか、説明もかねて記事にします。

LAPRAS側の大切な理由、4つ

1, 情報はオープンであるべきだから

LAPRASでは、「給与情報」と「1on1の内容」の2つの情報以外は、持株比率から残キャッシュまで全て社内で公開しています。社内の情報は誰でもアクセスでき、同等に共有されるべきだと考えています。その一環として、どんな人が加わる可能性があるのか、お人柄も含めてメンバーは知ることができます。

2, チームを尊重しているから

LAPRASでは、年齢や役職による上下関係を設けていません。私たちはチームとして、互いに尊重しあえる関係を大切にしています。もし、そんなチームに一度も会ったことがない人がいきなり入ってきたら違和感を感じるメンバーもいるはずです。チームを尊重するからこそ採用は全員が責任を持つべきであり、責任に伴って決定権や拒否権も与えられるべきだと考えています。チームに新しいメンバーを加える際には、チームの総意による承認をもって決定するべきだと私たちは考えています。

3, メンバーが「この人を信頼する」と意思決定することが重要だから

LAPRASでは、プロフェッショナルなメンバーが裁量と自発的な動機を持って行動しています。チームは「この分野に関してはこの人に任せる」と信用しているので、任されたメンバーは安心してチャレンジができます。また、誰かが困難に直面したり協力が必要なときには支え合う必要もあります。私たちが考える「信頼する」とは、その人を信じて任せ、いざという時には必ず助けるという覚悟を持つことです。LAPRASのメンバーは、採用したからには信頼し支えることを約束します。そのために、チームメンバー全員が「この人を信頼する覚悟があるか」意思決定することが重要だと考えています。

4, カルチャーを重視しているから

LAPRASには、「アンチ労働集約」「推計より計測」「LEANに実行する」といった、少し変わったバリューがあります。人間はそれぞれ異なる価値観を持っています。LAPRASでは同じ価値観のメンバーを集め、その価値観に基づいたスタイルで仕事ができることで、ストレス無くパフォーマンスが出しやすいチームを作っています。価値観が合わないとどちらも不幸になってしまうため、メンバー全員で価値観を確認しています。


お弁当を食べたり、お茶をしながらカジュアルな雰囲気でお会いしています

候補者側に大切にしてほしい理由、3つ

1, 嘘が無いか見極めて欲しい

よくあることですが、面接官は自分たちの会社のことを魅力的に言いがちです。体裁よく見せておいて「入ってみたら想像と違った」と思われるのはお互いに不幸になってしまいます。さすがに全員がいる場では普段の空気が漏れ出ますので、メンバーの振る舞いや顔色、発言などリアルな雰囲気を感じていただけると思います。ぜひ、疑いの目を持って見極めていただければ幸いです。

2, 自分の価値観とマッチしているか確かめて欲しい

LAPRASは独特の企業文化を持っています。毎日みんなでランチを食べに行く習慣を大切にしていたり、上下関係なく議論したり、全員で採用活動をしたり、花見やスカッシュしたり、自己主張が強くお節介だったり。人によっては、合わないと感じる方もいるかもしれません。実際に日常的に行われるコミュニケーションを目にして頂くことで、ご自身に合うチームか見極めて頂きたいと思っております。

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3, スムーズに活躍できるように

新しく入る会社では馴染むまでに時間がかかります。「Work Rules!」によると、何もしなかった場合、新入社員が持っているパフォーマンスを8割発揮できるようになるまでに3ヶ月、ほぼ十分に活躍できるようになるには6ヶ月かかるそうです。新入社員が積極的なフィードバックを求めれば、1ヶ月で8割、3ヶ月でほぼ一人前として活躍できるというデータがあることから、フィードバックを得やすい環境を作ることが重要であると言えます。当然、入社後の定期的な1on1などオンボーディングも行っていますが、入社する前から顔見知りが揃っていてSlackなどでコミュニケーションが取れる環境を用意することで、入社時にはすでに自分はチームの一員であるという感覚を持ってもらえるようにしています。これによって日常的にフィードバックを求めやすくなるはずです。


歓迎会やボードゲームイベントなど、交流できる機会も用意しています

LAPRASは、選考のプロセスや組織づくりなどこだわりを持ったアプローチで取り組んでいます。特徴的な機能もいくつかリリースに向けて準備を進めており、プロダクトも実際に目にしていただければ驚かれることが多い特徴的なサービスです。

LAPRASが、普段どんな働き方をしているのか?どんなことを考えてやっているのかなど、少しでもLAPRASに興味のある方はぜひ気軽にオフィスに遊びに来てください!

毎月プレミアムフライデーに、TGIFというボードゲームイベントもよくやっていますので、本当に遊びに来ていただくだけで大歓迎です。(ドミニオン, マジックザギャザリング, パンデミック,枯山水,カルカソンヌ,スタータップス,ポンジスキームなどあります)


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