こんにちは。
SCIENメンバーインタビュー企画を担当する松本です!
この企画では、SCIENにどんな人がいるのか。そして、どんな仲間と、どんな風に成長していけるのか。そんなリアルで等身大のストーリーをお届けします。
今回ご紹介するのは、技術への好奇心を起点にしながら、その先にある“価値の届け方”まで自然と視野を広げていく荒木さん。
大学から情報分野に入り、自分でアプリを作り、長期インターンで開発を経験し、今はSCIENで要件定義や設計に携わりながら、営業にも挑戦しています。
自分が作ったものが、誰かに届いて、実際に使われて、価値として残ることをとても大事にしている。その視点が、言葉の端々から伝わってきました。
エンジニアとしての強さと、枠にとらわれない柔軟さ。その両方を持つ荒木さんの魅力を、今回はじっくりお届けします!
◆ 「大学から情報に入った」── でも、気づけば自分で作る側に回っていた
Q1:まずは簡単に、ご経歴と今やっていることを含めて自己紹介をお願いします
荒木さん:
今は東京科学大学の情報理工学院情報工学系で学んでいて、研究室ではグラフニューラルネットワークを使った研究をしています。
具体的には、レコメンドシステムみたいな領域で、ユーザーに対してより精度高くおすすめを出すための研究をやっています。
SCIENに入る前は、Web系の開発をしている会社で長期インターンをしていて、だいたい1年弱くらい関わっていました。SCIENに入ったのは去年の8月〜9月頃で、今は画像から異常を検知するプロジェクトに入っています。
そのプロジェクトでは、最終的に先方にWebアプリとして納品することを見据えて進んでいて、自分は実装だけではなくて、要件定義やデータベース設計みたいな部分も担当しています。
なので、ただコードを書くというよりは、「どういう形で作るべきか」とか、「どういう構成だと運用しやすいか」とか、全体を見ながら進めることが増えてきた感覚があります。
ー すでに「実装」だけでなく「要件定義」や「設計」のレイヤーまで任されていること。学生インターンという枠に収まりきらず、“どう作るか”だけでなく、“何をどう届けるか”まで考える立場にいるのが、荒木さんらしさです!
◆ 「なんでこんなに倍率が高いんだろう?」── 興味の入口は、意外とミーハーだった
Q2:そもそも、なぜ情報系に進もうと思ったのでしょうか?
荒木さん:
もともと理系に進むこと自体は決めていました。ただ、最初から「絶対に情報をやりたい」と思っていたわけではなくて、受験の段階ではそこまで明確じゃなかったんです。
学部をいろいろ見ていく中で、うちの大学だと情報系だけ倍率がすごく高くて、他の学部が2〜3倍くらいだったのに対して、情報系は8倍くらいあったんですよ。
それで「なんでこんなに高いんだろう?」って気になって調べたのが、最初のきっかけでした。
調べてみると、やっていることも面白そうでしたし、今後の社会でも必要とされそうだなと思って、「じゃあここに行ってみようかな」と思った感じですね。今振り返ると、最初の入口はかなり素直な興味だったと思います。
人気があるから逆に気になった、という意味では、ちょっとミーハーだったのかもしれません(笑)
最初から強い志望理由があったというより、気になったから飛び込んでみた。そこから少しずつ、自分の中で面白さを見つけていった感じです。
ー "倍率が高いから避ける"ではなく、"なんでそんなに人気なんだろう?"と気になって飛び込んでいく。自分で興味を掘り当てて、そこから深めていける人は強いですね。
◆ 「授業だけだと、何に使えるのかわからなかった」から、自分で意味を作りに行った
Q3:大学で情報を学び始めてから、どうやって今のように実践的な力をつけていったんですか?
荒木さん:
プログラミングは大学から始めました。
授業の中でHTMLみたいなものを触ったり、基本的なことを学んだりはしていたんですけど、最初の頃は、正直「これが実際に何に使われているんだろう」と思うことも多かったです。勉強している内容が、実際に社会でどう活きているのかがあまりイメージできなくて、意味を見失いそうになった時期もありました。
だからこそ、「じゃあ自分で使い道を作ってみよう」と思ったんです。
授業で学んだことをそのまま受け取るだけじゃなくて、ちゃんと何かに活かしてみたいなと。そこから、自分で作ってみたり、長期インターンに行ってみたり、少しずつ“実際に動くもの”に触れる方向に寄っていきました。
自分の中では、勉強が好きというより、勉強したことが現実の中でどう使われるのかを見るのが好きなんだと思います。
たぶん、そこでようやく「面白い」と思えるタイプなんですよね。
だから、知識そのものより、それが価値になる流れに興味があったんだと思います。
ー 学ぶこと自体が目的ではなく、“使われる形まで落とし込みたい”。
この発想があるから、荒木さんは技術を単なる知識としてではなく、価値に変える手段として捉えているのだと思います。
◆ 「あったら便利」で終わらせなかった── アルバイト先の課題を、自分でアプリにした
Q4:実際に「使われる形」に落とし込んだ経験などはありますか?
荒木さん:
アルバイトをしている中でシフト調整アプリを作成した経験があります。
シフト調整って意外と手間がかかるじゃないですか。管理する側も大変だし、出す側も出しづらいし、全体の流れとしてあまり整理されていない感覚があって。
それで、「こういうのをアプリにしたら便利なんじゃないか」と思って、自分で作ってみました。Webアプリとして作って、スマホからログインして、管理者が「このシフト募集しています」と出して、それを見た人が「入りたいです」と出せるようにして、最後に管理者側で調整できる、みたいな仕組みです。
もちろん、最初から完璧にできたわけではないですし、調べながら、試しながらという感じでした。でも、自分の身の回りにある不便を、自分の手で少しでも良くできるかもしれないと思えたのは、かなり大きかったです。
それがきっかけで、「自分は作ること自体よりも、困りごとを仕組みで解決することに面白さを感じるんだな」と思うようになりました。
ー "こういうのあったらいいのに"で終わらせず、"形にしたい"と思い有言実行する。荒木さんは、単に「コードを書ける人」ではなく、不便を見つけて、構造化して、使える仕組みに変えられる、貴重な人材です!
◆ 個人開発の限界を知ったから、実務に行きたくなった
Q5:インターンに進んだのは、どういう理由だったんですか?
荒木さん:
自分で作るのはすごく面白かったんですけど、やっぱり個人でできることには限界があるなとも感じていました。
特に、ちゃんとした環境でサービスを作るとか、クラウドを使うとか、ある程度の規模感で運用を考えるとなると、個人だとどうしても難しい部分が多いんですよね。コスト的にもそうですし、扱える範囲にも限界がある。
もっと大きな規模で開発してみたいとか、実際の現場でどういうふうに進んでいくのかを知りたいと思って、長期インターンに入りました。
単に「もっと技術を勉強したい」というよりは、現場の中で技術がどう使われているのかを知りたかったというのが近いです。
実際に入ってみると、自分一人で作るのとは全然違って、チームでどう進めるかとか、何を優先するかとか、そういう視点がすごく必要なんだなと実感しました。
個人で作る楽しさはもちろんあるんですけど、やっはり誰かと一緒に、現実の課題に対して、ちゃんと使われるものを作ることに面白さを感じるタイプなんだと思います
ー 夢や理想だけでなく、「個人でやれること」と「組織の中でやれること」の違いをちゃんと見ている。その積み重ねが今、SCIENでの要件定義や設計への挑戦につながっているのだと感じました
◆ SCIENを選んだ理由は、「ここなら自分に合いそう」という感覚だった
Q6:数ある環境の中で、SCIENに入ろうと思った決め手は何だったのでしょうか?
荒木さん:
きっかけはGCIの途中で流れてきた寿司パの案内で、そこでSCIENの方と話す機会があり、興味を持ちました。
特に柳下さんとたくさんお話をし、数学のバックグラウンドも強く、話していて純粋に面白かったんです。SCIENでしていることにも興味が持てて、「この人たちのいる場所って、たぶん自分に合うんだろうな」という感覚がありました。
自分は、割といろんな分野に興味を持ちやすいタイプなんです。
良く言えば好奇心が広い、悪く言えばいろんなことに手を出したくなるタイプというか。
いろんなバックグラウンドの人がいて、その時々でやりたいことに挑戦しやすそうなSCIENの雰囲気がすごく合っている気がしました。
最初はエンジニアとして入りたいと思っていたんですけど、入ってみたら展示会にも出られるし、営業にも関われるし、やろうと思えばどんどん広げられる。
そういう意味で、SCIENは「最初に思っていたよりもずっと自由度が高い場所」でしたし、その自由度が今の自分にはすごく合っているなと思っています。
ー SCIENを選んだ理由は単なる企業比較ではなく、人との相性と、場の空気に対する直感。これは曖昧に見えて、実はすごく本質的な判断基準だと思います!
◆ 要件定義をやるようになって、「全体を見る」感覚が変わった
Q7:SCIENに入ってから、成長したと感じることは何ですか?
荒木さん:
一番大きいのは、やっぱり要件定義や設計に関わるようになって、作業全体を見る視点がかなり変わったことだと思います。
前よりも、「どこがボトルネックになりそうか」とか、「どういう設計にすると後が楽か」とか、先を見ながら考えることが増えました。
それまでは、どちらかというと「作る」に意識が寄っていた部分が大きかったんですけど、今は「何をどう作るべきか」を考える時間が増えたので、視点がだいぶ変わった感覚があります。
あと、展示会や営業の場に出ることで、相手の悩みを聞いて、その場で「こういうことができるかもしれない」と考える力も少しずつついてきた気がします。
もちろん、まだまだだなと思うところも多いです。
特に、そこから具体的な提案に落とすには知識が足りないなと思うこともありますし、画像処理系などはもっと勉強しないといけないなとも感じています。
でも、前より確実に「技術だけ見ている状態」からは抜けてきていて、相手の課題から逆算して考える力はついてきたかなと思います。
ー "できていること”だけで終わらず、"まだ足りないところ"までちゃんと見ている。
荒木さんはSCIENの中で、単なる実装者から、課題解決の起点になれる人へと着実に進んでいるのだと思います。
◆ 「知らない技術を知るのが面白い」── ワーキングアウトラウドにも表れる姿勢
Q8:普段の技術キャッチアップや、SCIENでの学び方について教えてください
荒木さん:
新しい技術を知るのは結構好きなので、時間があるときは見ています。
最近はXを見ることも増えましたけど、もともとはYouTubeとかUdemyとかを使って勉強していました。
SCIENに入ってからは、周りの人がいろいろな技術を共有しているので、「こういうふうに技術の情報を追うんだな」と日々参考にしています。この情報を共有する文化が自然にあるので、自分でも面白かったものはできるだけ共有しようと思って心がけています。
SCIENに入ってわかったのが、周りの人がすごいんですよね。それぞれの分野で強みを持っている人が多いので、自分が知らないものに触れる機会がすごく多いです。
そういう意味でも、SCIENはただ作業をする場所というより、刺激を受け続けられる場所だなと思います。
自分ひとりで勉強していたときよりも、「面白いものに出会う頻度」がすごく増えた感覚がありますし、それを見て終わりじゃなくて、「じゃあ自分はどう使えるかな」と考えるクセもついてきた気がします。
そういう環境にいられるのは、かなりありがたいです。
ー 荒木さんはただ受け身で情報を消費するのではなく、面白いと思ったものを拾い、自分の中に取り込み、周りにも共有していける人です。そんな人がSCIENにはたくさんいます!
◆ 研究、開発、営業。全部をつなぐのは「価値を届けたい」という感覚
Q9:最後に、これからSCIENに興味を持つ方々へメッセージをお願いします
荒木さん:
SCIENは、ひとつのことだけをやりたい人にももちろん合うと思うんですけど、それ以上に、「技術は好きだけど、その先も見てみたい」と思う人にはすごく合う環境なんじゃないかなと思っています。
エンジニアとして入りたい人でも、実際に入ってみると、開発だけじゃなくて、展示会に出たり、営業に関わったり、いろんな方向に広がる可能性があります。
もちろん、自分から動くことは必要ですけど、そういう挑戦を受け入れてもらいやすい空気があるのは間違いなくSCIENの良さです。
研究も、開発も、営業も、一見すると別のものに見えるかもしれないですけど、自分の中では全部「相手に価値を届ける」というところでつながっています。
なので、もし「技術を学びたい」だけじゃなくて、「その技術がどう使われるのかまで見たい」と思う人がいたら、SCIENはかなり面白い環境だと思います。
ひとつの肩書きに閉じこもらず、自分の興味や強みを広げていきたい人は、ぜひ一緒に働きましょう!
荒木さんのいちばんの魅力は、技術を“知識”としてではなく、“誰かに届く価値”として捉えていることだと思います。
SCIENには、こうして好奇心を行動に変えながら、自分の枠を少しずつ広げていく人がいます。荒木さんのように、「技術の先にある何か」を見たい人は、ぜひ一度飛び込んでみませんか?
次回のインタビューも、どうぞお楽しみに!