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デザイナーの就活体験記録【内定者ブログ】

はじめまして!
23卒、SAKURUGから内定をいただきました、牧野里帆です。

私は現在桑沢デザイン研究所に通っており、春から晴れてwebデザイナーとして働かせていただきます!
学校では紙媒体からwebコンテンツまで様々な領域のデザインについて学んでいるデザイン学生です。好きなことは手を動かすこと。絵を描くことも立体を作ることも大好きです。


今回のブログではそんな私の、就活についてお話しさせて頂こうと思います。

デザイナーの就活って、ぶっちゃけどうなの?

私が就活をはじめる時にまず抱いたのはこのような疑問と不安でした。
業界によって選考の時期も選考方法も様々ですが、身内にデザイナーがいるわけでもない私にとってそれはまさに未知の領域。
ポートフォリオの制作も手探りで、過去の自分にしっかり作品制作と撮影をしてくれと後悔したのも一度ではありません。

それでもなんとか、SAKURUGから内定をいただくまでにいたった私から、僭越ながら就活中のアドバイスを…..させていただきたく思います。
これから就活を控えている学生の皆様へ、少しでも参考になれば幸いです。

突然ですが私は、今までの人生の中で大きく挫折をした経験がありませんでした。
もしくは、挫折した経験を挫折と思っていなかっただけかもしれませんが…。
つまり、就活あるあるともいえる「あなたの挫折経験はなんですか?」に対するエピソードがなかったのです。
そんな私が人生で初めて、「あ、これが挫折経験かぁ」と感じたのがまさに就職活動だったと思います。

選考に進んだ企業は多くなく、10社程度でした。中でも最終選考まで進んだのは3社。クリエイティブな業種の選考には実技課題が含まれることが大半で、一つ一つの選考に時間がかかる印象があります。
自分がつくった制作に、正解や不正解をつけられる機会は多くありません。デザインやアートは明確な正解がないからこそ進化し続けるものだと思います。
そんな制作に、わかりやすく「否」をつけられるのはなかなかに心臓を小さくさせる経験でした。

まさにSAKURUGの選考を受けるまでの間に、私は人生最大の挫折経験を味わうことになったのです。

最終選考まで進んだ企業からお祈りメールが来た時、自分の将来への不安に苛まれました。本当にデザイナーになれるのか自問し、自信も無くなって、迷った私はまず一人カラオケに駆け込みました(笑)
3時間ぶっ通しで歌って、その時はデザインのことなんて何も考えないで、とりあえず不安を声に出して消化させたかったのだと思います。
ストレス発散法なんて人それぞれですが、私の場合は大声を出すというなんとも安直なものだったのですね…。

そして、帰ってからはずっと手を動かすことにしました。
趣味のイラストを描いたり、学校の課題に没頭したり。
これも私にとって一種の発散方法で、どれだけ嫌になったとしても手を動かすことはやめられないんだと実感しました。
やっぱり、何かを生み出す誰かになりたいと、改めて自分のやりたいことを思い返す良い機会になったと思います。

もしかしたら就活で、何の壁にぶつかることもなく立ち止まることもない人がいるかもしれません。
ですが、私はここで一度壁にぶつかって立ち止まることができて良かったと思います。
それはSAKURUGという、私をデザイナーにしてくれる会社と出会うことができたから。
そして、自分のやりたいことに改めて向き合うことができたからです。
「否」をつけられても、頑張りたいと思えたからです。

やはり私にはアドバイスなんて、そんな大したことは言えません。
ですが、そんな挫折経験を経てもなんとか自分の夢を叶えることができた学生がいることを、頭の片隅にでも置いてもらえればと思います。

最終的にはきっと精神論ですよね。(ここまできて笑)

就職活動を、ただ苦しくて苦い経験と思わず自分を改める最良のタイミングだと捉えることができたら、少しでも気持ちが軽くなるのではないでしょうか。

長くなってしまいました。
ここまで読んでくださった方が、納得のいく道に進まれることを祈っております。

そして私も、SAKURUGで精一杯頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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