こんにちは。
SCIENメンバーインタビュー企画を担当する松本です!
この企画では、SCIENにどんな人がいるのか。そして、どんな仲間と、どんな風に成長していけるのか。そんなリアルで等身大のストーリーをお届けします。
今回ご紹介するのは、高専→編入→大学院というユニークなキャリアを歩みながら、研究・プロジェクト・PM・そして営業まで──“幅”を武器に走り続ける高橋さん。
その原動力は、「社会に還元したい」という、まっすぐな想いでした。インタビュー中も印象的だったのは、言葉の端々に滲む「思考の深さ」と「誠実さ」、それでいて引き込まれるような明るい雰囲気のある、ギャップが魅力です。
そんな高橋さんのストーリーを通して、SCIENという環境の魅力もお伝えしていきます!
◆ 「高専から始まった」——“遅れてハマった”からこそ強い、学びの加速
Q1:入社前・現在やっていることを含めて、自己紹介をお願いします
高橋さん:
入社前からお話すると、もともと高専の電気情報工学科にいて、5年生まで通っていました。そこからもっと学問を深めたいと思って、大阪公立大学の情報工学課程に編入しました。さらに研究を深めたく、そのまま大阪公立大学の情報学研究科に進学しています。
研究ではある程度成果も出せて、学会にも複数回参加し、国際学会にも1回参加しました。学問は統計学が好きで、統計検定も取得しています。
SCIENに応募した理由は、「技術って結局どう使われてるんだろう?」とか、「社会に還元するにはどうすればいいんだろう?」が気になっていき、インターンを探し始めたのがきっかけです。データサイエンス系で探していたらSCIENがヒットして応募しました。
今はプロジェクトにも関わりつつ、営業もやっています。
— いきなり情報量が濃い……!“学生インターン”の一言で想像していた枠を軽々超えてくるのが高橋さん。研究×実務の両輪で走っているのが、最初の自己紹介から伝わってきました。
◆ 「苦手だったのに、気づいたらのめり込んでいた」——逆転の学び方
Q2:そもそも高専に進んだ理由はなんですか?最初から情報が好きだったんですか?
高橋さん:
実は最初から情報が好きだったわけじゃないです。親が電気工事士っていう影響もありつつ、中学生の頃から理数が好きで、高専なら活かせると思ったのが理由でした。
でも入って最初は、正直情報は苦手でした。そこから授業じゃなくて自分で勉強し始めて、楽しさが分かってきて、徐々にのめり込んでいった感じです。情報の楽しさに気づいたのは高専の4〜5年くらいですね。
電気コースと情報コースがあったんですけど、電気コースが思っていたより“現場寄り”で、自分は「頭を使って広い範囲に影響を与えたい」のような気持ちが強かったので、情報を選びました。
— “苦手だったものに後からハマる”って、実はすごく強いと思っています。好きで始めた人の強さとは別に、自力で苦手をひっくり返した人の強さがある。高橋さんはまさにそれでした。
◆ 「研究室みたいに準備してしまう」——営業で直面した“別世界”の壁
Q3:営業に挑戦しようと思った理由は?最初はどんなイメージでしたか?
高橋さん:
営業経験は全くなかったです。でも最終面談のときに「営業の適性あるかも」みたいなことを言われて、その時は「え、ほんとに?」と疑ってました(笑)
ただ入って段々と話を聞く中で、営業に興味が湧いてきたんです。自分が想像してた営業は、プロダクトの良さを他社比較しながら説明していくイメージでした。
しかしSCIENの営業は、明確なプロダクトがあるわけではないので、相手が求める本質的な課題を捉えて、どこで価値を出せるかを一緒に描く感じなんですよね。だからこそ難しいし、ソリューションが本当に大丈夫なのか、と思われないようにするトーク力が必要だと学びました。
— “売る営業”じゃなくて、“一緒につくる営業”。高橋さんの言葉の節々から、SCIENの営業がかなり高度なコミュニケーションで成り立っているのが伝わってきました。
◆ 「準備しすぎると、説明したくなる」——“学会発表”からの脱却
Q4:営業で一番苦労したことは何ですか?
高橋さん:
自分は昔から準備していく性格なんですけど、営業では「考えずに行った方がいい」と言われ、そこがギャップでした。
スライドは用意して、軸も立てていくんですけど、ヒアリングしたら前提が違ったりする場合もあります。
準備しすぎると「説明したくなる」から、作ったスライドは見せなくていい、飛ばしていいと教わり、臨機応変な対応の重要さを知りました。
学会発表って、準備すればするほど良いじゃないですか。だから最初は「学会発表してるみたい」って言われました(笑)
— これ、めちゃくちゃリアルでした。真面目で誠実な人ほど“準備の呪い”にかかりやすい。でも高橋さんは、その壁を「苦労してる」と言いながら、ちゃんと正面から越えに行ってるんですよね。
◆ 「営業とPMは、必要な説明が違う」——“成果がない状態でイメージさせる力”
Q5:営業とPM(定例など)の違いって、どこにありますか?
高橋さん:
PMの定例だと、作ったものとか結果があるので、説明しやすいです。スライドに沿って説明すればよかったり、質問が来たところを分かりやすく返す、みたいな。
でも営業は、結果や作ったものがない状態なので、相手にいかにイメージしてもらえるように説明するかが必要になります。そこが大きく違うと思います。
ー “成果がない状態で未来を描く”って、言うは易しでめちゃくちゃ難しい。高橋さんが営業で鍛えているのは、まさに「想像を共有する力」なんだと思います。
◆ 「社会に還元したい」——原点は“地元・愛媛”への想い
Q6:SCIENに惹かれた理由、そして“社会還元”への想いを教えてください
高橋さん:
自分は将来的に、地元の愛媛でDXとか地方創生をしたい、っていう話をカジュアル面談でも話しました。愛媛出身で、ITの遅れみたいなところが生じているのを感じていて、そこを埋められるような人材になりたいなって。
若者が離れているとか、インフラが整っていないとか、働きにくさの要因って色々あると思うんですけど、その中でITやAIで埋められる部分があると思うので、その助けになりたい、という気持ちがありました。
ただ、地元を離れて大阪に出たことで、地方創生の実現の難しさに直面し、自分のやりたいことをどう叶えるかを日々模索しています。
— 理想だけじゃなく、現実の難しさも含めて向き合っているところがより信頼感に繋がっていますね。
◆ 「敢闘賞」受賞の裏側 —— 目標がないのに、走り続けた理由
忘年会で高橋さんは「敢闘賞」を受賞しました!おめでとうございます!
Q7:受賞した時はどんな気持ちでしたか?
高橋さん:
自分なんだって、驚きの方が強かったです。自分としてはまだまだ足りないと思いながらやっていたし、「目標があって頑張った」みたいな感覚があまりなくて、やり続けた先にいただいたものです。
普段怠けたりやる気が入らない時でも、メンバーは周りがハイレベルな人が多いので自然とやる気に火がつき、走り続けられました。また、SCIENのタスクをしていると、ただ、がむしゃらに頑張るのではなく「いかに効率的にするか」、を考えなければならない。
敢闘賞では、このような今までの積み上げと頑張りが、結果として評価されたのだと思い嬉しかったです。
— 受賞を“自慢話”にせず、淡々と「驚き」と言えるところが高橋さんの誠実さ。でも、周りから見ると納得しかない受賞でした!静かに積み重ねて、気づいたら結果を出しているタイプですね。
◆ 「わかりやすく説明する力」——SCIENで育った“伝える技術”
Q8:SCIENに入って成長したことは何ですか?
高橋さん:
一番意識しているのは、いかに分かりやすく説明するかです。AIの知識がない人にも分かってもらえるか、常に考えています。
田端さんや大山さん、他のメンバーも皆さん説明が上手で、学んで勉強させてもらっています。
あとは、SCIENには色々な学部・研究科から来てる人が多いので、「こんな考え方があるんだ」、と様々な角度からの視点が増えたのも大きな学びになっています。
今までは自分の考えに固執しがちでしたが、SCIENに入り色々な刺激を受け、視点を広げ、それを営業や先方様とのセッションでの説明力に繋げられていると思います。
— “説明力”って、スキルでありながら人格も出ると思っていて。高橋さんの説明は、相手の理解を置き去りにしない。話していて、信頼が生まれる話し方なんです!
◆ 「他のメンバーにない強み」——最適化アルゴリズムという武器
Q9:高橋さんならではの専門性・強みって何だと思いますか?
高橋さん:
研究内容でいうと、自分は最適化アルゴリズムをやっているので、その辺は他のメンバーにはあまりいないと思います。SCIENにはCV系が多かったり、そもそも情報じゃない人もいるので。
学部の研究室ではクラスタリングや協調フィルタリングが基本だったんですけど、4年生になって先生が増えたタイミングで、最適化アルゴリズムの先生を選べる機会があって、そちらの道へ進みました。きっかけは国際学会に力を入れている先生だったから、というのも正直あります(笑)
ですが学んでみたら、新幹線の形とか風力発電の形とか、社会実装に近いところにも最適化が使えると知って、面白さが増しました。
— きっかけ正直ですが、結果としてその分野にちゃんと意味を見出して深めているのが高橋さんらしい。選択に対して「後から責任を取る」タイプの強さですね!
◆ 未来の仲間へ ——「学ぶだけで終わらせない」ために
Q10:最後に、これからSCIENに興味を持つ方へメッセージをお願いします!
高橋さん:
学生の時って、学ぶだけで終わってそのまま社会に出る人も多いと思います。でもSCIENに入ると、技術がどう社会で使われるのかをイメージできるし、論文をもとにロジカルに実装していく経験もできます。
先方様のことを考えて実装しているのは、他と違うところだと思います。さらに魅力的で、様々な分野の人がとにかく多いです!是非一緒に働きましょう!
— 技術の話をしているのに、最後は“人”に着地する。高橋さんが見ているのは、いつも“社会”と“人”なんだと思います!
高橋さんのすごさって、「地味な積み重ねを、毎日ちゃんとやる」ところにあります。
そして何より、「社会に還元したい」という想いが、ずっと背骨として通っている。
この“背骨がある人”は、強いです。
次回も、SCIENのリアルな魅力をお届けします。お楽しみに!